東方恋地底   作:黒い眼鏡の未確認生物

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なんかさ、最近本屋よく行ってたんだけどさ、『失格紋の最強賢者』ってやつかなり面白いからオススメだよ☆あと結構エッチィやつだけど『戦恋(ヴァルラブ)』ってやつも面白いよ。※気に入らなくても自己責任でお願いしますね。
さて、本についてはこれくらいにしてそれじゃあ本編、はっじまっるよー☆


練習

「さて、二つ名も決まったことですし、練習しましょうか!」

「一つ質問です!」

「はい、何ですか、ユウマさん?」

「なぜ二つ名が必要だったんですか?」

「あぁ、種目で出場選手の名前が呼ばれる時に二つ名を言ってから名前を呼ばれるんですよ。」

「なにそれ、はっず!!?」

「まぁ、最初は私達も恥ずかしかったですけど、今では慣れてますよ。」

「そ、そうですか・・・?」

「はい、だからあまり気にしなくていいですよ。」

「りょ、了解です。」

「さて、練習と言ってもユウマさんの能力伸ばしが主ですけどね。」

「なるほど。」

「さ、それじゃあ練習に取り掛かっていきましょう!」

「はい!」

「おー!」

「うわっ⁉︎こいしちゃんいたの⁉︎」

「さっきからいたよー!」

 

突然現れたこいしちゃんに驚いたが、その後のこいしちゃんの膨れっ面が何とも可愛かったのでそんな気持ちはどうでもよくなり、顔が緩んでしまった。その時、

 

「い゛っ!!」

 

突如として脇腹に強烈な激痛が走った。何事かとそちらを見ると、

 

「ユーウーマーさーんー?」

「ひぃっ⁉︎」

 

何ということでしょう。さとり様がかなり不機嫌なご様子で俺の脇腹をつねっているではありませんか。待って、さとり様。それ以上強くしないで!ちぎれるから!お願いします!何でもいうこと聞くから!

 

「そうですか、それじゃあ何を聞いてもらいましょうか〜?」

「はっ‼︎待って、さとり様!今のはちがっ・・・!!」

「何が違うんですか?」

「ひぇっ⁉︎」

 

さとり様がギロリとジト目でこちらを睨みつけてきた。まるで敵わなさそうな圧倒的な威圧に俺は気圧されてしまった・・・。さとり様・・・恐るべし・・・。

 

「いえ・・・何も違いません・・・。」

「それじゃあ、今日のお風呂の掃除、お願いしますね。」

「えぇっ⁉︎あの広い温泉全部ですか⁉︎」

「そうですけど何か問題でも?ユウマさん言いましたよね?私のためならどんなことでもするって。」※詳しくは前回の話を見てね☆

「あ、あれは冗談で・・・!」

「言・い・ま・し・た・よ・ね?」

「は、はい・・・返す言葉もございません・・・。」

「お姉ちゃん・・・怖いよ・・・。」

「はい、それじゃあ練習しましょうか!」

「は、はい・・・。」

 

こうして風呂掃除を課せられた俺は、風呂掃除をする前にみっちりトレーニングすることになった・・・。

 

 

「・・・さーて・・・風呂掃除やるかー・・・ん?」

 

風呂場に来て気づいた。前にはなかったものがある。そこには・・・、

 

「なんで、男風呂と女風呂に分かれてんだ・・・⁉︎」

 

そう、温泉が男風呂と女風呂で分かれているのである。まるで普通の温泉施設のように・・・。

 

「ま、まぁ、いいか・・・。とりあえずは掃除だな・・・。」

 

そういうことでとりあえず先に男風呂を掃除しようと掃除道具を持って中に入り脱衣所を通り過ぎた。

 

「・・・マジか・・・男ってここでは俺一人だよな・・・?霖之助さんはここにはほぼ必ず来ないし・・・。」

 

俺が驚いた理由。それはあのかなり広かった温泉の約半分の広さの温泉があった。半分になっているとはいえ一人にしては余りがありすぎるくらいの広さだ。これが毎晩独占できるのか・・・やっふぃー!と、心の中でガッツポーズを決めたところで持ってきた掃除道具で掃除し始めた。女風呂との仕切りは竹製の隙間ない塀の様だった。ざっと3メートルってとこか。恐らくこんなに高いのは覗き防止だろう。しないけど。

 

