のび太と切り札と人理修復   作:のびえもん

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のびる「さあ、始まりました!!Fate/grand orderとのび太の切り札のクロス!!」

のび太「いや、本家書いてよ!!」

のびる「ふははははは!!!スランプ気味なんで無理」

のびる「マシュが可愛いから始めたこの企画!!」

のびる「完結に向けて頑張ろうじゃねえか!!」

のび太「まあ頑張ってー棒」

のびる「棒って自分で言わない」

のび太「とりあえず本編どうぞ」

のびる「えっ、あっ!!始まる!!」


第1話

のび太は何もない、真っ暗な世界に居た

 

のび太「こ、ここはどこ?」

 

のび太が疑問に思っていると、鳴滝が突然姿を現した

 

鳴滝「仮面ライダージョーカー!野比のび太くん!!」

 

のび太「うわっ!!びっくりした!!」

 

知らない人が話しかけてきたので、のび太はクエスチョンマークを頭に浮かべていた

 

鳴滝「すまない、私と君は初対面だったね。私の名前は鳴滝」

 

のび太「は、はあ・・・・・」

 

のび太「それで、その鳴滝さんがなんの用でしょうか?」

 

のび太は怪しみながら質問した

 

鳴滝「実は、君に頼みたい事があって来たのだ。夢の中までな」

 

のび太「え、ここって夢の中だったんですか?」

 

鳴滝「ああ。ここは君の夢の中。ちょっと『夢はしご』を私の知り合いから借りて来たのだ」

 

『夢はしご』とは、他人の夢の中に入れる道具なのだ。前にのび太は夢はしごを使ってスネ夫の夢に入ったのだ

 

鳴滝「君には悪いが、夢の内容を無に変える道具も借りてきた。だから、周りは真っ暗なのだ」

 

のび太『そんな道具あったっけ?』

 

鳴滝「まあ、ともかく」

 

鳴滝はそこで切った

 

なんの意味があるかはわからないが

 

鳴滝「君には『ある世界』を救いに行って貰いたい」

 

のび太「『ある世界』?」

 

鳴滝「そう。その世界は未曾有のピンチに立たされている」

 

のび太「あの、すみません。みぞうってなんですか?」

 

鳴滝「・・・・・・・・」

 

のび太はバカであった

 

未曾有の意味もわからんバカであった

 

未曾有とは、前例が無いこと、経験が無いことなどを言うのである

 

だが本来は違う意味で使われていたようだが、知らんのでググってくれ

 

のび太「へー。前例がない事を言うんだ」

 

のび太「それじゃあ、その世界を救ってくればいいんですね?」

 

鳴滝「あ、ああ。頼んだぞ」

 

のび太「あっ、ところでどうやってその世界に行くんですか?」

 

鳴滝「目が覚めたら、そこはその世界だ」

 

のび太「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太は夢から覚めた

 

 

 

 

のび太「う、う〜ん」

 

「フォウ!!フォーウ!!」

 

のび太『なんだか頰を舐められたような』

 

ガバッ!!

 

のび太「こ、ここは・・・・・?」

 

のび太が目を開けると、そこは見知らぬ所だった

 

「起きましたか?」

 

のび太「き、君は・・・・・?」

 

「私、ですか?」

 

のび太は首を縦に振る

 

「私はマシュ。マシュ・キリエライトと言います」

 

のび太「マシュさんですか。僕は野比のび太と言います」

 

のび太「ところで、ここはどこですか?」

 

マシュ「ここの事を知らずに侵入したんですか?」

 

のび太「侵入?」

 

マシュ「そうです。この隣に居る・・・・すみません、紹介がまだでしたね。この隣に居る生物はフォウと言います」

 

フォウ「フォウ!!」

 

マシュ「ここ、カルデアを自由に散歩している不思議生物です」

 

のび太「カルデア?」

 

マシュ「あっ、すみません。質問は後でしてもらって良いですか?まずは先輩の状況を説明するので」

 

のび太「あっ、わかりました」

 

マシュはのび太の状況を語る

 

マシュ「先輩はここで倒れていたのです。先に見つけたのはフォウさんでした。それを追って私が来まして、倒れていた先輩を見つけたのです」

 

マシュ「こんな所で、しかもカルデアから支給された服を着用していないと言ったら侵入者と考えるのが妥当だと思いました」

 

マシュ「しかし、流石にここを先輩が突破できるはずがありません。ここ、カルデアは防犯能力も高いですから」

 

マシュ「なのでまだ報告はしていません」

 

のび太「そ、そうなんだ。ありがとう」

 

のび太は彼女、マシュの雰囲気からか敬語を使うのを忘れてしまった

 

それだけ後輩感が凄いと言う事である

 

マシュ「と、いう事で先輩の状況はわかりましたか?」

 

のび太は首を縦に振る

 

マシュ「それでは先輩が聞きたいと思っているカルデアの説明をしましょう」

 

 

 

 

 

FGOやっていればわかることなので略(自分がこんがらがっているから略)

 

シバってレンズだよな?

 

カルデアスは小さい地球よね?

 

じゃああの長い名前のやつはなんだっけ?

