最近あるゲームにはまってます。
どうでもいいので本編どうぞ。
side漣
あの戦争から1週間がたった。その1週間、政治はあまり機能せず、復旧などに行われた。そして復旧なども落ち着いてやっと会議が開かれた。
今日の会議は戦死者の数とこれからどうするのかという内容であった。
この会議には漣も参加していた。理由としてはオリフィアと戦い、勝っていたからということが大きいのである。しかし、漣は試験に応募して合格しただけなので基本的には学校が優先される。だが学生でこの会議に参加できるということは前代未聞の話である。
為政者1「今回の戦争での戦死者は2573人でした。また、入学してくる学生が328人と多くの数がなくなりました。」
月読「そう・・・。なくなった人たちには町の中央に石碑を立てて、その名を刻み込んで頂戴。」
月読は悲しそうな顔をしていた。
漣もなくなった人間たちのことを聞いて、海斗を思い出し、悲しい顔をした。
(海斗・・・。)
海斗とは友の中で最も親しい仲だった。だから仲間を失ったとき、万華鏡写輪眼を開眼した。
為政者2「今回の戦争で東の方の森が消し飛びました。しかし、消し飛ばしたと思われる兎はまだ発見されていません。」
月読「そう。見つけ次第報告してちょうだい。」
為政者2「分かりました。」
月読「とりあえずはまだ復旧作業を続けて頂戴。そして遺族の方々には政府の方から給付金を渡して頂戴。」
為政者たち「わかりました。」
月読「では今日の会議は終了!」
各々が会議室から出ていき、漣も出ようとしたとき、依姫に呼び止められた。
依姫「漣。」
呼び止められた漣は依姫の方へ振り向き、対応をする。そこには依姫のほかに腰まである金髪の女性がいた。
「何ですか。」
依姫「こちらは『綿月豊姫』。私の姉よ。あなたに紹介しとこうと思ってね。」
豊姫「こんにちわ、漣さん。妹から紹介された綿月豊姫です。」
「よろしくお願いします。」
豊姫「漣さん、今回の戦争の首謀者に勝ったそうですね。」
「たまたまですよ。本当に今回の戦いはぎりぎりでした。」
そんなことを話していると、依姫が話しかけてきた。
依姫「漣、お願いがあるのです。」
「何でしょう?」
依姫「私に稽古をつけてほしいのです。」
「なんで俺なんですかあるわよ。1つ目はあなたは私や今回の戦争の首謀者に勝った。これはもう実力が相当あるということよ。」
依姫が私に勝ったといったとき豊姫は驚いていた。
豊姫「えっ!あなたに勝ったの!?」
依姫「そうですよ。お姉さま。この人は私に勝ったんです。それも本気も出さずに。」
「なんで本気を出していないと思っているんですか?」
依姫「だってあなた、ルーミアやオリフィアと戦っているとき姿が変わっていたでしょ。でも私と戦っているときは変わっていなかった。」
漣は顔は普通にしていたが内心はギクリとしていた。
(見ていたのか・・・。)
「でも依姫さんより強い人はいるんでしょう。その人に鍛錬してもらえばいいじゃないですか。」
依姫「それがもう一つの理由よ。私より強い人はあなたを除いて2人しかいないのよ。」
「じゃあその2人から鍛錬してもらえばいいじゃないですか。」
依姫「その2人がとても忙しいのよ。なので鍛錬にかまってもらえないのよ。」
「ちなみにその2人は・・・?」
依姫「1人はここ都市の神の月読様。もう一人は都市の頭脳の八意永琳様です。」
漣はその言葉を聞いたとき、この頼みをしてくるのを納得した。
「・・・わかりました。ですが俺も学生なので、授業が終わった後とかにしてください。」
依姫「それでいいわ。じゃよろしくね。」
そういうと依姫は会議室を出ていった。
九喇嘛「おい、どうするんだ。」
(ん、何が?)
九喇嘛「お前の正体だよ。そしてワシ等のことだよ。」
(秘密にしておく。ただもう駄目だったら俺の正体だけ明かす。)
九喇嘛「そうか・・・。まあいいんだけどよ。」
漣は心の中で九喇嘛と会話しながら会議室を出ていった。気づいたら、漣が一番最後だった。
~次の日~
漣はこの日も呼ばれていた。
内容は昨日と同じような内容だったのでそんなに気にしてはいなかったが、為政者の一人がこんなことを発した。
為政者「そういえば、漣さん。あなたは何者なのですか?」
この質問が漣の運命を変えていく。
どうでしたか。さてどのように漣君の運命は変わっていくのでしょう。
学生なので更新は遅くなるとは気長に待ちながら楽しみにしていてください。