それではどうぞ
side漣
「月読姉様!」
月読を呼び止めた。
月読「どうしたの?」
「実は・・・。」
漣は万華鏡写輪眼について月読に話した。万華鏡写輪眼を開眼する条件やした時手に入れた力、そしてリスク、そのリスクを回避する方法など。
そして今の視力のことを話した。漣の視力はもうほとんどないような状況だった。
されに漣は万華鏡写輪眼を作ることは可能かどうか聞いてみた。
月読「なるほどね。分かったわ。まあ作れるわよ。」
「ありがとうございます!」
月読「ただ、あなたのその眼の色にはたぶんできないと思うわ。」
「別にいいんですけど、なんでですか。」
漣は眼を移植できることに安堵していたので眼の色が変わることに興味を示さなかったがなぜ元の色にできないのか聞いてみた。
月読「私の作れる目の色は金色だけなのよ。さらにあなたのその翡翠色の眼はあなた専用の目。作れるのは龍神様くらいなのよ。」
「でもそれで視力は戻るんですよね?」
月読「まあ元に戻るのは戻るわよ・・・。」
「だったらお願いします!」
月読「もう一つ言うことがあるわ。あなたと同じ力を持つ眼を作るには相当な神力が必要なの。そうね、私の神力の8割をもっていくの。だから私が作れるのは片方だけなの。」
「そんな!」
普通なら両目揃えられると思っているだろう。実際漣もそう思っていた。なので漣は驚いたような顔をしてがっかりした。
月読「そんなにがっかりしないで。確かに私は作れるのは片方だけだけど方法がないわけじゃないわ。」
「どういう方法なんですか?」
月読「もう片方を天照姉さんに頼むのよ。」
「え?」
月読「片方しか作れないだったらもう片方を別の人に頼んで両目揃えるの。」
「それでできるんですか?」
月読「まあ、天照姉さんは私より神力が多いからね。私ができたらできるわよ。」
「じゃあ両目揃えれるんですね?」
月読「ええ、まあ。あなたが色が違うのなら揃えられるけど・・・。」
「お願いします!」
漣は食い気味で自分の言った質問に回答した月読にお願いした。
月読「じゃあ私から姉さんにお願いしとくわね。」
月読はそれだけを言い残してその場を去っていった。
漣が永琳の家に帰宅したら、漣は永琳にひどく問いただされた。
永琳「ちょっと漣!あなた月読様の親族ってどういうこと!?」
あの場には永琳もいた。永琳は漣が神でましてやこの都市の神の月読の親族とを漣は話していなかった。
「えっ、そのままの意味だけど。」
永琳「はぁ、もういいわ。それよりご飯にしましょう。」
~3日後~
朝8時くらいに永琳の家のチャイムがピポーンと鳴る。チャイムが鳴ることによって永琳が対応する。
永琳「はーい。」
扉を開けるとそこにはこの都市の神月読がいた。
永琳「月読様!どうしてここに!?」
月読「ちょっと漣に用事があってね。」
永琳が月読と言った子とによって漣も玄関まで行く。
月読「あっ、漣!!来たわよ。」
「そうですか。じゃあ行きます。永琳、俺ちょっと月読様の所行ってくる。」
永琳「えっ、ええ。分かったわ。いってらっしゃい。」
side月読
月読は自分の部屋に到着するとそこにはルビーのような赤髪で右手には鏡を持っている女性がいた。その女性こそ、太陽の都市を管理する神、そして月読の姉天照であった。
天照は漣を見るとすぐに、
天照「漣!!目が見えなくなっているって本当!?大丈夫!?」
天照は漣の肩をつかみながら切羽詰まったように聞いてくる。それもそのはず、天照は龍神の所に里帰りする以外漣と会うことはない。さらに月読は姉の様子を見に何度か太陽の都市を見に行ったが天照も月読と同じように普段は忙しいため中々里帰りすることができない。
漣は若干引いたような感じで
漣「ええ、まあ大丈夫です。」
月読「立ち話もなんだし、さっそく始めましょうか。」
その言葉に漣と天照は手術室に誘導する。
この部屋に用事があったのは天照を呼ぶためであった。なのでその目的が果せれた月読は手術室に移動しようとする。
天照も月読も医学のことはできるので今回の手術は天照と月読が行うことになった。
~移動中~
月読たちが手術室に移動すると天照と月読はサンプルの移植する目を漣に見せた。
「漣、私たちが作れる目の色はこの色。これでいい?」
漣「はい。それでいいです。」
「じゃあ手術を開始するから麻酔を打つわね。」
月読は漣に麻酔を打ち、待った。
約20分で麻酔が効き、天照と月読は手術を開始した。
2時間後
天照と月読の手術は無事成功し、あとは漣が意識を取り戻すのを待った。でも漣は意識を取り戻してもまだ目を開けれないように目を包帯で覆っている。
すると漣が意識を取り戻したようで、
漣「う、う~ん。あれ何で目に包帯してあるんだ?」
「おはよう、漣。痛みはないかしら?」
漣「あっ、月読姉様。痛みはありませんけど何で目に包帯をしてあるんですか?」
「それは眼があなたになじむためによ。なじむまで目を開けちゃだめよ。」
漣「わかりました。」
そして何時間か経過して月読は目を覆っている包帯をとり、漣に確認をとった。
「どう。新しい目の調子は?」
漣「ものすごくいいです。さらになんか新しいことができそうな感覚がします。」
天照「よかった。これで終了ね。じゃあ私は帰るから。」
漣「天照姉様、月読姉様、ありがとうございました。」
漣は頭を下げた。
side漣
漣は眼がなじんだことで病室にいる意味がなくなり、変えることにした。
漣は帰ると永琳から目の色が違うことを聞かれ、その説明をした。
どうでしたか。投稿が遅くなって申し訳ありません。ネタが・・・という状況とリアルが忙しいということが重なって投稿できませんでした。
UAが4500、お気に入りが40を突破しました。これも皆さんのおかげです。こんな投稿が遅い作品に見に来てくださって本当にありがとうございます。