IS CRAZYな一夏   作:ZUNEZUNE

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昨日は投稿できずに申し訳ございません。一日一話を心がけとしていますがこちらの事情で投稿できない場合があります。


MOP&BANANAとのEXERCISE!

 

放課後、セシリアとの自主練に箒が混ざる。

 

「篠ノ之さん、これはどういうことですの!?」

 

「訓練機の使用許可が下りたんだ。今日からこれで特訓に付き合う」

 

「打鉄…日本の量産機…」

 

「打鉄…俺の玩具…」

 

どうやら2人の価値観は盛大に違うらしい。

 

「言っておくが一夏、ISを操るのは禁止だからな」

 

「え何で」

 

「当たり前ですの!そうじゃなきゃ特訓になりませんわ!」

 

「まぁ…それでも勝てるけどな」

 

「言ってくれますわね!全力で行かせてもらいますわ!」

 

「相手をしてやるよ、青雫」

 

ここで一夏の性格がまた変わる。どうやら戦うときだけあのふざけた性格は治るらしい。

 

「なんなら箒も混ざるか?」

 

「二対一…不本意だがこれで対等だろう」

 

箒も構える。一夏は2人を見比べて口角を曲げた。

 

「ま、暇つぶしにはいいか」

 

 

「操るのは禁止…なら!」

 

すると一夏はどこからか一枚のディスクを取り出す。

 

「何もISを操るだけが舞踏会(ジョーカー)の取り柄じゃない。こいつの真の強さは…その『手数』だ!」

 

そして腕についている装置に入れた。

 

舞踏会(ジョーカー)曲目変更(スタイルチェンジ)!」

 

すると一夏のISの容姿が劇的に変わる。

白と青の優しい色つき、それに対して威厳ある獅子のようなたてがみを持ち、辺りにプラズマを散らしていた。

 

 

聖雷(ジンオウガ)!」

 

「姿が…変わった!?」

 

「はっ!」

 

一夏は電撃を強め、2人を蹴散らした。

 

「ぐあっ!?」

 

「きゃっ!?」

 

そして一夏は辺りに小さな光球をまき散らす。

光球は上空に昇り、上を光に染める。

 

「今度は何をする気だ…!」

 

一夏は人差し指を立て、下に振り下ろした。

 

雷様の一瞥(エネル)!」

 

すると光球の一つが雷のようにセシリアに落ちた。

 

「くっ…!?」

 

大したダメージではないが、上空の全ての光球を全て受け止める程の耐久性は無い。

 

「もう一度!」

 

予想通り、光球がどんどん自分達目掛けて落ちてくる。

 

「はっ!」

 

そこでセシリアはブルー・ティアーズで向かってきた光球を撃ち落としていく。

 

「これは…撃てるかな!」

 

一夏は五本指を全部立てて振り下ろす。

 

雷様の憤怒(ハレマタイカヅチ)!」

 

すると全ての光球が雨のように降り注ぐ。

 

「そんな…きゃっ!?」

 

「うぐっ!?」

 

機関銃で撃たれまくるかの如く、2人は沢山の球を受け、地面に墜落する。

 

「この間戦った時と性能が違いすぎる…どうなっていますの!?」

 

「言ったろ?手数が多いって」

 

一夏はプラズマを一層強めて両手を広げた。

 

「頑張れよお二人さん…俺の天気予報はまだ終わらねぇぞ?」

 

 




舞踏会(ジョーカー)チートすぎ問題。今回も余りギャグ少なめでしたね。

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