東方恋地底   作:黒い眼鏡の未確認生物

27 / 30
ひっさしぶりですねえぇぇぇええ!!この間にあったことは黒眼鏡になりました、はい。ユウマ君の眼鏡も黒に・・・はっ!・・・ちょっと正直に言います・・・。ユウマは俺の名前です・・・。この物語は単なる俺の妄想物語です・・・。みんなもない?この世界に行きたいなって思うことがさ・・・。俺はこの世界から幻想郷に逃げたいです、はい・・・。あ、でも決していじめを受けてるとかじゃないよ。そこは安心してね。ただテストとか勉強とかから逃げたいだけです・・・。なんでここだけで200文字超えてるんだろ・・・。
はい、そんなことはさておき、はっじまっるよー☆


開幕!幻想郷大運動会!〜第一種目〜

「さぁ!早速競技に行くわよー!」

「さてさて、どんな競技が・・・。」

「最初の競技は・・・『旗取り競争』!」

「・・・なんだそりゃ?」

「『旗取り競争』ですか・・・。」

「え、みんな納得なんですか・・・?」

「はい、知りませんか、『旗取り競争』?」

「いや、聞いたことないですね・・・。」

「まぁ、今から紫さんが説明しますから。」

「そですか。」

 

『旗取り競争』ってなんぞやと思いながら俺は紫の説明を聞いた。

 

「ルールを説明するわね!この競技は、この妖怪の山のどこかにあるチーム数と同じ数だけあるこの旗を1つ取ってくればいいわ!能力の使用は自由!参加者はチームから1名選んでちょうだい!決まったらあそこの白線のところまで行ってね!」

「へぇー、あの旗を取ってくればいいのか。でも、どこにあるかの説明はなしと・・・。」

「はは・・・でも意外と見つかりやすいですから大丈夫ですよ。それじゃあ誰が行きますか?」

「俺が行きますよ。」

「早速ですか?」

「えぇ、体も慣らしときたいですし能力も見せるいい機会じゃないですか。」

「そうですね・・・。ここでリードしておくのも手ですね。ユウマさん、お願いします!」

「お任せください、さとり様!」

「頑張って、お兄ちゃん!」

「負けたら承知しないよ〜!」

「気をつけてねー!」

「任せとけって!」

 

そう言って俺は紫が参加者に指示した場所まで移動した。

 

「さぁ!参加者が集まったところでまずは選手の紹介よ!」

「『霊夢チーム』から、『普通の魔法使い』、霧雨 魔理沙!」

「っしゃあ!やってやるぜ!」

「普通ね・・・。あいつ普通なのか?」

「おぉ!ユウマ、お前がやるのか!お互い正々堂々やりあおうぜ!」

「おう!」

「『チルノチーム』から、『湖上の氷精』、チルノ!」

「あたいってば最強ね!」

「あれしか言わねーな・・・。」

「『紅魔館チーム』から、『完全で瀟洒な従者』、十六夜 咲夜!」

「咲夜さんがやるのか・・・。」

「えぇ、手加減しないわよ。」

「望むところだよ。つーか、完全って大層な二つ名だね・・・強そう・・・。」

「ふふっ、ありがとう。」

「『鬼チーム』から、『小さな百鬼夜行』、伊吹 萃香!」

「さて、頑張ろうかね!ユウマ、初心者だからって手加減しないよ。」

「わかってるよ。だが、こっちも負けるつもりはないんでね。」

「自信あるんだね、自分の強さに。」

「まぁな。」

「最後に早速の新人登場!『地霊殿チーム』から、『純白に輝くイメージクリエイター』、ユウマ!」

「とっとと終わらせちまおうか。」

「イメージクリエイターとはなんかすごそうな二つ名持ってるじゃねーか。能力の関係か?」

「まぁな。ま、見てみりゃわかるさ。」

「開始と同時に移動するから見る暇はないんだぜ。」

「そうか、そりゃ残念。なら俺はここから『移動しない』よ。」

『はぁっ!!?』

「私たちも舐められたものだね・・・。力の差を見せてやるよ。」

「ユウマ。」

「なんだ、紫?」

「その発言、はったりじゃないわね?」

「あぁ、当然だ。」

「ふふっ、何をするかは予想がつくわ。」

「お前にはバレバレか、あとさとり様にも。」

「えぇ、そうね。」

「なぁ、紫。」

「何かしら?」

「『他人に危害を加えなければ』能力は始まる前に使用していいか?」

「えぇ、もちろんよ。危害を加えなければ何をしても構わないわ。」

「オーケー、ありがとう。」

「どういたしまして。」

 

俺がそんなことを言った時、さとり様たちはというと・・・。

 

「さとり様、ユウマあんなこと言ってますよ!注意したほうがいいんじゃ・・・。」

「・・・そういうことですか、ユウマさん・・・。大丈夫よ、お燐。」

「え、でも・・・。」

「ユウマさんを、信じてあげて。」

「は、はい・・・。」

 

さて、始まりそうだな・・・。よし!

