のんびり口調の可愛い妹   作:ブリザード

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遅くなりました。
何故かと言うとネタが思い付かなくなりました。
本当はプール編とか夏祭り編とか書きたいんですけど、モカ達がどんな水着や浴衣を着るのかわからないもので書けませんでした。分かればまた書きたいんですけど、今冬ですしそういうのはしばらく後なんだろうな……




第12話 雨宿りする兄妹とモカのバイト先

「お兄ちゃーん、パン買ってー」

 

「ん?いいぞー」

 

「わーい」

 

学校からの帰り道。俺は途中でモカと偶然会って一緒に帰っている。他の4人はと言うとそれぞれ予定があって今日は1人で帰る事になったらしい。

 

「今日は何買うかな。やっぱりメロンパンかなー」

 

「いいねー。チョココロネも残ってるといいな〜」

 

2人で何のパンを買うか相談しながら歩いていると、ふと、頭に何か冷たいものが落ちて来た気がした。

 

「なんだ?」

 

「んー?どーしたの〜?」

 

「いや、なんか頭に何かが……」

 

ふと上を見上げると、ポツポツとまた落ちて来る。

 

「雨か」

 

「雨ー?」

 

「モカ、傘は持ってるか?」

 

「持ってないー。今日は雨降らないと思って〜」

 

「そっか……家まではまだちょっと遠いし……仕方ない。どこか雨宿りできるところまで走るぞ」

 

「おー」

 

だんだん雨が強くなる。俺は雨宿りできる場所を探すためにモカの手を引いて走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー。とりあえずここで雨が止むまで待つか。モカ、大丈夫か?」

 

「へーきだよー。お兄ちゃんは〜?」

 

「俺も大丈夫だ。でもだいぶ濡れちまったな」

 

ひとまず公園の中の休憩所のある場所まで移動して来ることができた。だが、俺たちが走っている中、雨は強くなる一方で、休憩所に着いた時にはもう全身びしょ濡れになってしまった。

 

「多分通り雨だろう。すぐ止むさ」

 

「そーだねー。そのあとパン買いに行こ〜」

 

「そしたら沙綾のところに迷惑がかかるだろ。今日は我慢しろー」

 

「えー。そんな〜」

 

「その代わり明日いっぱい買ってやるから。なっ?」

 

「……はーい。約束だよ〜?」

 

「わかればよろしい」

 

ひとまず濡れた体を拭くために俺は鞄からタオルを取り出した。

 

「ほら、モカ。先に使え」

 

「いいの〜?」

 

「あぁ。モカが風邪引いたら大変だしな」

 

「ありがとう、お兄ちゃん〜」

 

モカは素直に俺のタオルを受け取って、顔や腕を拭いていく…………って!

 

「……………モカ」

 

「ん〜、なーに?」

 

「えと、その……服、透けてるから。後ろ向いて拭いてほしいんだけど」

 

「えーっとー?……あっ」

 

今の季節は夏。もう冬服の時期は終わり夏服に移ってしまった。つまりモカの今の服装はカッターシャツなわけであって。それが雨に濡れて下着が透けているのだ。

 

「お兄ちゃんのえっち〜」

 

「いや、仕方ないだろ!そりゃ気づかなかった俺も悪かったけどさ!!」

 

それにモカの透けた体をガン見したわけではない。ちらっと見えただけだ。モカの下着がちょっと……いや、ほんの少しだけちらっと。

 

「はいお兄ちゃん。タオルありがと〜」

 

「おう。家帰ったらすぐ風呂入ろうな?」

 

「一緒に〜?」

 

「入らない!先にモカが入るんだぞ!」

 

なんでモカは俺と一緒に風呂を入りたがるんだ。そりゃ気持ちは嬉しいけど。

 

「でもー、お兄ちゃんも早く入らないと、風邪引いちゃうよ〜?」

 

「うぐっ……」

 

モカの言う通りだ。いくらタオルで体を拭いているとはいえ、雨に濡れて冷えた身体をすぐに暖めないと元も子もない。

 

「確かにそうだけど、でも大丈夫。俺は男だから。そんな簡単に風邪を引いたりなんかしない」

 

「ほんとに〜?」

 

「あ、あぁ。多分。おそらく?……かもしれない」

 

「だんだん自信なくなって来てるよ〜」

 

「と、とにかく!俺は大丈夫だからモカが先に入るんだ。いいな!?」

 

「はーい」

 

よし。やっとわかってくれた。にしてもまだ止まないのか?早く止んでモカを家に連れて帰らないと……万が一モカが風邪でも引いたら天気を一生恨んでやる。

 

「今日の天気予報晴れだって言ってたのに……なんでだ?」

 

「晴れのちくもりじゃなかった〜?」

 

