戦姫絶唱シンフォギア~咲き乱れる少女たちを救え~   作:Mr.ツッキー

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最近はバトガとシンフォギアのゲームを並行してイベント周回ですからねー
1日の時間がそっちに削られちゃうんですよねw




では第四話、どうぞ


第四話 たどり着いた場所

 奏者たちを乗せた本部は空間ゲート内に入り今回の騒動の現場へと向かっていた。

 

 

「空間内って結構グニャグニャしてんだな」

エルフナイン

「そうですね、こちらが移動してることが要因かもしてませんが」

「こういうことではしゃぎそうな奴らがいるはずなのに・・・」

 

 後ろを振り向くとその先には、ぐったりとうつぶせになっている響と切歌の姿が見える。未来から聞いた話によると、さっきまで奏が考えた通りにはしゃいでいたのだが急に気持ち悪いと言い出したらしい。しかも二人とも。言わばあれだ、そう、単純に酔った。

 

 

『うぅぅ・・・未来、水・・・』

未来

『もう、あんな複雑なものを長く見続けるから・・・』

『だって・・・おもしろかったんだもん』

切歌

『右に・・・同じく、デス・・・』

調

『切ちゃん、今実際に切ちゃんがいる位置は響さんの右側だよ?』

切歌

『もう、目が回って、何が何だかがわかんないデスよ・・・』

「で、ご覧のありさまか」

エルフナイン

「あはは・・・も、もうすぐで到着みたいですし、もう少しの辛抱です」

「着く!?」

「復活、早っ!?」

 

 もうすぐ着くという言葉に響がすぐに反応し、ピンピンに立ち上がった。でもその顔は『早く外の空気を吸いたい』と言わんばかりの顔だった・・・。少なくとも奏にはそう見えたらしい。

 自分たちの世界から離れて数時間、ようやく騒動の元があるとされる場所にたどり着いた。そして本部が付いた場所は陸の上であった。一同は現場を探索するために外に出ることにした。

 

弦十郎

「念のために警戒はしておけよ。いつ敵が出てくるかがわからないからな」

 

そして、弦十郎に続き外へ出た一同が観た光景は異様なものであった。

 

「どうなっているのだ?」

クリス

「これが本当に騒動が起きた現場だとでもいうのかよ・・・」

 

周りを見渡すかぎり、空は青い空、草木はしっかりと生えており、空気も澄んでいる。

 

「あのー、わたしたち、来たところ間違えたとかでは、ないですよね?」

エルフナイン

「そんなはずは・・・でも端末では場所はここと記されています」

 

 何度見直しても、やはり場所はここで合っているはずということらしい。だがこんなきれいな環境のどこに問題があるのだろうか?

 

 

 

 

???

「お待ちしておりました。戦う力を備えた少女達、シンフォギア装者の皆さま」

弦十郎

「ぬ?誰だ!?」

 

響たち全員がそろって構えをとる。しかもその人は響たちのことを『シンフォギア装者』といったのだ。なぜ知っているのかがわからない今は警戒心が強まる。

 

???

「あんまりそう警戒なさらないでください。自己紹介としましょう。私は『神峰牡丹(かみね ぼたん)』と申します。神樹ヶ峰女学園で理事長をしている者です。そして、私はあなた方にお願いがあってここに来ました」

弦十郎

「俺たちに、頼みたいことだと?」

神峰

「はい、ここで話すのもあれなので、あちらにございます我が学院、『神樹ヶ峰女学園』でお話をしましょう」

弦十郎

「いいのか?俺たちはまだ信用しきれていないのだぞ。それにあんたは、何者なのだ?」

神峰

「大丈夫です、この後にすべてお話を致します。」

 

 まだ、信用できるかわからないが弦十郎をはじめ奏者たちは、神峰理事長についていくこととなった。どうやら、本部が着地した場所は学院のグラウンドらしく、その近くには学院がある。どういう経緯で響たちを知り、どうして接触したのかが謎多きことだがすべては互いに話をしてからになる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神峰