 

こういう状況である

 

 

 

 

マシュ「・・・・・・と、いうわけでカルデアはシバとカルデアスを使って100年先の未来を観測することをやっています」

 

のび太『何がなにやらさっぱりだ・・・・』

 

マシュ「目がぐるぐる回っている先輩にわかりやすく言うと、未来を観測するのがカルデアの基本的な仕事という事です」

 

のび太「わかりました」

 

マシュ「それでですが、そのみr」

 

「待ちたまえ!!」

 

のび太「えっ?誰?」

 

マシュ「レフ教授・・・・・」

 

レフ教授と呼ばれた帽子を被った人は、のび太の前に来た

 

レフ「マシュが言ったが、私はレフ、レフ・ライノールと言う。ここに勤めさせて貰っている技術師の1人だ。ところで、君が侵入者かい?」

 

のび太「えっ?ま、まあマシュさんが言うにはそういう事になってるみたいです」

 

レフ「なっている?どういう事だい?」

 

マシュ「先輩はカルデアを知らない様なんです」

 

レフ「つまりマシュは『侵入する理由が見当たらない』と言いたいのかい?」

 

マシュ「そうです。それに、先輩を脅威に感じません」

 

レフ「ふむ。まあ、立ち話もなんだから余っているマスター候補の部屋にでも案内してくれ。いくらマシュがそう言っても、侵入者な訳だからね。所長に報告してくるよ」

 

マシュ「わかりました。では先輩、私について来てください」

 

のび太「わ、わかりました」

 

 

 

 

 

のび太「ところで、どうしてマシュさんは僕の事を先輩って言うんですか?年下なのに・・・・」

 

のび太は聞いてみた

 

マシュ「さっきも言いましたが、脅威に感じませんし、私が出会った人間の中で1番人間らしいからです」

 

のび太「そうですか・・・・・・」

 

 

 

マシュ「着きました」

 

のび太「ありがとうございます」

 

マシュ「なんの。先輩の頼み事なら昼ごはんを奢る程度までなら承りますとも」

 

のび太『昼ごはんを奢ってくれるの!?凄いなあ・・・・』

 

のび太「ありがとうございました」

 

マシュ「では、運が良ければまた会いましょう」

 

のび太はその言葉に違和感を覚えた

 

のび太『運が良ければ?なんでそんな事を言うんだろう』

 

しかし、考えてもどうにもならないので思考を放棄した

 

プシュー

 

ドアの前に立つと、そんな音がして扉が開いた

 

「入ってまーーーって、誰だ君は!?子供!?ここは僕のザボリ部屋だぞ!!空き部屋だぞ!!誰の断りがあってここに来たんだ!!」

 

のび太『いや、なんで空き部屋でサボっているんだろう』

 

心の中で疑問に思いながらも、口に出さない

 

のび太「あなたは?」

 

「僕はMAZIMEに働く医者さ!!」

 

のび太『いや、サボっている時点で真面目ではないんじゃ』

 

「それで、君は誰だい?」

 

のび太「あの、レフっていう人から行けって言われてきました」

 

「ふーむ、しかし変だね?君の顔が候補者に載ってないよ?」

 

のび太「実は、侵入者扱いされてるんです」

 

「なんだって?侵入者扱い?扱いってことは、誰かに頼まれて来たのかな?」

 

のび太「ええ。だけど覚えてなくて。しかもどんな事を言われたかも忘れてしまって」

 

「まあ、忘れたものは仕方ないさ。とりあえずお茶でも飲むかい?」

 

のび太「え、いいんですか?」

 

「うん。どうせ侵入者扱いされた人の部屋はロックされるだろうし、なら親交を深めた方がいいだろう?」

 

のび太「そ、そうですね」

 

のび太『ロックされるんだ』

 

「自己紹介をしないとね。僕はロマニ・アーキマン。みんなからはロマンと呼ばれているよ。略称だろうね。だけどいいよね、ロマンって呼び方はさ」

 

ロマン「かっこいいし、どことなく甘くいい加減な感じがするし」

 

のび太『いい加減でいいのかなぁ』

 

のび太「ロマンさんよろしく。僕は野比のび太っていうんだ」

 

ロマン「のび太くんね。よろしく。でも、野比のび太ってさ、のびのびって続くよね。名前の通りのびのび育ってるかな?」

 

ある程度のびのび育ってるよな

 

ジャイアンの暴力やリサイタル、スネ夫の嫌味なんかを除けば

 

のび太「ええまあ」

 

ウーウー

 

そんな事を言っていると、地震か何か激しい揺れが発生して、警報が鳴る




のびる「さて、鳴滝が出て来たけど」

のびる「レム睡眠の時に見せろよな」

のび太「だから覚えてないわけだよ」

マシュ「こんにちは」

のび太「あれ、マシュさん」

のびる「俺が呼んだ。この呼符でな」

マシュ「まさか。私はストーリー上確定入手なので呼符を使う必要なんて無いんですよ?普通に出てくれって言われて出ただけです」

のび太「まあ、この3人でこのあとがきのコーナーやるんだね」

のびる「うん。とりあえず、次回予告担当マシュね。あと3人で本編の解説。俺は開幕の挨拶、のび太は閉幕の挨拶ね」

のびマシュ「了解です」

のびる「よし、終わろう」

のび太「次回から本編の解説なの?」

のびる「うん」

のび太「では、このあとがきを終わります」



マシュ「次回は、私が原作通りにデミ・サーヴァント化して、特異点Fの調査をします。先輩は・・・・・」

マシュ「とにかく、次回の話を待っていてください!」

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