「あれ?そうだっけ?」

 

「多分〜」

 

「多分かよ。まぁ所詮天気予報は天気予報だな。外れる時は外れるもんだ」

 

「そうだよ〜…………へくちっ」

 

「モカ?」

 

「ちょっと寒い〜。お兄ちゃん、あっためて〜」

 

「そう言われても」

 

両腕を抱えて寒そうにしているモカ。夏といえどここまで濡れてしまっては仕方のない事だ。でもどうする?後ろから抱きしめてやればいいのか?でも俺も濡れてるし……

 

「…………いや、ちょっと待てよ?」

 

今日は体育の授業があった。夏だけどあまり日焼けをしたくなかったから、ジャージも持って来てたんだった。

 

「ほらモカ。これ羽織っとけ。汗臭いかもしれないけど、何もないよりマシだろ?」

 

「お兄ちゃんは〜?」

 

「俺はだいじょ…………へっくち!!」

 

「だいじょーぶじゃないみたいだけど〜?」

 

「違う!今のは鼻がムズムズしただけだ。寒いからじゃない!」

 

本当は少し寒いけど。でもモカが風邪引くよりは100倍いい。モカが風邪をひくくらいなら俺はやせ我慢でもなんでもする。

 

「も〜、お兄ちゃん。嘘ついてるのモカちゃんにはわかるんだよ〜」

 

「えっ?」

 

モカは濡れたカッターの上からジャージを羽織って、俺の前に立った。そのままクルリと半回転して俺の胸に背を預けるようにして俺の手を握ってそのままジャージのポケットの中へと導いた。

 

「こうすれば、少しはマシになるでしょ〜?」

 

「あ、あぁ。そうだな。ありがとう」

 

「えへへー。お兄ちゃんの手、冷たいよ〜」

 

「それはモカもおんなじだ。でもこうしてる事でそのうちあったかくなるから大丈夫だ」

 

モカが羽織るジャージのポケットの中でお互いの手を温めるかのように手を握り合う俺たち。普通に握り合ったり、指の一本一本を温めるように握り合ったりと、ポケットの中は俺たち2人の両手がずっとじゃれあっていた。

 

「ねぇねぇお兄ちゃん。お腹すいた〜」

 

「雨止むまでの我慢だ。それにこうして手を握り合ってるんだから食べられないだろ?」

 

「そー?口で移し合えば食べられるよ〜?」

 

「く、くち?」

 

「口〜。例えば、お兄ちゃんがパンを口でとって、そのままあたしの口に持ってこれば〜」

 

想像してみる。俺の口でパンを取り、そのままモカの口にパンを…………それって一歩間違えればモカとキスする事になるんじゃ?

 

「あれー?お兄ちゃん顔真っ赤だよ〜?」

 

「な、なんでもない!」

 

「なんでもなくないよね〜?どうしたのー?」

 

「なんでもないったらなんでもない!」

 

自分でも体温が上昇しているのがわかった。当たり前だ。兄妹でそんなバカな事があってたまるものか。

 

「もしかして〜。お兄ちゃん想像しちゃった〜?」

 

「なっ、な、何を?」

 

「あたしが言ったこと。口で食べさせあったりしたら、あたしとお兄ちゃんの口がー」

 

「し、知らん!そんな事しないしならない!」

 

「でもしちゃったんだよねー?」

 

「うっ………………」

 

「やっぱりお兄ちゃんはえっちだね〜」

 

「う、うるさい!!そういうモカはどうなんだよ!今の言い方が正しかったらモカも想像したんだろ!」

 

「したよー。でもー、モカちゃんは別に気にならないよー?」

 

「へっ?」

 

「モカちゃんはお兄ちゃんが大好きだからね〜」

 

えと……つまりそれは?いや、でもそんなわけないよなうん。冗談だ。冗談に決まってる。で、でも……もし冗談じゃないのなら……。

 

「も、モカ?今のはつまり……」

 

「あ。雨上がったよ〜」

 

「えっ?あ、本当だ」

 

空を見るとさっきまでザーザー降っていた雨がすっかり止んで太陽の陽が差していた。

 

「帰ろ〜。早くお風呂入りたい〜」

 

「あ、あぁ。そうだな」

 

ポケットから手を出し、握り合っていた手を片方だけ離して、俺たちはそのまま家に帰る事にした。さっきの事は気になるけど、今度でも良いだろう。また今度聞く事にしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休日。モカはバイトのおかげで暇していた俺は初めてモカのバイト先に顔を出す事にした。

 

「で、なんであたしまで付き合わされなきゃいけないの?」

 

「いいだろ別に。暇だったんだろ?」

 

「暇じゃない。色々したい事とかあったのに」

 

「いや、電話したとき暇って言ってたじゃねえか」

 

