それはともかくついに大運動会が開催いたしますのでそれでは読者の皆さん、会場に行きましょうか!それじゃあいつものやつを・・・それでは本編、はっじまっるよー☆あ、あと前に優勝商品はお酒だっていったけどあれ、お酒じゃなくて『誰もが欲しがる正体不明の絶品の飲み物』ってことにしといた。この話書き終わったらそっち編集してくる
「うへぇ〜・・・。人多っ・・・。」
「いつもこんな感じなんですよ?」
「マジですか・・・。見た感じ人里にいたような人はいないんですね。」
「私たちみたいに妖怪や普通ではない人間の集まりですからね。秘密に行われるんですよ。」
「あぁー、それでこの妖怪の山で行われるんですね。」
「はい、普通の人間はここには近づきませんから。」
俺たちは妖怪の山というとある山のだだっ広くまるで運動場の様に整備された場所に来ていた。ここが幻想郷大運動会の開催地らしい。すると、声がかけられた。
「来たわね、あんた達。」
「おぉ、久しぶりだな。」
「あら、霊夢じゃない。それに魔理沙も。」
「おひさ〜。」
「久しぶり。ユウマ、あんた出場するんでしょ?」
「ん?するぞ?」
「あんた、少しは霊力強いらしいけど・・・私には遠く及ばないわね。」
「ほぉー?そーゆーのはやってみなきゃわからんと思うが?」
「あら、自信満々じゃない?まるで能力でもあるみたいな?」
「ある・・・って言ったら?」
「・・・面白いじゃない。楽しみにしとくわ。」
「あぁ、驚くと思うぞ?」
「はいはい、楽しみにしとくわ。それじゃあね。」
「んじゃあな。待ってくれよ、霊夢!」
「おう。」
そう言うと霊夢と魔理沙は去っていった。あらまー、これはかなりの自信がおありで。
「あら、さとり達じゃない。」
「お久しぶりです、レミリアさん。それに咲夜さん達も。」
「お久しぶりでございます、さとり様、御一行様。」
「久しぶりー、お兄さん、お姉さん!こいしちゃんも!」
「久しぶり〜フランちゃん!」
「おひさ〜みんな。・・・?レミリア、その人達誰?」
「あぁ、紹介するわね。パチェに小悪魔、そして美鈴よ。」
「あなたがユウマね。レミィから聞いてるわ。私はパチュリー・ノーレッジ。魔法使いよ。レミィとは古い付き合いなの。気軽にパチュリーでいいわよ。」
「私は小悪魔と言います。お気軽に『こあ』とお呼びください。普段はパチュリー様のお手伝いをさせていただいてます。」
「私は紅 美鈴。紅魔館の門番をしています。お好きにお呼びください。よろしくお願いしますね。」
「あぁ、よろしく、パチュリー、こあ、美鈴。そーいやーそっちは誰が参加するんだ?」
「私とフラン、そして咲夜よ。」
「これまた強そうなチームで・・・。」
「あら、自信なくした?」
「そんな訳なかろう。俄然やる気出たわ。相手が強いほど燃えるってわけよ。」
「ふふっ、それじゃあ競技で会いましょう。ユウマ、あなたの実力、楽しみにしてるわよ。」
レミリアはそう言うと去り際にさとり様に近づいた。何か小声で話しをしているようだ。
「あれからどうなったの?進展したかしら?」
「えぇ、望む形とは少し違いますが、恋人になれましたよ。///」
「少し違う?」
「えぇ、こいしも一緒にユウマさんの恋人になったんです。」
「あら、2人して好きだったわけね。ユウマもモテるわね。」
「モテるからといってユウマさんは渡しませんよ⁉︎」
「わかってるわ。それじゃあね。」
「はい、ではまた後ほど。」
どうやら見た感じ終わったらしい。レミリアはさとり様から離れると去っていった。
「じゃあね、お兄さん、お姉さん、こいしちゃん!」
「それではこれで失礼いたします。」
「えぇ、また後ほど。」
「じゃあね、フランちゃん!」
「おう、じゃあな、みんな。また後で。」
その後に続いて紅魔館御一行が去っていった。
やーっぱ霖之助さん以外女の子しかいなくねーか、ここ?まぁ、全員美女だから構わんがな!そう思った矢先、俺の脇腹に痛みが走った。
「⁉︎いででででででっ‼︎さとり様⁉︎なんですかいきなり⁉︎」
「全員美女だからって浮気したらダメですよ?」
「えぇっ⁉︎お兄ちゃん浮気するの・・・⁉︎」
「しないって‼︎嘘じゃないからっ‼︎だからさとり様‼︎その怖い顔とつねるのをやめてください‼︎」
「はぁ・・・。」
「お兄ちゃん、絶対だよ?」