 

「それじゃあ、始めるわよ!参加者、位置について・・・。」

 

紫がそういうと俺以外はスタートダッシュのために少し身をかがめた。

 

「スタート!!」

 

紫がその言葉を言い終えたと同時にみんなの動きが止まった。もちろん俺も動いていない。『そこからは』な・・・。

 

「よし、これでゆっくり旗を見つけられるわ。ごめんなさいね、みんな。これも勝つためよ・・・。」

「そんな事だろうと思ったよ、咲夜さん。」

「!!!?ユウマ⁉︎どうしてあなたは止まっていないの⁉︎」

「それはこの種目が終わってからのお楽しみだよ。さて、旗を『取ります』かな。」

「あなた、そこから、動かないんでしょ?」

「あぁ、動かないよ。こうするから。」

「⁉︎」

 

そういうと俺は自分の前に小さなワープホールを開いた。そして、そこに腕を入れワープホールから出すと、俺は1つの小さな旗を取り出した。

 

「これでオーケーだな。」

「あなた、どうしてその旗を⁉︎」

「このワープホールは旗の1つのところにつながってる。そう作ったからね。それを取っただけだよ。」

「ありえないわ・・・何なの、あなたの能力・・・⁉︎」

「っとその前に、この時間が止まってる空間、消させてもらうぞ。」

「⁉︎」

「能力想像!『能力抹消』!」

 

俺がそう叫ぶと、時間は進み出した。

 

「また咲夜が・・・ん?は、はぁ⁉︎ユ、ユウマ・・・何でお前旗を持ってんだ⁉︎」

「えぇっ⁉︎」

「それで・・・咲夜が持っていない・・・?お前、時間を止めて取ってきたんじゃないのか?」

「時間を止めた空間を・・・消されたのよ・・・。」

「な、何だそりゃ⁉︎じゃあユウマの能力は能力を消す能力ってことなのか⁉︎」

「いいえ、違うわ・・・。彼は・・・。」

「そこからは俺が言おう。」

『!!』

「紫も言ってただろ?俺は『イメージクリエイター』、俺の能力は、『想像したものを創造する程度の能力』つまりはそれで能力を抹消する能力を作ったわけだ。そして俺は元よりこの創造能力で『他人の能力の干渉を受けない能力』を創造していた。これは紫公認だ。だから咲夜さんの能力の干渉を受けなかった。そして、ワープホールを作り、旗を取り出したわけだ。」

「そんな能力ありかよ・・・。」

「ありなんだよ。これが俺の能力なんだからなァッ!!旗は取った。紫、これでいいんだよな?」

「えぇ、それじゃあ、一位通過は、『地霊殿チーム』のユウマ!!」

「っしゃあ!!」

「・・・嘘〜・・・。」

 

そうして俺は第一種目は1位で通過した。

 

 

あのあと咲夜さんが二位通過、魔理沙が三位で通過、その次に萃香、次にチルノが・・・全速力で飛んだところ木にぶつかり気絶したのを運ばれた・・・。

 

「一位通過しましたよー、さとり様ー。」

「やりましたね、ユウマさん!!」

「すごいよ、お兄ちゃん!」

「まさかあんな手を使うとはねー。」

「しかも咲夜さんの能力まで消すなんて・・・。」

「意外と自由が効きますね、この能力。」

「この調子でどんどんやっていきましょう!!」

「はいっ!!あ、つーか体慣らすって言ったのに動いてねーや・・・。」

「まぁ、それは休憩中にストレッチとかをしていればいいと思いますよ。」

「そうですね。そうします。」

 

最初の競技は一位で通過した。だが俺たちの闘いはまだ始まったばかりだ・・・。




結構長くなったね、俺の小説にしては・・・。この物語は最初にも言った通り俺の妄想物語だけど、引かないでね・・・お願いします・・・。まぁ、それでも見ていただければ幸いです・・・。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!それではまた次回・・・幻想郷行きたい・・・

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。