1人で行くのは少し不安に思い、蘭に電話をして来てもらった。

 

「大体忙しいのなら無理して付き合わなくて良かったんだぞ?つぐちゃんやひまりちゃんとかに変わってもらえば」

 

「や、やっぱり暇だったの。今日はやる事なくて暇だったから」

 

「お、おう。そうなのか」

 

やっぱり暇だったってどういう事だよ、と突っ込みたいが蘭にも色々あるんだろ。気にしたら悪いしなにも言わないでおこう。

 

「蘭はモカのバイト先によく行くのか?」

 

「まぁ、たまにね。コンビニだし。でも、あたしよりひまりとかの方がよく行ってると思うよ」

 

「あぁ、確かに。この前もコンビニの前でひまりちゃんにあったし」

 

大のコンビニスイーツ好きのひまりちゃんがコンビニによく来るのは確かに納得できるな。モカに会いに行くついでというのもあるんだろう。

 

「と、ついたな」

 

「そうだね」

 

コンビニの前に着いた俺は入り口の前で立ち止まった。

 

「どうしたの?入らないの?」

 

「いや、入る。けど…………」

 

「けど、何?」

 

「なんていうか、緊張して来た」

 

「…………はっ?」

 

この前は外から見るだけだったけど、改めてモカのバイト姿を見ると思うと、なんというか少し緊張して来てしまって足が動かない。

 

「どうしよう、蘭?」

 

「いや、知らないし」

 

「薄情だな!」

 

「普通にはいればいいでしょ。ほら、行くよ」

 

「あ、おい!腕を引っ張るな!」

 

緊張して棒立ちしている俺の腕を蘭が掴み、そのままドアを開けて中へと入った。

 

「いらっしゃいませー」

 

「しゃーせー………あー、蘭だー」

 

中に入ると、レジの前で立っていたモカが蘭に気づいて手を振る。

 

「モカ。あんたの想い人、連れて来たよ」

 

「想い人〜?…………あ〜」

 

そして、俺の姿を見るとともにレジから出て来てトテトテと歩いてそのまま俺に抱きついて来た。

 

「うぉっと」

 

「お兄ちゃんだ〜。どうしたの〜?」

 

「いや、バイトなくて暇だったからちょっと様子をな。それよりモカ、バイト中だろ?抱きついたらダメだ」

 

「いいんだよ〜。今日はバイト前に成分を補給できなかったから〜」

 

確かに今日はバイト前にモカと構ってやることができなかった。俺も構ってあげたかったが、母さんから頼まれた家事のおかげで少し忙しかったのだ。

 

「お前が良くても店側は許さないだろ。帰って来たら存分に構ってやるから今は我慢しろ」

 

「はーい」

 

モカはしぶしぶという感じで俺から離れた。良かった。今お客さんは誰もいなくて。いたら少しいたたまれない空気になっていたことだろう。

 

「もしかして、あなたがモカのお兄さんですか?」

 

「え?あ、はい。そうですけど」

 

仲よさそうに話すモカと蘭を見ていると、もう1人いた店員に声をかけられた。しまった。この人もいたの忘れてた。さっきのを見られたと思うと恥ずかしいな。

 

「へぇー。なんというか聞いてたより全然違いますね。あ、自己紹介がまだでしたね。モカの1つ上の今井リサっていいます。よろしくお願いします、モカのお兄さん」

 

「よ、よろしく」

 

なんというか物凄く活発そうな子だ。それにモカと違って仕事の上では物凄く頼りになりそうだ。

 

「モカからよく話を聞いてますよ。今日はパン買ってくれたー、とか。あたしの事いっぱい構ってくれたー、とか」

 

「あはは、なんだか恥ずかしいな。と、こっちも名乗らないと失礼だな。モカの兄のラテだ。同い年だし敬語とかいらないよ」

 

「そう?なら遠慮なく。にしても……」

 

今井さんはじーっと俺の顔や身体を見つめる。

 

「な、何か俺についてる?」

 

「いやー、モカは頼り甲斐があってすごくかっこいいお兄ちゃんって言ってたんだよねー、お兄さんの事」

 

「そのお兄さんっていうのもいいよ。普通にラテって呼んでくれればいいから」

 

「あ、じゃああたしもリサでいいよ」

 

「わかったよ、リサ。で、実際に俺を見てどう思った?」

 

「うーん、なんというか……普通?って感じ」

 

「普通……それ褒め言葉なの?」

 

「いや、想像してるのとは違うと思っただけで、でも、うん。そうだね……悪くはないと思うよ?」

 

「あ、ありがとう」

 

なんだろう。全然褒められてる気がしない。

 

「あー、お兄ちゃん。もしかしてリサさんの事ナンパしてた〜?」

 

