フィムが可愛いすぎた!
短いですがどうぞ!!
セシリアと鈴が保健室に運びこまれ治療を受け、ベットに寝かせれ、一夏、シャルル、ジンは椅子に座っているが、誰も口を開くことなく気まずい雰囲気が保健室に漂っていた。原因はジンが言った事(前話参照)だ。
「ねえ、ジン」
雰囲気に耐え切れなくなりシャルルが口を開いた。
「ん?なんだシャルル?」
「アリーナで言った事は本当なの?半分アラガミって」
「本当だ。只の人間がアラガミに勝てる訳ないだろ?ゴッドイーターは対アラガミ用に調整された者達だ。よく考えてみろ普通の人間があんな大きな剣振り回せるか?」
ジンの一言で更に暗くなった。
「言っておくが後悔はないからな。一度ブラッド全員、人間に戻ったが再びゴッドイーターになったからな」
「どうしてだよ・・・どうして人に戻れたのにまたゴッドイーターになったんだよ!!」
ジンが一度は人に戻ったが、再びゴッドイーターになった事に一夏は噛みついた。
「人に戻って改めて俺達が守ってきたものは、こんなにも暖かで穏やかなものだったって分かったんだ。全員同じ気持ちだったよ。だから俺達は戦うんだ人々を守る為に!!」
ジンの気迫に全員が言葉を失った。自分達とは覚悟も信念も全く比べものにならない程その言葉は重かった。
「それよりも何故2人はラウラと戦う事になったんだ?」
「そ、それは・・・」
「女のプライドを傷つけられたと言うか・・・」
ジンが何故ラウラと戦う事になったか鈴とセシリアに聞くと2人はたじたじに言った。
「もしかして一・・・」
「あーあーあー!!」
「シャルルさん!!」
シャルルが核心をついた事に鈴とセシリアは慌てた。
「あ!そう言えば一夏今度の学年別トーナメント、ペアでの参加になったからな。因みにペアが組めてない生徒がいたら抽選になるからな」
「「「はあ!!」」」
突然のジンのカミングアウトに一夏、セシリア、鈴は驚いた。
「なんでジンが知ってるんだよ!?」
「何でって・・・楯無から聞いたから」
一夏が聞くとジンはサラッと答えた。
「因みに俺はシャルルと組む事にした」
「俺はどうすればいいんだよ!!?」
「一夏さんわたくしと組みましょう!」
「発表される前に組むとか卑怯よ!!あたしと組みなさいよ!!」
ジンがシャルルと組むと言うと一夏は頭を抱え、セシリアは一夏と組もうとペアを申請し、事前に情報を仕入れた事が卑怯と鈴は言い自分と組むようジンに迫った。
「一夏は取り敢えず保健室から出てペアを探しに行く方がいいぞ。今一年の女子達がここ目指して走って来てるぞ」
「なんで分かるんだよ!!」
「ゴッドイーターは五感がいいから、足跡が聞こえるんだ。もう1分もすればここに女子達が雪崩れ込んでくるぞ?」
ジンは一夏にパートナーを探しに行かないと、ここに女子達が雪崩れ込んで来ると言うと一夏は何故そんなことが分かるか突っ込むとジンはゴッドイーターの聴力で判断したと言った。
「ならセシリアと組んだらいいじゃんか!?わざわざペアを探しに行かなくって・・・」
「2人のISの状態良くってダメージレベルC。最悪ダメージレベルA~Bだろうな」
一夏はわざわざペアを探しに行かずとも、セシリアと組めばいいと言うが、途中でジンが遮った。
「あの戦闘をみれば大体の状態はわかる」
ジンの言葉に一夏達は反論出来なかった。実戦経験豊富なジンの言ってる事は正しいと思ったからだ。
話している間に女子達が保健室に雪崩れ込んで来てジンはシャルルと組むと言うと、女子達の標的は一夏に集中した。一夏は苦し紛れに・・・
「俺は抽選でペアを決める!」
と宣言して保健室から逃亡した。女子達は諦められず一夏を追いかけた。
静粛となった保健室に山田先生が入って来て、セシリアと鈴のISのダメージレベルがCを越えているといい、トーナメント参加は認められないと言うと、2人は大人しく頷いた。
この章が終わればGE側の話に入ります!まあ3の世界ですが(笑)
GE3の世界に行くのは福音編の前か後か
-
福音前で
-
福音後で
-
どちらでもいい
-
これ以外