クラス対抗戦の日、アリーナの観客席は女子生徒で溢れている。
「初戦からあの中国の…!」
鈴と一夏は初戦からバッタリ当たった。
『あちらのISは「
「私の時とは勝手が違いましてよ、油断は禁物ですわ」
「硬くなるな、練習の時と同じようにやれば勝てる」
「ああ、任しとけ」
もう一夏のスイッチは入っており、真面目な性格になっていた。
『織斑、あのISを操る機能の使用は禁止だ。パワーバランスが崩れる』
「わかってますよ…あ、そうだセシリア」
「何ですの?」
「先にお前とイギリスに謝っておくわ。めんご」
「えっ——?」
そして、一夏が出陣する!
「聞いたわよ一夏!あんたIS操れるのが取り柄だったのに禁止されたんだってね!」
「ああ、それがどうした?」
鈴が挑発をしてくる。
「それで勝てるの?今謝るなら少し痛めつけるレベルを下げて上げるわよ」
「俺なんか悪い事したか?」
「したわよ!千冬さんの巻き添えを喰らうわ変態に会わせるわ爆発に巻き込ませるわ!」
「まぁ気にすんなよ…余計胸が小さくなるぜ?」
「…!分かった…もう許さないんだから!!」
鈴が刀で斬りかかってくるが、一夏はそれを素早く避ける。
そして、ディスクを一枚取り出した。
「テストにゃ丁度良い…見せてやる!俺の新しい力を!」
ディスクを装置に入れる。
「
またISの姿が変わる。しかしこの前の姿ではない。
「なっ…あれは…!」
「
セシリアの専用機、ブルー・ティアーズに瓜二つだからだ。
ピットの数は8本、蒼いボディには黒いラインが入っており、レーザーライフルも銃口が三つあった。
「何その姿…こないだの奴とは違いすぎる!」
観客達も一夏の変わりように驚愕している。
「はっ!」
8本のうち6本のピットがレーザーを撃つ。鈴はそれを躱し続けるが、ピットレーザーは雨のように撃たれている。
「調子に…乗るんじゃないわよ!」
ここで一夏が、見えない何かに当たる。
「これは…!?」
「これが私の『龍砲』よ!思い知ったか!」
「これも全部…紘汰さんのせいだ…」
「違うわよ!てか誰よ!」
鈴は龍砲を撃ちまくって一夏を追い詰める。しかし…
「
三つの銃口からレーザーが撃たれ、
「くっ…鬱陶しい!」
「さぁ!俺織斑一夏と
レジェンドライダーの力で戦え!(違う)
最近鎧武見始めました。