「織斑、お前のISだが、準備に時間が掛かる」
千冬が授業前に言ってきた。
「だから学園が専用機を用意するそうd——」
「もう持ってまスルメ!メダカの〜学芸会〜♪」
「何?」
「束さんサンムーンが俺のために作ってくれたんでスパンキング!オウ!イッツ ビューティー!!」
対する一夏はハリセンで自分の二の腕をひたすら叩いていた。
「…聞いてないぞ?」
「聞かれてませんマシン魔進チェイサーですから」
「…放課後に私の所へ来い」
「分かりましタンク!!ゴーゴー!!」
すると一夏は突然戦車のかぶり物をして泡だらけの格好になり、教室を勢い良く飛び出た。
「燃えろ一夏ーーーーーーーー!!!!!」ドタバタドタバタ
「待て一夏!?どこに行くーーーー!!!」タッタッタ
それを千冬が追うが、確保できたのは今から12時間後だった。
「で?お前の専用機は?」
「あ、THISです」
一夏は待機状態のISを差し出す。
「束の奴が…一体いつ頼んだ?」
「学園に入学する前に、俺が電話で頼みました」
「そういうのは…最初に言っておけ…」
千冬は大きな溜息を吐く。
「こいつの名前は?」
「
「…データでは「
「あ間違えた
「全然違うわ馬鹿者ー!」
と、千冬が本の角で殴ろうとするが…
「山田!出番だ!」
「はい!?」
すぐ近くにいた山田を逆さに持ち上げ、盾にする。
「真剣山田こいこーーーーーーい!!!」
それにより千冬の本攻撃は山田の股に勢い良く当たる。
「おぉう—!?」
「山田先生!?」
女性にとっても股は急所、白目を向き、ぐったりと倒れた。
「何てこった!?山田先生が死んじゃった!?この——」
「人でなしは貴様だっーーーー!!」ドゴォオ!!
「うげっーーーーーー!!!!」
千冬の拳を受ける一夏、彼も白目を向く。
「ダイジョーブデスカ!?イチカサン!?」
そこに舞妓・カルロスが入ってきた。
「オノレヨクモイチカサンヺーーーー!!!」
その舞妓・カルロスも千冬に襲いかかってくるが…
「おらぁあ!!」
千冬の回し蹴りを首に喰らい、泡を吹いて気絶する。
「蚕・ボブーーーー!!!」
目を覚ました一夏が舞妓・カルロスの敗退を目にしたとき、彼女との青春が脳裏に浮かんだ!
「オウ イチカサン!ソコハユウセンセキデスヨ!ポップダンスをオドラナイデクダサーーイ!!!」
「オウ イチカサン!ソノジョセイハオネエサンデハアリマセーーン!ハヤクジュカイニステテキテクダサーーイ!!」
「オウ イチカサン!コンナマチナカデダイタンデスーーヨ!!」
「よくもボブをーー!!うおおおおおおお!!」
涙を流しながら千冬に襲いかかった!今は亡き、彼女のためにも!この女は、チョコレート漬けにしなければいけない!!
「甘い!!」
しかし窓から投げ捨てられてしまった。
「ハァ…ハァ…ハッ!?」
正気を取り戻した時には、職員室は死屍累々となっていた。
最近ネタが無くなってきた。