さてそんなことはどうでもいいとして、本編どうぞ
side漣
漣が目の移植をしてから3ヶ月がたった。今日は軍学校の入学式である。
この年の受験者は全員合格となった。これには2つの理由がある。
1つ目は軍学校生徒や卒業者、受験者が先の戦争で多く死んだこと。
2つ目は多く死んだことにより反省し、戦力補強という意味で全員合格ということになったのである。
ちなみに漣はこの全員合格のことがなくても学力試験35位、身体試験に関してはぶっちぎりの1位で普通に合格していた。
漣は今、軍学校から紹介された寮に住んでいる。
この理由としては軍学校に入学したら、永琳に迷惑をかけると漣は思っており、寮に住むことにした。もっとも漣がそう思っているだけであり、永琳は家事などをやってくれるのでそうは思っていないのだが。
漣は軍学校の制服に着替え、部屋を出た。
軍学校の制服は背広にネクタイ、ワイシャツという現代でも一般のフォーマットとして着ている服である。
漣の寮は軍学校まで大体歩いて5分くらいの所にある。
校門に着くとそこには入学生やその親などでたくさんの人がいた。
現在時刻は9時半。入学式は10時から始まるのであと30分はある。
うろうろとさまよっていると漣は梨香にあった。
梨香は漣に気づいたらしく、やってくる。
梨香「あっ漣。どうしたのその目。」
漣は眼のことを説明した。
梨香「ふ~ん。そうなの。じゃあ視力は戻ったのね。」
「まあね。」
梨香と話していると梨香に似た女性がやってくる。
???「梨香。そっちの子は?」
梨香「あっお母さん。この子は漣。私と同じ、この軍学校の入学生なの。そして前の戦争の首謀者に勝った人なの。」
梨香母「あなたが・・・。」
漣がオリフィアを倒したことは都市の市民が知っているが漣が月読の親族、そして漣の中にいる尾獣たちのことを都市の市民は知らない。
梨香母「これから梨香と仲良くしてくださいね。」
「はい。」
そんなことを話しているとあと10分で入学式が始まろうとしていた。
漣と梨香は席に着き、入学式が始まるのを待っていた。梨香の母は保護者席から見守っている。
10時になり、入学式が始まる。
まず、この軍学校の校長が新入生の生徒に歓迎の言葉と先の戦争で亡くなった人間に冥福の言葉を告げた。
次にこの都市の神月読の話が始まった。
月読が演台に来るとき、新入生の人たちはざわめいた。
「あれがうちらの神様・・・。」「めっちゃきれい・・・。」
月読「皆さん。この都市に入学し、本当におめでとうございます。あなたたちは市民の安全と生活をよくするために入学したのです。なので皆さんこの都市をよくするために頑張って下さい。」
月読の演説が終わると皆、拍手をした。余程感銘を受けたのだろう。
その後は在学生の新入生歓迎として、ダンスなどがあり無事に入学式は終わった。
どうでしたか。
また投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。来月もテストがあるので遅くなると思います。ですがテストが終わったらできるだけ早く投稿したいと思いますのでよろしくお願いします。