駄目神様にご注意を。 作:淋傘
問題です!今しゅべってるのはだーれだ?え?いつもの中二病的な名前の主人公だろうって?チッチッチ!甘いね、練乳いちごもビックリの甘ちゃんぶりだね☆
この小説の登場キャラの人は、みんな中二病的な名前じゃん!
はい、というわけでどーも精霊でーす!
精霊ちゃんでも、精霊様でも、女王様でも、好きなように呼びたまへー!ウム!よきにはからえ!
今回は私が主役だコンニャロー!書いてるのが夜中だから超眠いぞ!
なんてメタ発言は置いといて、いやゴミ箱にポイッだよ!
前回から続きが気になるとは思うけど、空気読まずに私が主役です!
じゃあ、前置き長いとお客さん帰っちゃうから、前回、運命くんが出かけたところからスタート!
『んぅ~……寒い……』
気持ちよく眠ってたのに冷た~い風で目が覚める。
『あれ?布団落ちてる……蹴っちゃったのかなぁ?』
でも、布団をかぶってなかっただけにしちゃ、寒すぎる気がする。と上を見ると
『あ!クーラーついてる!』
秋なのに、なんでクーラーが?それよりリモコン、リモコン……
『あ、あった!14度……寒いわけだよ……ポチッとな!』
クーラーの電源を消す。リモコンは私のスグ横にあったから、多分私が寝返りで電源押しちゃったのかな?秋なのにわざわざ運命くんもつけないだろうし……
『あれ?そういえば……運命くんは?』
時計を見ると、もう8時。とっくに学校に行ってる時間だった。
『んぅ~とりあえず起きよう!』
私はベットから下りて、部屋をでる。
んで、洗面所でとりあえずお顔をキレイに!勝手に使うな!みたいなツッコミは野暮だぜ?おにいさ~ん
『あ!ちゃんとご飯用意してくれてるっ!さすが運命くん!私の行動にツッコミつつもやさしさを忘れない!そこにシビれる!あこがれるゥ!』
私は用意してあったトーストなどの洋風的朝ご飯をさっそく食べ始める!
『こ、これは……美味しい!』
でもさすがに、目とか口から光が出たりすることはなかった。当たり前?そーだよね!
『ん?書置きがある!なになにぃ~……ふんふん、なるほど!……運命くんになら別に怒られてもいーや!うん、やっぱここに住もう!』
運命くんは甘かったね!私は、運命くんの怒った姿にも、泣いた姿にも興味津々ですよ!
『なんて言ってる間にごっちそうさま~!』
さ~てと!食べ終わった食器はちゃんと片付けたよ!私は全体的にとっても偉いからね!
エッヘン!!!!!
『……虚しい』
一人で胸を張ってるのが虚しい……
『それに、暇だなー暇だなー……………暇だなー!』
とーにーかーくー暇!!!でも、学校行くと運命くんに捕まって遊べないしな~……
『そーだっ!神界でも行こーっと!』
―――――神界―――――
神界着いた~!!とりあえず駄目神さんにでも逢おうか!
『お?噂をすれば……駄目神さん発見!』
「これと、これと……あとこいつはサダメにやらせるとして……」
す、凄い量……あれを運命くんやるのか~……ご愁傷さまです。
「こいつは俺が片付けとくとするか……」
って駄目神さんの方、運命くんの10倍くらいある!?や、やっぱり神様って凄いんだな~
「………フーッ、やっぱ仕事っつーのは疲れんなぁ」
あ、ちょっと休憩するみたい!どっか行っちゃった……
それにしても……仕事のペースはやいな~……なんで一人であんなに仕事ができるのに、運命くんを呼んだんだろう?謎だなぁ……ま、いっか!!
『それじゃ、休憩してる間にぃ~書類を手伝ってあげよう!』
私はペンを持ちチョチョイのチョイっと書類を書く。
うん!私ってやさしいなぁ~!
『じゃ、飽きたからかーえろ!』
そうして私は駄目神のもとから帰っていった。
「ん?な、なんだこれ!?書類が落書きだらけじゃねーか!俺がいない間に一体どんなポルターガイストが!?まった『ステア』に色々言われる!」
なんか叫び声が聞こえた。きっと喜んでるんだね!!
―――――スーパー―――――
ここはスーパー。人間界のじゃなくて神界のスーパーだけどね!
神界は、意外と人間界と近い。天使や悪魔、神様。あと、私みたいな精霊もいるけどみんな見た目は人間と大差ないし、能力の違いがあるだけって感じなんだよね!
だから、食べ物食べないと餓死するしね。
まぁもちろん?神界のスーパーに行ったところで私は見えないんだから、買い物は☆ム☆リ☆だけどね!
なんとなく、買い物をしているような気分に浸りたいからスーパーとかを見て回るのさー!
私の姿は、同じ精霊にも神様にも見えない。何故か、運命くんにしか見えない仕様みたいだしね!
そんなことに寂しさを感じたりもするけど、私が見えて、私と話してくれる、私を気にかけてくれたりする、運命くんを見つけただけで、もういいんだよねー!幸せなのだよ!
―――――ハッ……私、姿見えてないってことは、万引きしほうだいじゃね?
んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー、んー?
―――――人間界―――――
悩んだけど、超悩んだけど、メッチャ悩んだけど……万引きイクない!からやらなかったよ!偉くない?
はーそれにしてもアイスおいしーなー!とってもおいしーなー!
そう言いながらニヤリと笑う。
『冗談だよ!』
ドッキリでしたー!これは私がとあるルートから手に入れたアイス!万引きじゃないよ!
おいしーなー!
……一方その頃の神様
「ハァッ、なんとか落書きも消して仕事が終わった…」
「んじゃ、楽しみにしてたアイスでも……あれ?ない!ないぞ!?どこいった!?」
「俺の、俺のストロベリィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!」
……精霊の方に戻って
『いや~美味しかったなぁ、ストロベリーアイス』
これからどうしようかな~と考える。だけど考えれば考えるほど思いつかない……
『あ~もういいや!運命くんに会いに行こ~!』
そろそろちょうど放課後くらいだしね!
そういうことで私は学校に向かったのでした!
駄目神様にご注意を。-完結-
嘘です、続きます。
はい、前回から続かず、今回は精霊さんが主役でした!
まぁ神様がメッチャ被害受けてただけの気もするけど……
感想とか待ってます!