観客席が騒然とする。
アリーナにいるのは、二つのリヴァイヴ。
最も一夏の方はパワーアップしているのだが。
(
恐らく
「俺がラウラをやる。お前は箒を頼んだ」
「え?単独じゃAICに勝つのは無理だと思うよ?」
「策があるんだ。信じてくれ」
「…分かった!」
カウントダウンが終わると同時に、試合開始。
一夏に恨みのあるラウラは一夏だけに集中した。
「どんな変身をしようと、私の停止結界の前では無力だ!」
「それはどうかな!?」
ここで一夏はアサルトライフルを構え、発砲した。
「
そのエネルギー弾はゆっくりと空中を浮遊し、爆発して炸裂弾となる。
弾数は数えきれないほど、ラウラは停止結界で防ごうとしたが…
「ぐわっ!?」
すぐに消えてしまう。
ラウラの停止結界は確かに使いようによっては無敵だが、対象外からの攻撃には弱い。つまり複数の攻撃が弱点なのだ。
乱射などは弾が束になってるから防げるが、今の炸裂弾は四方から銃撃が来るから不可能なのだ。
「小賢しい!」
プラズマ手刀で斬りかかるラウラ。しかし一夏はそれを華麗に避け続ける。
「
一夏は誰もいない所へ発砲する。そのエネルギー弾はラウラに向かった。
「誘導弾か!」
今度こそ停止結界で防ごうと思ったが…
「何!?」
エネルギー弾が停止結界を避けて向かってきたのだ。
ラウラはその誘導弾から逃げる。しかし超スピードで追ってきたので被弾してしまった。
そしてシャルルがラウラに向けて銃撃をした。どうやら箒を倒したらしい。
「一夏!」
「シャルル!俺に合わせてくれ!」
「うん!任せて!」
そう言って2人は2本の槍を構え、ラウラと対峙した。
「
「
2本の
「なっ!?」
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
そしてその隙に一夏が思い拳を入れた。
その後に何度も攻撃する。
(こ、この私が負けるだと…!?駄目だ!私は負けるわけにはいかないのだ!)
願うか?汝、より強い力を欲するか?
(寄越せ力を!比類無き最強を!!)
次の瞬間、ラウラに異変が起こり始めた。
次回暴走します。