「うん、嘘じゃないって言ったでしょ?」
「わかった!じゃあ指切り!」
「ん?あぁ、うん。」
そんなこともあり、俺とさとり様とこいしちゃんはそーゆー契りを交わした。
「えぇーっと・・・それより・・・。」
「?どうしました、ユウマさん?」
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「なんか周りの視線が気になる・・・。」
「え・・・あ・・・。」
「ほんとだー。」
「そういうことね・・・。」
「ん?心読んだんですか?」
「はい、みんな『私たちが付き合ってるんじゃないのか』と・・・。まぁ、その通りなんですが、知らない人がほとんどですから・・・。」
「なるほど。めんどくさいですし、はっきりさせときましょうか。」
「え?」
「何するの、お兄ちゃん?」
俺はそう言うとさとり様達から少し前に出た。それで少し大きな声でこう言った。
「えぇーっとな、さとり様からみんなの心の中の事聞いたけどこの際はっきり言わせてもらおうかね。」
『え・・・なになに・・・??』
「ユウマさん?」
「お兄ちゃん?」
俺がそう言うとみんながざわつき始めた。
「俺は、さとり様とこいしちゃんと付き合ってるぞ。」
「ユ、ユウマさん⁉︎」
「お、お兄ちゃん⁉︎」
「ん?今更隠しても仕方がないでしょう?真実ですし。」
「真実だからって、こんなたくさんの人がいる中でそれをいいますか⁉︎」
「んー?そうですか?あっち側は納得してるみたいですけど?」
「え・・・?」
『あぁ、やっぱりね。あの雰囲気はね。』
『だと思ったわ。2人同時に付き合ってるのは驚きだったけど。』
「そんな簡単に納得するんですか・・・?」
「まぁ、紫から聞きましたけど、ここは幻想郷、『全てを受け入れる地』、なんですよね。」
「!・・・そうでしたね。」
「ま、言うのは恥ずかしかったですけどね。」
「ふふっ、まぁ、ユウマさんらしい気もしますけどね。」
「そうだね〜。」
「うん、ユウマらしいね。」
「そうだね。」
「そ、そうかねぇ・・・。」
そんなこんなで俺とさとり様、こいしちゃんが付き合ってることは公にされたところで突然あのスキマ妖怪の声が響いた。
「全員集まったわね?」
「マイク⁉︎」
「あぁ、これは河童のにとりが外から流れ着いたものを加工したものよ。」
「あぁ、納得。」
「ご理解どうも。それじゃあ、今回も始めるわよ!」
『おぉぉぉおお!!』
「おぉ、すごい熱気・・・。」
「毎回こんな感じですよ。」
「すごいですね・・・。」
「それじゃあ、チームの紹介をしたいから出場者以外は枠にしている線より外に出てくれるかしら?」
紫がそう言うと参加しない人達はあらかじめ引かれていた線より外に出た。白線とか普通に運動会じゃねーか。
「じゃあまずは大会開催以来連覇中の優勝候補から行くわよ。『霊夢チーム』から、霊夢、魔理沙、妖夢!」
「今回も優勝間違いなしね!」
「まぁ、油断できねーやつが1名いるがな。」
「そうね・・・!」
「続いて『チルノチーム』から、チルノ、大妖精、ルーミア!」
「あたいってば最強ね!」
「チルノちゃんって諦め悪いよね・・・。」
「そーなのかー。」
「続いて『紅魔館チーム』から、レミリア、フラン、咲夜!」
「今年こそは優勝するわよ。」
「絶対するー!」
「はい、お嬢様。」
「続いて『鬼チーム』から、勇儀、萃香、パルスィ!」
「っしゃあ、やるか!」
「あたし達の力、見せてやるよ!」
「・・・また私を埋め合わせに使うなんて・・・妬ましいわね・・・。」
「最後に私が注目してる期待の新人さんをチームに入れた『地霊殿チーム』から、さとり、こいし、ユウマ!」
「頑張りましょう!」
「うん!優勝狙うよ!」
「はいっ!!」
ついに幻想郷大運動会が始まった。やれるだけのことはやってやるさ。愛する人達のためにもな‼︎
「・・・ユウマさん、それ言われると恥ずかしいです・・・。///」
「あれ、見られちゃいました?///」
そんな感じで、幻想郷大運動会、ついに開幕する。
途中で自動保存されてるから後でやろうかなーと思ったけどやっぱやってるからには最後までやろうと思った。まぁ、そんなことより、ついに始まりました、幻想郷大運動会。次回から始まっていくのでよろしくお願いしまーす☆