オーバーロードは大混乱   作:紫苑01

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今日は好きな作者さんの作品が書籍化
雨の中買いに行ってきました
休日の雨は憂鬱です


ハイエナの秘密

「俺は富裕層の犬と戦ってたんじゃなかったのか?何時の間にユグドラシルにログインしてたんだ?」

目に映る風景の中にモモンガ達を見つけてウルベルトは現状を確かめようとした

そんなウルベルトに抱きついたのがぶくぶく茶釜さんだ

「よかった 「よせ熱い熱いーって何故熱い? 熱いから兎に角離れろ」

ぶくぶく茶釜が感情を込めて抱き締めたのがいけなかったらしい

思わぬうちに酸攻撃が出ていた

「人気声優の私に抱きつかれて離れろなんて…ブツブツ」

渋々離れるブツブツ茶釜さん…

「意識が戻ってなによりです。お加減は如何ですか?ウルベルトさん」

嘗てナザリック大墳墓を統率していたモモンガが その頃のままに話し掛けてくる

ウルベルトに取っては今までのリアルの事がユグドラシルの中で見てた悪夢だったのかと誤解しそうな心持ちだった

体を確かめながらウルベルトは

「撃たれて死にかけて…死ぬと思った時に、いやなんでもない」

ギルド1悪に拘っていた男は死ぬ間際に愛していたナザリックの唱和を

誰よりも愛していた 故に唱えたのだが…流石に吐露するのは些か恥ずかしい

「俺はどうしてたんだ?」

「その話はまた後で…今はハイエナさんの容態を見に行きたいのですが 歩けますか?」

「ハイエナってあのハイエナもログインしてるのか? うん歩けるけど…」

 

 

 

4人揃ってハイエナの私室に向かう

やはり意識を取り戻してないハイエナの姿を見て

一同は驚く

「ハイエナさんが女だったなんて…」

実はモモンガはハイエナを少しばかり苦手な感情をもっていた

何かと噛みついてくる相手 それがハイエナに対しての認識だったのだ

「なんでハイエナの姿が人間種なんだ?」

ウルベルトは一周ばかり出遅れてる感の疑問を問いかける

「まぁ見てれば理解るでしょ モモンガさん やっちゃって」

ペロロンチーノはノリノリで言ってる

「女性ギルメンは三人だと思ってたのに」

どこかボケた感想を言ってるぶくぶく茶釜…

モモンガが指輪をハイエナに装備すると…

ウルベルトの時と同じようにハイエナの体を光が包む

そして寝そべってる女性がフレッシュゴーレムの姿になる

「な…」

ウルベルトは驚きの声を上げたが、一声上げると自制したのか黙り混む

「ふざけるなーナザリ…あれ?…此所は? あ、骨が居る‼なんで?」

周りを見渡すハイエナ

そんなハイエナに

「はぁ…ハイエナさんはあい変わらず私を骨と呼ぶんですね(小声)この肉め」

モモンガが溜め息まじりに話し掛ける

「いやーハイエナ久し振りあい変わらずだねぇ」

ぶくぶく茶釜は嬉しそうに話す

「色々積もる話も有りますが 場所を変えましょう」

 

 




漸く一段落出来ました
次話では現状把握出来ると思いたい…

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