side漣
守鶴の尾獣化をした漣はスサノオを武装し、攻めを守鶴に、防御をスサノオに担う形にした。
「やるぞ、守鶴。」
守鶴「フンッ」
守鶴は腕を前に突き出し、その腕をとろかせ、ルーミアをおおうように砂の城を作った。さらには砂の城には模様がつけられていた。
ルーミア「くっ!」
守鶴「磁遁・呪印砂漠城!」
模様の付いた砂の城は完成したかと思われたがそのとき!
砂の城が真っ二つに割れ、ルーミアが出てきた。
ルーミア「なめるなぁ!」
しかし、砂の城を出るのに相当の妖力とスタミナを使ったのか、それとも闇の鎧武者で相当の力を使うのか息も切れ切れだった。
「守鶴。お前の砂であいつの腕をおさえれるか?」
守鶴「アァン!?誰に口聞いているんだ!この俺様ができねぇわけねぇだろ!」
「そうか、なら頼む。」
守鶴は砂を使いルーミアの腕をつかんだ。
ルーミア「ぐっ!」
そしてその瞬間、漣はスサノオの太刀で鎧武者を切った。
ルーミア「がああああっ!」
鎧武者は消え、ルーミアは倒れ、同時に漣のスサノオと守鶴も消えた。
漣は歩きながらルーミアに近づいていく。その瞬間、
「!!」
何者かに蹴られ、転がりながら吹っ飛ばされていく漣。
???「この子にとどめ刺されると私が困るのよ。」
その声は10年前によく聞いた、漣が負けたこともある知っている声だった。
漣は何とか体勢を立て直す。
「オリフィア・・・」
オリフィアの顔には熊取ができており、それは仙術を手に入れていた証拠であった。
「仙術を手に入れたのか」
オリフィアはそのまま漣に向かってくる。
「ッ!」
漣は羽織の裏側に隠してある手裏剣を投げ、印を結び、
「手裏剣影分身の術!」
一つの手裏剣がいくつもの手裏剣が煙から出てきた。
さらに漣は印を結んでいく。
「手裏剣膨張の術!」
小さかった手裏剣が回転しながら大きくなっていく。
この光景を見るとよける空間などないように思えてくるほど手裏剣の数と大きさである。
しかし・・・
オリフィアは何事もなかったように紙一重でかわして漣に向かっていく。
それは仙人モードによってできる芸当であった。
漣もすかさず六道仙人モードになり、オリフィアの仙人モードの求道玉で対応する。
オリフィアの右手には細いピンク色の斬撃が握らており、振り下ろされたが漣の右手に握っている棒状の求道玉とぶつかり合った。
ガキィィィィン!
凄まじい音と共に地面に亀裂が入っていきめくり上がっていく。
漣とオリフィアの剣のぶつかり合い浜だ続いたままだ。
漣は背中にある求道玉を一つ右手に持っている棒状に変化させ、左手に握り、それをオリフィアの右腹にぶつけ飛ばした。
オリフィア「ぐっ!」
しかし、それほどダメージはないのかすぐにオリフィアは立て直した。
オリフィアは漣に向かってくるかと思いきやその姿が消え、六道仙人モードによる感知は右側に感じた。
しかし、すぐにその感知も消え今度は後ろ側に感じた。
またすぐに消え今度は左側に感じた。
オリフィアは能力を使って高速で移動しているのだ。
その繰り返しでどんどん近づいていき、
そして、
ドゴッ!
「ぐっ!」
オリフィアの攻撃が漣にあたった。
漣は吹っ飛ばされそうになるが背中にオリフィアから蹴りを受け、次は右腕側に蹴りを受けた。
オリフィアは高速移動を繰り返しながら全方位から攻撃をしているのだ。
漣もただ喰らっているだけではない。
何発か喰らうと漣は尾獣の尾を出し、それを使って身体に巻き付け、尾を全方位に叩いた。
全方位によって一応オリフィアにもあたったがそれほどダメージはなく、着地をした。漣も着地をする。
「フーーーーッ」
漣は六道仙人モードを解き、普通の姿に戻った。そして、背中にある剣を抜く。
「卍解『
漣の背中に翼が生えその翼は七色に輝いていた。
「いくぞ。」
戦いの第二幕が始まろうとしていた。
前書きにも書いた通りすっごく遅れてすみません。
今後もこのような形になると思います。
ですが生暖かく見守ってください。
王獣が出てくるのはもうちょっと先になります。
手裏剣膨張の術
手裏剣が大きくなる。影分身した手裏剣も大きくなる。影分身も大きくするにはその分チャクラが必要
オリフィアの移動について
オリフィアの移動はBLEACHの瞬歩のように高速に移動するのではなく、瞬間移動のような急に移動をする感じなので漣くんも感知では急に感じたということです。