「貴方がンフィーレア・バレアレ?お姉さんと一緒に来て欲しいんだけどなー」
なんだ このSの女王様は?なんか人違いしてるようだし
「だが断る‼」
「んーそんな事言わないでサー お姉さん困っちゃう~」
ンフィーレアって人はSMクラブにツケでも貯まって逃げてるんだろうか?
悪戯が好きな俺でもアッチの世界は…そりゃ少しは興味なくはないよ…だって男の子だもん…
イヤイヤそうじゃなくて…
「えーと人違いです」
「君が~どんなマジックアイテムでも使えるの知ってるからさー ちょーっとアンテッドを呼び出すのに付き合ってほしいんだよねー」
人違いだってんのに聞く耳持ってないな この女王様は… しかしマジックアイテム? 面白そうだな…
「イヤー本当に俺 そのンフィーレアさんじゃないのよね 証明出来る物を持ってないけど」
あら…女王様の雰囲気が…
「そっかーお姉さん勘違いしちゃったか~ カジッちゃんもう一体死体作るね」
うおっ骨みたいなじじぃが現れた…
「遊びすぎだクレマンティーヌ」
「シッ」
うおっ危ねっ女王様が先の尖った武器を此方に向けたと思った瞬間には もう心臓を一指しするように突き出してきた
「もう、いきなりだな」
なんとかかわせたけど おれってこんなに反射神経良かったのかな?
「な…なんだと」
「英雄の域に居る私の初撃をかわすなんて…」
ラッキーなんか衝撃を受けてるようだし逃げよう…
「ま…待て」
「よせクレマンティーヌ 何者かが近づいておる」
俺は一目散に逃げるフリをして追いかけて来ないのを確認してから さっきの店の近くに行く
「さっどうぞたっちさん」
恥ずかしがりやなのか前髪で目を隠してる青年が人を招き入れてるって たっちさん?
あのゴスロリ服はシャルティアだし あのたっちさんなのか?
一団が部屋に入っていく…
「うわぁぁぁ」
しまった ンフィーレアを人質に取られた シャルティアに賊を倒させるのは簡単だが…漆黒の剣が居るから無茶はさせられん
「付いて来たらンフィーレア君が どうにかなっちゃうよ だから来ないでね おねえさんの お ね が い」
湧きだしたスケルトンを倒すのに手間取ってる間にンフィーレアは拐われた
「くっ…ンフィーレア氏を拐って何をする気なんだ…」
ペテルが歯噛みをしている
『眷属に追跡させてありんすよ』
シャルティアからメッセージを受けながらもペテルの言葉に同調するたっち
シャルティアが気になるが 俺はンフィーレアを拐かした連中の後をこっそりつけていく
勿論マジックアイテムが目当てなのだが…さて…どうするかな
漆黒の剣の生存ルートが難しい…( ̄▽ ̄;)
かなり強引な展開ですね