【凍結】学園生活部でカイザ無双   作:proto

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投稿設定ミスってました。
ごめんなさい。


第2話 記憶とめぐねえ

俺の背中に柔らかい感触がある。おそらくベットに寝ているのだろう。そして、目の前には見知らぬ女性が居る。初対面でよろしくないとは思うが、めっちゃかわいい。そしてめっちゃタイプ、ドストライク!とりあえず体を起こす。

「高端君、突然倒れたけど大丈夫?」

「え?あ、はい。くっ、うぅぅ!」

「え?え?だ、大丈夫?」

頭が割れるように痛い。表現するなら頭に負荷がかかるような感じだ。

「はい、大丈夫です。佐倉先生。」

記憶がある。ここが巡ヶ丘高校である事、目の前の女性がウチのクラスの担任の佐倉恵先生である事。俺が2年生である事。入学してからの記憶が完璧にある。すると、ベット下から音が鳴る。先生はベット下からアタッシュケースを取り出す。

「これは、高端君のかな?」

「えぇ、ちょっとすみません。」

俺は先生からアタッシュケースを受け取り、開ける。そして、カイザフォンを取り出しコールボタンを押す。

《もしもし、私だ。》

「佐倉先生、すみません。」

「えぇ、わかったわ。」

と、行って気を使ってもらえました。ごめんない先生。

「もしもし、神様……であってますよね?」

《あぁ、そちらには無事に着いたみたいだな。》

「えぇ、それで…。」

《君が聞きたいことはわかっている。何故、この世界での記憶があるのか、だな?》

「あ、はい。全くその通りです。」

《先程君の脳に負荷を掛けて、こちら側で作った記憶をインプットした。ある程度生活しやすいはずだ。》

「わかりました。あ、これの充電とかって?」

《それなら問題ない。神にも色々いてな、私は疎かったので、知神に詳しい奴がいるのを思い出してな、そいつに頼んだら「充電シーンなんてなかったし、おそらくフォトンブラットが内蔵されているのだろう。故に充電なんてしなくていい!」と、熱弁されてな。しなくて大丈夫なようにしておいた。》

「わぁ、ありがとうございます!」

《最後に、これからパンデミックが起こる。》

「え?ちょ、神様!サイドバッシャーは?ジェットスライガーは?」

《すまない。明日には使えるようにしておく。》

「とりあえずパンデミックを乗り越えろと。」

《そうだ。そして君は恐らくだが……。まぁ、放課後は屋上にいる事を推奨するよ。それでは健闘を祈る。》

通信は切れた。パンデミックと言うのが気になるが、とりあえず屋上にいよう。

「あの、高端君?」

「あ、すみません。俺ならもう大丈夫です。」

「そう?なら、私は行くわね。」

「えっと、………先生 !」

「は、はい!どうしたの?」

「お話があります。放課後屋上に来てもらえませんか?」

「放課後、屋上ね。わかったわ。」

これで佐倉先生の安全は確保できるだろう。




はい、毎週日曜に更新できるように努力していく所存であります
うp主のprotoです。
次回高端君は変身できるのでしょうか。
お楽しみに。

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