side漣
オリフィアの宣戦布告から3日経った。
漣は都市に来た時に月読と会った部屋にいた。だがそこには、漣と月読だけではなく、さまざまな大人がいた。そして今は会議中だった。なぜ漣がいるのかというと依姫と戦って勝ち、それ相応の実力があると認められ今この場にいるということだ。依姫自身も強いのでこの場にいる。他には永琳もいた。そして試験はオリフィアの宣戦布告により軍の人間が足りないことでみんな特例で合格となった。
月読「それで今準備はどんな状況?」
政治家1「はっ、月読様。現在の軍は4割ほど整っている状況です。」
月読「そう。永琳、薬の状況はどうなの。」
永琳「薬は今、全体の6割です。」
月読「そう。できるだけ急いでね。それと漣。」
「何でしょう?」
月読「あなたに話したいことがあるからこの会議が終わったらちょっと残って頂戴。」
「分かりました。」
月読「じゃあ今日の会議は終了。戦争まであと7日だからみんな気を抜かないように。」
一同「はい!!」
皆が個々に行動し始めたとき、漣に一人の壮年の男性が近づいてきた。
???「あなたが矢神漣か。」
「そうですが何か。」
玄朗「私は綿月玄朗。依姫の父親だ。あなたの戦いはしかと見せていただいた。自慢の娘を倒すとはさすがだな。」
「ありがとうございます。」
玄朗「あなたには今回の戦争の元凶であるオリフィアに勝ってもらいたい。都市のみんなの命がかかっているんだ、頼む。」
「勝てるかわかりませんができることだけはやってみましょう。」
月読「れ~ん。」
「月読様に呼ばれているのでちょっと行ってきます。」
玄朗「分かった。行ってくるといい。」
漣は玄朗と離れ、月読の所に向かった。
玄朗「頼んぞ。」
「月読様来ました。」
月読「来たわね。ここじゃあ話しにくいことだからちょっと場所を変えましょう。」
「分かりました。」
漣と月読は今いる会議室から離れ、会議室の近くにある小部屋にいた。部屋にはいまきた漣と月読以外いなかった。
「それで何でしょう、月読お姉さま。」
月読「漣、あなた今霊力だけで生活しているでしょ。」
「そうですがそれが何か。」
月読「漣、あなたオリフィアと戦うときは神力と妖力の開放を許可するわ。」
「ですがそうすると・・・。」
月読「大丈夫、あなたが一人で戦えるように命令しておくから。」
「分かりました。」
そして7日後、都市の住民の命を懸けた妖怪との戦いが始まった。
これが後に『第一次人妖大戦』と呼ばれる戦いの開幕である。
どうでしたか。短くてすみません。ただ、前書きでも話した通り今回は閑話なので短いです。ただそうしても必要だと思い書いてみました。
第一次人妖大戦はオリジナルです。