パッツン髪の練習にはやっぱ妖夢が最適だね、私的にw
まぁ、そんなことより「ドキドキの夜」はっじまっるよー☆
「・・・・さて・・・。」
俺は風呂から上がった後、自分の部屋の扉の前にいた。かーーーなりドキドキしてる、うん・・・。どーするの、これ。ドキドキなんだけど⁉︎なんでだ・・・自分の部屋なのに入りにくいぞ⁉︎おっかしいね!
ふとそんなことを考えてるといきなり扉が開いた。
「何を考えてるんですか、早く入ってきてくださいよ。」
「うわっ⁉︎・・・あ、さとり様か・・・は、はい。今入ります・・・。」
突然部屋からジト目のさとり様が出てきて俺に部屋に入るよう促した。部屋に入るとこいしちゃんもベッドの上にいた。
「お兄ちゃん、遅いよー!」
こいしちゃんはそう言いながら唇を少しとがらせ、頰を少し膨らませていた。・・・可愛すぎかよ・・・。そう考えてると突然背中に痛みが走った。
「いっ!⁉︎」
何事かと首をそちらに向けるとさとり様が背中をつねっていた。
「さ、さとり様?な、なんですかいきなり・・・?」
「別に、何でもありませんよ?」
そう言いながらつねるのをやめたさとり様は俺を一瞬睨みつけ、ベッドへと向かった。なんなんだ、一体?そう思いながら俺もベッドに向かうのであった・・・。
☆
「ねーねー、お姉ちゃん。」
「ん?どうしたの、こいし?」
「お姉ちゃんもなんでお兄ちゃんと一緒に寝たいの?」
「へ⁉︎え、あ、それは、その・・・!」
「ん〜?どうしたの、お姉ちゃん?」
こいしちゃんは少しいたずら的な笑みを見せながらそうさとり様に質問していた。さとり様は顔を赤くし、かなり動揺している。なんで?
するとさとり様が突然、
「こ、こいしはどうしてなの?」
「え?私?」
「あなた以外誰がいるの。」
「私はね〜・・・」
あ、俺も確かにさとり様の理由の次にそれが気になってた。
するとこいしちゃんはこう答えた。
「お兄ちゃんが大好きだから!」
「え⁉︎」
「は⁉︎」
こいしちゃんの発言に俺とさとり様は一瞬、素っ頓狂な声を出してしまった。
「ユ、ユウマさんが大好き・・・なの・・・?」
「うん、そうだよ?」
「・・・どれくらい好き・・・なの?」
「お姉ちゃんと同じくらい!」
「それは家族として・・・ということかしら・・・?」
「うん?そうだよ?」
「そ、それなら良かったわ。」
「次、お姉ちゃんだよ。」
「へ?」
「ほら、私答えたんだから次はお姉ちゃんの番だよ。」
「わ、私は・・・。」
こいしちゃんからの同じ質問に再度さとり様は顔を赤くした。
すると、なんとこう答えた。
「わ、私もユウマさんが大好きなのよ!///」
「・・・へ?」
俺は驚きを隠せずにはいられなかった。顔がすごく熱く感じる。
「・・・あ!も、もちろん私も家族として、ですからね⁉︎///」
「わ、わかってますよ!」
そんな調子で焦りながら会話している俺とさとり様を見ながらこいしちゃんは、
「そうなんだ〜、お姉ちゃんも大好きなんだね!」
「え、えぇ、そうよ!///」
「ちなみにどれくらい〜?」
「え、あ・・・私もこいしと同じくらい・・・かしらね・・・?」
「そっかぁ〜!」
「おぉ・・・すげぇ会話だことで・・・。」
「お兄ちゃん。」
「ん?なぁに、こいしちゃん?」
「お兄ちゃんは私たちのこと好き?」
「こ、こいし⁉︎」
「え、あ・・・・うん、大好きだよ?」
「本当に?」
「うん、嘘偽りなくね。」
「どれくらい?」
「んー・・・言い表せないくらい・・・かな?」
「えへへ〜・・・ありがとー。///」
「・・・あ!俺ももちろん家族として、だからね!」
「わかってるよ〜。じゃ、そろそろ寝ようよ!」
「あ、あぁ、うん。そうだね。」
「えぇ、そうしましょうか。」
そうして俺たちは電気を消し、ベッドに横になった。そーいやーこのベッド、1人にしては広かったんだよな。3人寝ても大丈夫なようだ。
で、ベッドのどこに誰が寝るかだが・・・なぜか俺は真ん中ということになった・・・さらにドキドキするやつ・・・。
「ドキドキするね〜。」
「そ、そうだね。」
「え、えぇ・・・。」
「お兄ちゃん。」
「ん?・・・っ!!こ、こいしちゃん⁉︎」
俺が驚いた理由。それは、こいしちゃんが俺の腕にしがみついてきたのだ。
「こうして寝てもいい?」
「い、いや、胸当たってるからさ?これはやめてくれた方が・・・。」
「だめ・・・?」
「うっ・・・わ、わかったよ・・・。」
「!ありがとう、お兄ちゃん!」
暗いところに目が慣れていたので少しこいしちゃんが見えていたが、まさかの上目遣い攻撃により、俺の心はKOされてしまった・・・ただ何か後ろから一瞬冷たい視線を感じたのは気のせいだろうか?
するとすぐさま反対側からも同じ感触が伝わってきた。
「さ、さとり様⁉︎」
「わ、私も、これで寝てください・・・。」
「え⁉︎あ、あの・・・わ、分かりましたよ・・・。」
「ありがとう・・・ございます。///」
こいしちゃんは許してさとり様はダメとかになったら不公平だから許可することにした・・・。
そして、さとり様は少し照れ臭そうに答えた。可愛いね、ほんと・・・。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「もう・・・どこにも行かないでね・・・?」
「あぁ、言われるまでもなく、そのつもりだよ。もうあんなバカな真似はしないから安心して。」
「わかった!おやすみ〜・・・すぅ・・・。」
そうとう眠かったのだろう。会話が終わるとすぐにこいしちゃんは寝てしまった。さすがに早すぎるでしょ・・・。そう思い苦笑をしていると、
「ユウマさん。」
「はい、なんですか?」
「・・・帰ってきてくれて、ありがとうございます。」
「!・・・こちらこそ、すみませんでした・・・。」
「私たち、とても心配したんですよ?こいしなんか、少し涙目になりながら必死に叫んで探してたんですから。」
「そう・・・だったんですね・・・。」
「まぁ、こいしが一緒に寝たいと言ったのは大好きという理由以外にもおそらく寂しかったのもあるのでしょうね。私も・・・いなくなって欲しくなかったですし、寂しかったので、できるだけ今日は一緒にいたかったんですよ。だから私も一緒に寝たいと思いました。おそらく、こいしも同じ理由でしょう。」
「・・・さとり様。」
「はい?」
「俺は、もうあんなバカな真似はしないと誓います。もう・・・迷惑はかけないようにします。」
「ふふ・・・昨日のことは、これで許してあげます。それでは、おやすみなさい。」
「はい、おやすみなさい。」
こうして、会話が終わり、俺たちは眠りに・・・つけるわけがなかった・・・。
寝むりかけで書いてたので、もしかしたら変なところがあるかもしれません。その時はコメントいただけたら嬉しいかなと思いますぅ〜。