side漣
入学式が終わり、それぞれのクラスに分かれるためクラスの担当教師が名前を呼んでいく。漣は梨香と同じクラスになった。
ちなみにクラスの担任は『池宮 花』という名の教師で見た目はピンク色の髪をポニーテールで結んでいるような髪型である。身長は梨香と同じくらいの身長の人物であった。
池宮「皆さんのクラスの担当をすることになりました。池宮花です。これから1年間よろしくお願いします。今日は皆さんが仲良くなるように皆さんに自己紹介をしてもらいたいと思います。」
担任の言葉によりクラスメイト一人ずつ自己紹介していく。そして漣の番になったとき、
「矢神漣です。こんな身長ですけど一応入学できる年齢です。」
漣の自己紹介が終わると担任の池宮花が反応を示した。
池宮「あなたが戦争の首謀者を倒したあの矢神漣?」
「そうですよ。」
池宮の質問を肯定すると池宮は心底びっくりしたような顔をした。だがその顔もすぐに収まり、生徒の自己紹介を続けるように促した。
そして全員が終わると、
池宮「じゃあこれで終わります。みんな明日からよろしくお願いします。」
皆かえっていく。漣も帰ろうとしたとき、梨香が
梨香「ねえ、漣。今日あなたの家に行ってもいい?」
「いいけど。」
ということになり梨香が漣の家に行くことになった。
side梨香
漣の家に行くことになった梨香は漣の家を見ていた。
「漣の家って寮だったのね。」
漣「まあもともと永琳の家に住んでいたんだけど、学生になって迷惑かけると思って寮にしたんだ。」
「えっ!もともと永琳さんの家に住んでいたの!?」
漣「ここにやってきたときに最初に永琳にあって永琳が月読様にお目を通しとかないとということで通したら月読様が住むところはあるのかと聞いてきたからないと答えたら、永琳の家に住んどきなさいといわれて住んでいた。」
梨香と漣は部屋に入っていく。
「へえ~。意外とさっぱりしているのね。」
漣「汚いと思ったような言い方だな。まあいいや飲物何がいい?」
「何があるの?」
漣「お茶とジュースと炭酸飲料。」
「じゃあ炭酸飲料で。」
漣「分かった。」
漣は炭酸飲料を注いでいく。
漣「ほい。」
漣がコップに入れて持ってきた。
「ありがとう。」
そこから、梨香と漣はいろいろなことを話した。
話していると時間はあっという間に経ち日が落ちて暗くなってきた。
「もうそろそろ帰らなきゃ。」
漣「送っていこうか?」
「いやいいよ。じゃあね。」
漣「じゃあ、また明日。」
梨香は帰っていった。
漣side
梨香が帰った後、漣は梨香には見せていなかった扉を開き、今いる次元とは別の次元に入っていった。
そこはかつて漣が自分の修行場所や龍神と戦った修行の間と似ているところである。
いているのも当然であろう。この場所は修行の間をもとに漣が『時空間を操る程度の能力』を使って作り出した世界なのだから。
違うところがあるとすれば修行の間は重力が50倍、気温が250℃であったがこの空間では重力が80倍、気温が15000℃からー170℃まで変化、それもこの空間で2時間で変化する過酷な空間であった。
もしこの空間に一般人を入れたら、間違いなく死んでしまう空間なので漣は見せるわけにはいかなかった。
ところでこの空間で2時間というのはこの空間は外の2万倍の密であり、この空間で2時間たったとしても外では0.36秒しかったっていないのである。しかし、寿命は外の空間の状態であり、筋肉や戦闘の経験はこの空間で得たものがそのまま外でも活用できるのだ。
結局この空間をまとめると
・重力が80倍
・気温が15000℃からー170℃までこの空間で2時間で変化する
・この空間は外の空間の2万倍の密
・寿命は外の状態で修業量はこの空間で得た分
である。
ただ、今は時間の密を変えただけで気温と重力は外との空間と同じ状態であった。
漣はこの空間に入ってまず自身の斬魄刀を地面に突き刺し、斬魄刀を具現化する。
龍王「主よ。どうした?」
「お前から卍解を教わるために具現化した。」
龍王「そうか・・・なら我を屈服させてみろ!」
漣は六道仙人モードになり、龍王に向かっていく。
どうでしたか。
次回時間軸が飛びます。