「さっさと、なおかつ丁寧に掃除しますかー・・・。」

 

そうして俺はブラシで石床をこすり、鏡を雑巾で磨いた。途中で床で滑って温泉にドボンしたことは内緒である。結構ピカピカになった。そいじゃ、女風呂の方も掃除しますかね。とゆーことで俺は女風呂の方へ向かった。そして、男風呂の方と同じ作りの脱衣所を抜け浴室へと入った。こちらも男風呂と同じくらいの広さであり、同じような造りだった。さて、さっさと掃除しますかね。そして、俺が掃除しようとしたその時、ガラッという音と共に浴室と脱衣所を通じるスライド式の扉が開けられた。なんだ?と思い、そちらを振り向くと、

 

「・・・え・・・。」

「・・・あ・・・。」

「あ、やっほー、お兄ちゃん!」

「さとり様⁉︎それにこいしちゃんも⁉︎」

 

そこにはタオル1枚しか装備していないさとり様とこいしちゃんの姿があった。俺はとっさに後ろを向いた。

 

「ちょ、まだお風呂入る時間にしては早くないですか⁉︎」

 

今の時間帯は大体6時くらい。お風呂に入るにしては早い気がする。

 

「きょ、今日は練習で結構汗を流したので、先に入ろうと・・・それで・・・す、すみません!掃除中だと気付かず・・・私たち、後で入りますから!///」

「お姉ちゃん⁉︎」

「待ってください!!」

『!』

「あ、後で入りに来るのは面倒でしょうし・・・そっちを向かないように掃除しますので入って行ってください・・・ずっと、汗だくのままでいたくないでしょ?」

「で、でも・・・。///」

「お姉ちゃん、入ろうよ〜!汗まみれだから早く流したいよー・・・。」

「・・・そ、そうね。ユウマさん、絶対にこっち見ないでくださいよ?」

「も、もちろんです!」

 

そーゆー条件でさとり様達はお風呂に入り、俺は掃除を続けることになった。でも温泉を後ろにして掃除してたら気付かずに風呂の周りの岩に引っかかってまた転びそうだな・・・フラグを立てるのはやめておこう・・・。その時・・・嫌なことが起きた・・・。『ガッ』という音と共に俺の身体は後ろ向きに・・・温泉の方向に放り出された・・・。

 

「しまっ・・・ーーー!!」ドボーーン・・・

 

案の定俺はフラグを回収してしまった・・・。やべっ!早く温泉から出ねぇと!立ち上がろうとしたその時、『もにゅっ』という感覚が俺の『両手』にあった・・・。なんか嫌な予感がする・・・。そして俺は恐る恐る後ろにあった手の方向に振り向いた・・・。

 

「はっ⁉︎((汗」

 

目の前にはタオルがはだけて裸になっていて湯気が出そうな勢いで顔が赤くなっているさとり様とさとり様ほどではないがこちらも顔が赤くなっているこいしちゃんの姿があった。それで俺の手はそれぞれの上半身の膨らみをホールドキャッチしている。なんでこんな某宇宙人や地球人との女の子の間でエッチぃToLOVEるが起きまくる男子高校生みたいな展開が起きんといかんのだ・・・。ちなみに作者はララとモモ派です。っといかん!この柔らかい物体から手を離さなくては!だがその前に出来事が起きた。

 

『き・・・』

「き?」

『きゃあぁぁぁああ!!』

「へぶぁっ!⁉︎」

 

突然2人が叫び出し、俺の両頬に平手打ちが飛んできた。もちろん俺はもろに食らってしまい、恐らく俺の両頬に赤い手の形をした模様でハンコが押されていることだろう。そんなことを考えてるのもつかの間。俺はかなり強い力でしかも挟み撃ちにされたため、少しずつ意識を失いながら吹っ飛んでしまった。そうしてまたドボンした。

 

『はっ!』

「ユ、ユウマさん⁉︎」

「お、お兄ちゃん!」

「な、なんであんなことしたんだろ、私⁉︎こ、こいし、お燐を呼んできて!」

「う、うん!」

 

その後俺は浴室にあった涼む為の木製ウッドデッキに寝かされた。

※言っていませんでしたが、温泉は察し付いていたかもしれませんが屋外になっております。露天風呂やっふぃー☆




なんか書いてておかしいとこがあったようななかったような?
まぁ、いいや。次はこの話の続きだよ。とりあえずまた次回でー。

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