IS CRAZYな一夏   作:ZUNEZUNE

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一夏のオリISの情報も書きます。


暴走一夏!嘆くMOP!

舞踏会(ジョーカー)

 

紫と赤のIS。ワンオフ・アビリティーは周囲の機械類をハッキング、そして自由に捜査可能。ISも操れるチート機能。束が一夏の為に作った第4世代。

 

主な武器

殺戮女神(ハーレイクイン) 巨大な打撃装備。後ろのジェットで威力と速さをUP。

 

気紛れ坊主(デッドショット) 狙撃武器。撃った弾丸を見えなくしたり曲げたり出来る。

 

奇々怪々(エンチャントレス) 自分のシールドエネルギーを相手のシールドエネルギーを吸収して回復できる。

 

 

 

 

「おい…一夏」

 

顔を知っている女性が話しかけてきた。数年ぶりに会うファースト幼馴染の「篠ノ之 箒」だ。

 

「おい…おい!」

 

一向に返事がこないので嫌気がさしたようだ。勢いよく一夏の机を叩く。

 

「何だ箒、今私様は趣味活動の最中だぞ」

 

「趣味だと…!?」

 

「自己紹介の時言っただローズ!盆栽にチーズかけんのが…」

 

「違うだろそれは!」

 

一夏は自分の机の上で争っているタコとカブトムシを見ながら歯を磨いていた。

 

「どこが盆栽だ!どこがチーズだ!植物や乳食品すらないぞ!」

 

「まぁ落ち着けよ箒星、何か用か?」

 

「箒ぼ…!?まぁいい、屋上に来てくれ。話があ…」

 

「イヤッホオオオオオオ!!!!漁夫の利でオオカミウオが勝ったぞ!!」

 

「話を聞け!!」

 

 

 

屋上にて

 

「ほーらオオカミウオちゃん。景品の秋刀魚の目ですよ〜」

 

一夏は呑気にオオカミウオに餌をやっていた。

 

「いいい一夏!!この数年で何があった!?」

 

「何もナッシングドンツインテールですけど?」

 

「大有りだ!!あの時の貴様はこんなに狂っていなかった!」

 

「それはもう過去の話だぜホルホース、今の俺は世界一ふざけた男なんドロー!!魔法発動!」

 

「なっ…」

 

駄目だ、会話が成立していない。

こうなったら最後の望みだ。中学校の頃の部活の話をするのだ。まだ望みがあるかもしれない。

 

「一夏!貴様中学校の時部活はどこに入ってた!」

 

「ええっと…確か剣道部…」

 

「!!」

 

良かった。一夏は自分との思い出を忘れていなかったのだ。そう思ったのだが…

 

「…が四月で、五月が文芸部、六月が卓球部、七月が昆虫部、八月が闇鍋部かな?」

 

「は?」

 

「俺はルールに縛られない自由な男、いつでも俺が世界の中心なんだルンバ!掃除機!ライオン!」

 

「き、貴様あああああ!!!」

 

箒は怒り一夏に襲いかかるが…

 

「シールドトリガー発動!聖なるミラーフォース!」

 

一夏はそれを簡単に避けてしまう。

 

「何?」

 

「もっとホットドックに行こうぜモッピー、落ち着いて米泥棒をしよう!」

 

「くっ…!」

 

「おっと授業が始まる。急ごうか」

 

そう一夏は逆立ち歩きで教室に向かう。

 

「一夏ぁ…いったいどうしてしまったんだ…」

 

一方箒嘆いた。

 

 




溢れる中二感。暴走する一夏。

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