「ばっ!ちげえよ!普通に挨拶してただけだ!」

 

「ほんと……ラテって見境ないよね」

 

「蘭、お前が俺の何を知ってるんだよ」

 

「ラテがモカを溺愛する超シスコンで、モカのためならなんでもするってことは知ってるよ」

 

「それ見境ないっていう事とは関係ねえだろーが!」

 

いいたい事言いやがって。こんな事ならひまりちゃんかつぐちゃんを連れて来たら良かったよ。

 

「賑やかだねー、ラテって」

 

「でしょー?モカちゃんのお兄ちゃんは常にあんな感じですから〜」

 

「モカはラテのどういうとこが好きなの?」

 

「そんなの全部に決まってるじゃないですかー」

 

「いや全部って。具体的にとかないの?」

 

「全部は全部ですよ〜」

 

「……もういいや」

 

モカと話すリサがはぁ、とため息を吐いた。俺の話をしていたように聞こえたがモカが何か呆れることでも言ったんだろうか。

 

「にしても、なんでラテはモカと同じところでバイトしようと思わなかったの?それだけモカの事が好きなら一緒にバイトしたらいいのに」

 

「あたしはそうしたかったんですけど、お兄ちゃんが」

 

「ラテがどうかしたの?」

 

「俺がモカと一緒にバイトしたら、俺がモカに。逆にモカが俺に構いまくって仕事にならないってわかってたから。俺からモカと一緒にバイトするのを断ったんだ」

 

俺の場合はバイト中でもモカの側を離れたくないという欲に負けてしまうだろうから。

 

「なんというか、凄いねこの兄妹」

 

「リサさん、こんなの序の口ですよ」

 

「蘭、もしかしていつもこんなのと共に過ごしてるの?」

 

「そうですよ」

 

「………苦労してるんだね」

 

こんなのとか失礼だな。兄妹で仲がいいのがそんなに悪い事なのかよ。まぁ、仲が良すぎるという自覚はあるけど。

 

「ねぇねぇ、お兄ちゃん?」

 

「ん?どした?」

 

モカが俺の服の袖をクイクイと引っ張る。何かと思い振り返るとモカはある方向を指差していた。そこはケーキなどのスイーツのコーナー。

 

「あれ買って〜」

 

「…………今バイト中だろ?」

 

「バイト終わったら食べるんだよ〜」

 

ひまりちゃんに限らず女の子はみんなスイーツが好きなんだろう。しかもこの夏限定スイーツと書いてある。食べたくなる気持ちはわからないでもない。

 

「仕方ないな。今日だけだぞ?」

 

「絶対今日だけなんかにならないでしょ」

 

「そこ突っ込むなよ!」

 

蘭がボソッと俺に突っ込んできた。絶対そうなるだろうけど、と思いながらモカが指差した限定スイーツを3つ手にとってレジに向かった。

 

「あれー?何で3つなの〜?」

 

「言わなくてもわかるだろ。蘭とリサのぶんだ」

 

「え、あたしも?」

 

「モカが相当お世話になってるみたいだからな。蘭は今日付いてきてくれたお礼だ」

 

「あはは、ありがと」

 

「……ありがと」

 

「ありがとう、お兄ちゃん〜」

 

「どういたしまして」

 

そのあと、バイト中の2人をこれ以上邪魔するのも悪いと思い、俺と蘭はコンビニを出た。

 

「さて、時間もちょっと余ったな。蘭、どっか行くか?」

 

「どっちでも」

 

「なんだよ、相変わらず冷めてるな。俺と出かけるの嫌なのか?」

 

「別に。てか嫌だったらこうしてコンビニまで付いてきたりしない」

 

「それもそうか。じゃあつぐちゃん家のカフェにでも行くか。つぐちゃんとこならそれ食べてても問題ないだろうし。コーヒーとかは奢ってやるからさ」

 

「何?今日は妙に優しい」

 

「俺が優しいのはいつもの事だよ。特にお前ら幼馴染の4人にはそのつもりだ。いつもモカが世話になってるんだからな」

 

もちろん俺もだけど。

 

「……ラテってさ」

 

「ん?」

 

「……やっぱりなんでもない」

 

「なんだよ……あ、ついでにつぐちゃんにもこのスイーツ買って行ってあげよう。蘭、ちょっと待っててくれな」

 

俺はもう一度コンビニの中に入った。

 

「あたしだっていつもモカやあんたにお世話になってるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後つぐちゃんの家に行くと、偶然にもひまりちゃんと巴もいて、コンビニの限定スイーツを見てひまりちゃんが俺に泣きついてきたのはまた別の話。

 




afterglowの星4欲しいです!切実に思います!
ひまりちゃんしか持ってないんだな〜


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