東方転神録   作:どこにでもいる平凡人

15 / 33
遅くなって申し訳ありません。大雑把にはまとまっているんですが細かいところがなかなかでして・・・
まあそれそうとどうぞ



14話 人妖大戦③vsルーミア(ex)2

sideルーミア

 

「何その姿・・・。」

 

ルーミアは漣の姿が変わっていたことに驚いていた。

 

漣「なんでもいいだろ、さあ第2ラウンドやろうぜ。」

 

(何が何だかわからないけど警戒したほうがいいわね。)

 

ルーミアは警戒のモードを一気に深めた。

 

が、

 

漣は一瞬でルーミアの頭をつかみ、そのまま投げ飛ばした。

 

暗闇であるがルーミアは投げつけられた勢いで木にぶつかってはその木を折って飛ばされていく。

 

「くっ!」

 

ルーミアは吹っ飛ばされたのに対して漣はすぐにルーミアに追いついた。

 

漣「どうした?まだ第2ラウンド始まったばっかだぞ?」

 

「なめないで!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side漣

 

あたりを覆ていた闇がルーミアに集まり、ルーミアの周りだけが黒くなっていく。だがルーミアは闇に包まれて姿が見えなくなった。

 

ルーミア「いくわよ・・・!」

 

ルーミアはこれまでとは桁違いのスピードで漣に迫った。

 

だがそれでも今の状態の漣と同じくらいの速さだった。

 

漣の後ろにある黒い球の一個が棒状になり、漣はそれをつかむ。

 

そしてその黒い棒とルーミアのおそらく大剣だと思われるものがぶつかる。

 

漣とルーミアはぶつかった瞬間離れ、ルーミアが空へと飛ぶ。漣も追いかけるかのように飛んでいく。

 

空中でも様々な場所で漣とルーミアは黒い棒と大剣をぶつけあっていた。漣とルーミアが通った後は光の線が残っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side梨香

 

梨香と依姫は漣とルーミアが戦っている場所についたとき、黒いものと黄色いものがものすごい勢いスピードで空でぶつかり合っていた。スピードのせいで黒いものと黄色いものが通ったものは黒には黒い線、黄色には黄色い線が残っていた。

 

「・・・なにこれ。」

 

依姫「分からない・・・。ただ力の感じからしてひとりはルーミア。もう一人は・・・漣・・・?」

 

「何で疑問形なんですか。」

 

依姫「霊力測定の時の漣の力と違って両方とも妖力を感じるけど黄色いほうはなんか漣と同じ感じの力を感じる。とりあえず様子を見ましょう。」

 

梨香と依姫は黒いのと黄色いのを見ていると、

 

オリフィア「ふふっ、ルーミア楽しそうね~。」

 

「「っ!!」」

 

オリフィアが音もなく梨香の横に現れた。

 

依姫は一気に戦闘態勢に入り、梨香は恐怖のあまり、その場所から動けなくなってしまった。

 

オリフィア「そんなに警戒しなくてもいいわよ。今はあなたたちと戦う気はないし。仲良く見ていましょ。」

 

依姫は警戒しながら黒いものと黄色いもののほうに顔を向けた。梨香も硬直から溶け依姫と同じように向いた。

 

オリフィアは黒いものと黄色いもののぶつかり合いを見ながらこんなことを言った。

 

オリフィア「彼すごいわね~。あのルーミアと戦うなんて。それどころか彼のほうが有利じゃない。」

 

「彼って?」

 

オリフィア「白髪の男の子。私と戦う予定だった子よ。」

 

(じゃあやっぱり戦っているのって漣・・・?)

 

疑問を持ちながら梨香は二人の戦いを見ていた。見ていると黄色いものの方は相変わらずスピードであったが黒いほうはスピードが落ち始めていた。

 

「あっ!」

 

梨香が言葉に発した時、黒いものが落ちていった。黄色いものはいまだに空に浮かんでいた。

 

オリフィア「あ~あ。ルーミア負けちゃったか。まあいいわ、今度こそ私の番だから。」

 

オリフィアはそこから消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side漣

 

漣はルーミアと何度もぶつかっていた。

 

その何度もによりルーミアはスピードが落ちていた。さらにルーミアを包んでいた闇が段々と弱くなりルーミア自身が見えだし始めていた。それも当然であろう。ルーミアは漣とぶつかるたび、その衝撃で体力をごっそり持っていかれていくのだから。ルーミアはスピードが落ちているのと同時にはぁ、はぁと息を上げていた

 

「どうした?さっきよりもスピードが落ちてるぞ。それに息も上がってるぞ。」

 

ルーミア「はぁ、はぁ、うる・・さい・・わね。」

 

「もう、いい。お前は限界だ。」

 

漣は右手を広げ、手のひらの上に乱回転した球体を作り出していた。

 

その乱回転の球体を作ったまま、漣は高速で全方位からルーミアを攻撃する。高速の全方位攻撃により、ルーミアはそばを動けず、仰向けになる。

 

仰向けになったとき、漣は真上から作り出していた乱回転の球体をルーミアの腹にたたきつける。

 

螺旋丸(らせんがん)!)

 

たたきつけられた瞬間ルーミアはものすごいスピード地面へと降下していく。そしてルーミアは地面へとたたきつけれれた。

 

たたきつけられたことによって砂ぼこりが舞い上がったが砂ぼこりが晴れるとルーミアは地面にめり込んでいて気絶していた。

 

その場所に音もなく今回の戦争の元凶―――オリフィアが現れた。

 

オリフィア「まさかあのルーミアを倒すなんてね。意外だったわ。彼女、妖怪の中では私に次いで強いのに。」

 

「どうでもいいからさっさと戦おうぜ。お前を倒してこの戦争を終わらせる。」

 

漣とオリフィアは互いに猛スピードで駆け寄り、漣は龍王、オリフィアは腕に妖力の剣でぶつかり合った。

 

 

 

 

 

 

この戦争の結果を左右する戦いが今始まった。




どうでしたか。いや~戦闘シーンの語彙力のなさにあきれてしまします。そして短くてすみません。
一つ皆さんに質問があります。あらすじに9話くらいから書き方が変わっていると書いているのですが9話までの書き方を変えて今のようにしたほうがいいでしょうか。
変えて今のほうがいいという方はメッセージに変えたほうがいいと送ってください。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。