「すみません、無理やりみたいな形でここに連れてきましたが・・・」

弦十郎

「あぁ、だがそれよりも教えてくれ。この世界で何が起きているのだ?」

神峰

「そうですね、まず、私たちのことを話しましょう。私たちのこの世界は『イロウス』という謎の生命体と戦っております。」

「いろうす?」

神峰

「えぇ、詳しい生態は未だに謎ですが、人類の敵であることは確かなことです。それを証明するかのように私たちの地球は奪われたことがあります。」

「えぇ!?そんな、奪われちゃったんですか!?」

神峰

「はい、ですが現在は地球を奪還し、元の地球に戻りつつあります。そして、その地球を奪還してくれたのは戦う力を備えた少女達です。そして、この学院の中心に立つ樹木『神樹(しんじゅ)』に託された力を持つ者を、星を守る戦士『星守(ほしもり)』と呼んでおります。」

弦十郎

「ということは、我々のように脅威に立ち向かう力を備えた者がこの世界にも居ると?」

神峰

「はい、ですがここ数日で戦える星守が奪われてしまったのです・・・」

 

 向こう側からの突然の告白。簡単に言えば戦う戦力が極端に少なくってしまったこと

 

クリス

「やられたとかじゃんなくて、奪われた?どういうことだ?」

神峰

「順を追って説明をすると彼女ら、つまり星守たちは以前から戦闘を継続していました。ですが、日にちが経つにつれ相手の勢力も増しその上、星守が消失するという怪現象が起き始めたのです。」

 

 ということは、響たちがここに来る以前から戦闘は行われ攻防戦が続いていたということらしい。だが最近は相手の勢力が弱まり、攻めてくることは無いという話らしい。

 

マリア

「ちょっと待って」

神峰

「どうされました?」

マリア

「そのここを守ってたその星守たちはどこいにいるの?ここに来るまでの間に見かけなかったのだけど・・・」

神峰

「実は、現在こちらに残っている星守はたったの6人なのです。星守は全員で19人いるのですが4分の3が奪われてしまったのです。さらにその6人も体調こそ問題ないのですが、纏うべきものがボロボロになってしまい纏えないのです・・・

 おそらく見かけなかったのは特訓ルームなどに居られるからだと思われます」

弦十郎

「だからこそ、俺たちに依頼をしたいということなのか?」

神峰

「はい、お恥ずかしながら・・・」

弦十郎

「と、言うわけだがどうする、お前たち」

 

 そういって弦十郎は後ろを向いて響たちに目を合わせる。

 こんな話をされて逃げるのか、それとも立ち向かうのかと・・・

 だが、彼女たちの目には狂いなくこう答えた。

 

「もちろん、そんなことほっとけません!!!」

クリス

「今回は大掛かりな人助けになりそうだな」

「私も立花と同じ気持ちだ」

マリア

「逃げる理由なんてどこにあるのかしらね?」

切歌

「受けたものは買うのが礼儀デス!」

調

「私も協力します」

「ギアこそ持ってねぇが、こんな大イベント、逃すわけにはいかねぇな!」

セレナ

「私もついていきます」

未来

「私にできることがあるならどんなことでも!」

 

『全力で助け出してみせます!!!』

 

弦十郎

「と、彼女たちの意見だ。いいんだな、俺たちで」

神峰

「はい、感謝いたします」

 

 

 

 

 こうしてS.O.N.G.のメンバーは全面的に協力をし、星守を奪還するまたは捜索することを決断した。

 これから、彼女たちの新たなる戦いが始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「フフフ・・・誰にも邪魔はさせないわ・・・私と〇〇の楽園は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、決して、誰にも・・・」




はい、というわけで4話どうでしたか?ようやく、バトガのキャラを出すことができました

ここから発展させることを頑張るので、よろしくです!



                   (戦闘シーンのところ、どーしよ・・・・・・)

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