「おつかれ、一夏！」
「あ、フランクフルト将軍」
「何よフランクフルト将軍って！？」
のっけからからわれる鈴。
「たく…飲み物はスポドリでいいわよね？」
「いいけど…そのスポドリじゃねーぞ？」
「え、他の奴が良かった？」
「スポドリはスポドリでもスペース・ドリアーノの方が…」
「聞いた事無いわよそんな飲み物！」
「お前も飲むか？」
そう言って一夏は紫色の粉末を取り出す。
「液体ですらないの！？」
「お前…ずっと待ってくれたのか？」
「まぁね…」
ペットボトルを持ってもじもじする鈴。
「…やっと二人きりになったね」
「イヤ、ワタシタチモ」
「いるんだよね〜♪」
ここでロッカーの中から逆さ状態で舞妓・カルロスと堀堀マウンテンが現れる。
「あんた達！？何してんのよ！？」
「イチカサン二ホウコクスルコトガアルンデスヨ」
「報告すること？」
「ああ、俺っち達『部費私的使用戦隊 カンガルー』に新メンバーが追加された！」
「部費私的使用戦隊！？」
「ほほぉ…じゃあ面接をしてやる。ここへ呼べ」
「何アンタも普通に接しているのよ！」
「フタリトモ、メンセツカンオネガイシマス」
「二人とも！？私も！？私も巻き込まれるの！」
「では紹介するぜ！海を総べ、陸地の生き物を皆ぼた餅にする悪魔の男…」
そいつが姿を現した。
「シュールストレミング・海鼠だ！」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
「きゃああああああああああああああああ！！！？？？」
紹介された男、シュールストレミング・海鼠は酷い格好をしていた。
黄ばんだブリーフと水中マスク。そしてブリーフからは桃色の触手がわんさか溢れている。
そして今まで嗅いだことの無い異臭を醸し出しながら無言で盆踊りを続ける。
「な、何よその変態！」
「じゃあ面接を始める」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
「え〜好きなアルプス山脈は？」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
「ここはペンですか？それともスースル国ですか？」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
「メケメケ！！メケメケメケ？」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
「…よし！合格だ！」
「今ので！？何処を見てそう判断したのよ！」
「乳房の大きさ」
「無いわよそんなの！」
「ようこそシュールストレミング・海鼠君！歓迎するよ！」
「…」ｼｭｺｰ ｼｭｺｰ
こうして、一夏に新たな仲間が加わった。
おまけ
『部費私的使用戦隊 カンガルーの歌』
作詞 ZUNEZUNE
跳べ！謝れ！逃げろ〜！クズの集団〜♪
欲しいゲームがあるのなら 使ってしまえ部費使用！
舞妓の服で相手をメロメロ 舞妓・カルロス！（元男性！）
自慢のスコップであの子の穴を掘る 堀堀マウンテン！（自主規制！）
匂いで相手を潰す シュールストレミング・海鼠！（職質嵐！）
三つの〜変態 揃う時〜♪奴が来る〜♪
我らが織斑 一夏〜♪
戦え！邪魔しろ！暴れろ！カンガル〜♪
日曜の九時半から放送開始予定です。（しません）