「行くぜ!」
そうすると一夏は新しくなった青龍刀を構えた。
「双龍絶月!!」
それでシャルルに斬りかかる一夏、シャルルは近接ブレードでそれを受け止めた。
シャルルはブレードで一夏を遠くまで押し、アサルトライフルで狙った。
「はっ!」
ここで一夏は双龍絶月を繋げ、それを回転させることでビームを掻き消した。
シャルルがまたダメージを受ける。先程の冥無龍砲だ。
(やっかいだね…冥無龍砲!)
するとシャルルは一夏の周りを飛びかう。止まる気配も無く、ただずっと縦横無尽の動きをしていた。
(冥無龍砲を撃ちづらくしてるな…だけど!)
シャルルの進行方向に合わせて冥無龍砲を撃つ。
見事当たり、動きを一瞬止めた。
それが、一夏にとってのチャンス。
「今だっ!」
双天絶月により剣捌きをシャルルはギリギリ避け続ける。
そしてブレードを一夏に当てた。
「くっ!」
一夏の剣勢を止めると、再び飛び回る。今度はマシンガンを撃ちながらである。
一夏は双天絶月で何とか防ごうとするが、全ての弾は無理であり数発受けてしまった。
(冥無龍砲を撃たせないつもりか!)
ここで一夏も動き回り、実質シャルルとの鬼ごっことなった。
「このままだと鼬ごっこだ…なら!」
すると一夏はある物を展開する。それは龍の頭の形をしたピット二機。
龍ピットはシャルルの周りを周回し、小さな冥無龍砲を撃ちまくった。
「龍砲のピット…名付けて『
見えない弾に翻弄されるシャルルだが、近接ブレードで遠くへ弾いた。
「まだまだ!僕はやられないよ!」
「いや…そろそろ終わりだ!」
すると龍ピットは肩にある冥無龍砲の銃口と合体した。
「まさか…!」
「喰らえ!!冥無逆鱗砲!!」
弾は見えない。しかし先程とは比べものにならない冥無龍砲のサイズというのは分かった。
何故なら、既に自分は吹っ飛ばされていたのだから…
「凄いじゃないか一夏!まさかこんなに強いなんて!」
「だろだろ?お前も良かったぜ」
二人は地面に降り、お互いを認めて握手をしようとすると…
「「!!??」」
二人の間にビームが走る。
撃たれた方向を見ると、レールカノンを向けてラウラが睨んでいた。
「何だボーデヴィッヒ、いきなり撃ってきて」
「織斑一夏…貴様も専用機持ちだそうだな」
「まぁこんなのが大量生産されたらやばいだろ」
「ならば話が早い、私と戦え」
「良いよ…でも今じゃ俺の勝ちになるぞ?」
「何を馬鹿なことを——!?」
ラウラのISが勝手に解除される。
ラウラが一夏を見てみると、彼はこちらに向けて腕を伸ばしているだけ。
「言っただろ?ハッキング機能が制限されてない今は…俺の勝ちになるって」
「貴様…!」
「決着なら、クラスリーグマッチで決めようや」
「ふん!望むところだ!!」
こうしてラウラは姿を消す。
どうやら、強そうなのが来たらしい。
最近戦闘シーンが上手く描けない…誰か教えてー!!