最強の美女神も異世界からやってくるそうですよ?   作:ロリっ子大好きっ子

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※コミニティー▶コミュニティーに変更します。


黒うさぎと問題児

「以上が事の顛末です。...皆様を騙していたこと本当に申し訳無く思っております。今更こんなことを言うのは都合がいいと思われるかもしれません...ですが!黒うさぎ達はもう皆様に頼るしかないのです!お願いします、黒うさぎ達のコミュニティーを助けてください!」

 

ふむ...成る程の。思ったよりも深い事情があったようじゃ...仲間の為か。悪くはない理由じゃの。

 

「そんな事が...」

 

「にゃー...」

 

「うん、そうだね三毛猫...。ねえ黒うさぎ」

 

「はい...」

 

「私はここに友達を作りに来ただけだから...そんな理由でも大丈夫かな?」

 

動物と会話が出来る娘か...我は命令は出来ても話せぬからな、珍しい力を持っているようじゃな。

 

「YES!まずは黒うさぎが友達に立候補するのです!」

 

頬を少し紅く染めながらお礼を言う春日部、人がこのような些細な事で礼を言うとはの...我の世界の人では有り得ない光景じゃ。

 

「あら、それなら私は友達2号に立候補してもいいかしら?」

 

「うん...二人ともありがとう」

 

「で、では!」

 

「ええ。私も黒うさぎのコミュニティーに入らせて頂くわ」

 

春日部と久遠はどうやらコミュニティーに入るようじゃな。さて我はどうするか。

 

「なあ黒うさぎ」

 

「は、はい、十六夜さん。何でございましょうか?」

 

「今のお前達の現状は名無し。つまり“ノーネーム”てことだよな?」

 

「....YES。そうなのです」

 

「飾る旗印も名前もない。そんならいっそのこと新しく作っちまえばいいんじゃねーのか?」

 

ふむ、一理あるの。黒うさぎの説明である程度箱庭という場所がどのような所か理解がいった。理解がいったからこそどれ程旗印が無いことで困るか分かるようにもなったしの。

 

「そ、それは駄目です!」

 

「どうして?」

 

「それは...私達は仲間達の帰ってくる場所を守りたいのです!」

 

「ん?のう、うさぎ(変態)よ」

 

「少し気になりますが...何でしょうか?」

 

「先程魔王に負けてと言っておったな?ならもうこの世にはいないのではないのか?」

 

「いえ仲間達は散り散りにされましたがいなくなってはいません。...全員がどこにいるかは分かりませんがこの間ようやく仲間の一人があるゲームに出典されるという情報を手にいれたのです。仲間がゲームの商品扱い...ですがそのゲームに勝てばレティシア様は帰ってきてくれるのです!」

 

「そのレティシアってのがお前の仲間だった奴か?強いのか?」

 

「YES!レティシア様は箱庭の騎士と言われた純血の吸血鬼で元魔王なのです!とっても強くて綺麗な方なんですよ!」

 

「へえ...元魔王ねぇ」

 

ふむどうやら十六夜は俗に言う戦闘狂らしいの。我も闘うのは好むが無益の殺生は好まんゆえ十六夜は只の戦闘狂か...それとも。

 

「いいなぁ。良いじゃねーか黒うさぎ。魔王倒してコミュニティーの旗を取り戻す。それはロマンがある...その元お仲間のギフトゲームには俺が出てやるよ」

 

「で、では!」

 

「ああ、俺も入ってやるよ。お前のコミュニティーにな」

 

 

これで我だけか...時間が許す限りこの者等と共にするのも一興じゃの。

 

「ありがとうございます、十六夜さん!」

 

「で、後はお前だけだぜ。アテナ」

 

「我も入るとしようかの。時が許す限りの」

 

我の含みのある言い方に疑問を抱いたうさぎだが直ぐに笑顔になり跳び跳ねている。この後こんなにも現在喜んでいるうさぎが怒りとストレスで跳び跳ねるなど誰も予想出来ていなかっただろう。

 

 

 

うさぎの説明を聞きながら我等は箱庭と呼ばれる場所に行くのだという。正直退屈でありそれは十六夜も同じなのであろう、キョロキョロと辺りを見回している。

 

「なあ、アテナ」

 

「ん?どうしたのじゃ?暇だから世界の果てにでも我を誘っておるのか?」

 

「おっ!分かってるじゃねーか。暇潰しに世界の果てを見に行こうぜ」

 

ふむ...うさぎは聞こえていないのか嬉々として前のコミュニティーについて語っている。というより自慢している。

 

「いいじゃろう」

 

「よっしゃ!それなら競争しようぜ!」

 

十六夜はそれだけ言って駆け出していった。地面が少し陥没していることから、やはり人間では無いと感じていた。分類学上は人間...か。

 

見えなくなった頃我もそろそろ行くかと足に力を込める。この時気付くべきだったのじゃろう。力を込める行為事態が久し振りすぎて加減が出来なくなっていたことに。十六夜が残した穴よりも大きな穴を残して我は一瞬で十六夜の後ろまで着いた。

 

いきなり現れた我に一瞬驚いた表情をする十六夜だが口元に笑みを浮かべて楽しそうに更にスピードを上げていった。

 

その頃...我が踏み込んだ地面はちょっとした大きな穴になっており流石に黒うさぎも音に気付き叫んでいたとか。




前回言っていたQ&Aこコーナーです!

このコーナーでは、作者の無能ぷりが分かってしまう赤裸々コーナーでもあります。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ま、それは置いておいて....。

予想以上に指摘をくださりありがとうございます。








Q.そもそも黒ウサギたちが呼んだのは『人類』最高峰クラスのギフトの所持者です

すでに神と成り立っている存在が呼ばれるのは原作の設定と矛盾しています

原作とは別のストーリーだったり明らかにパワーバランスのおかしい登場人物が出てくるのは確かに二次小説の醍醐味ですが、

原作の根幹となる設定を無視するのは如何なものかと思います。

A.もっともな御指摘ありがとうございます。この答えとしては以外としっかり考えてたりしてます。もう少し話が進んでいき納得してもらえるように頑張ります!



Q.全知全能がバグ技を使ってようやく到達できる星の光の速度、第六宇宙速度──光速を力を半分失ってる状態で出せるってどうなんだろうか……? 


A.そ、そこは気にしたら負けなんや。(す、鋭い突っ込み...実はこの回答を考えてた時間が一番長かったり)




Q.オリ主というタグがあるのにオリジナル主人公のタグを付けるとはこれいかに 

A.い、意外性No.1目指そうかと..いえすいません。普通に間違えてました。至急直します。

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