東方恋地底   作:黒い眼鏡の未確認生物

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さてさてさーて、小説頑張っていきましょー!
シリアス展開がなくなって結構楽に書けそうだぜ、グヘヘへへへへ・・・・気持ち悪いね、すみません。
そんなことよりはっじまっるよー☆




昨日の俺が引き起こした家出騒動の翌日、俺は正座させられていた。

なぜだ・・・。

 

「あ、あのー・・・皆さん?俺はなぜ正座をさせられているのでしょう・・・?」

「ユウマさん。」

「は、はい?」

「私は昨日のことはまだ怒ってるんですよ?」

「え・・・昨日のあの雰囲気って怒ってないから帰ってきて的なことではなかったのでしょうか・・・?」

「私たちは一言も『許す』とは言ってませんよ?」

「な、なんですと⁉︎」

 

確かに今思い返せば許すという言葉はなかった・・・。

 

「え、ええっと・・・どうすれば許してもらえるのでしょうか・・・?」

「そうですねー・・・こうしましょう。」

「な、なんでしょう・・・?」

「なんでも一つ私たちの言うことを聞いてもらいましょうか。」

「で、できる範囲なら・・・。」

「『なんでも』だよ、お兄ちゃん。」

「・・・はい・・・すみません・・・。」

 

そんなこんなで俺はみんなの言うことを1つ、『なんでも』聞くことになった・・・。とほほ・・・家出なんかするんじゃなかった・・・。

 

「じゃあまず、お空、何がいい?」

「えー?私は特にないですけどねー・・・。まぁ、強いて言うなら・・・『いつも通り』って言うのが聞いてほしいことですかねー。」

「本当にそれでいいの、お空?」

「えぇ、いいですよ。」

「ありがとぉ、お空ぅ・・・!」

「私は帰って来てくれたらそれで良かったからね〜。」

「じゃあ、次はあたしのを聞いてもらおうかな〜。」

「お、おう・・・。」

 

お空は優しかったけど・・・お燐は何かありそう・・・。

 

「今日1日私の仕事を手伝ってもらおうかな。」

「おぉ・・・家事を経験したことない俺としてはなかなかハードな・・・。」

「『なんでも』、だからねー。」

「わかったよ・・・。じゃあ、こいしちゃんはなにがいい?」

「私はねー・・・それじゃあ・・・今日一緒に寝よ!お兄ちゃん!」

「え゛・・・⁉︎」

「こいし⁉︎」

「おぉー、こいし様なかなかハードな。」

 

いや、ちょいハードすぎはしませんかねぇ⁉︎

 

「ママママママ、マジで⁉︎・・・こいしちゃん?」

「『なんでも』、だよ。」

「うぅ・・・わかったよ・・・どこで寝るの?やっぱこいしちゃんの部屋?」

「ううん、お兄ちゃんの部屋!」

「おーけーおーけー、分かったよ・・・。じゃあ、さとり様は何n「わ、私も一緒に寝てください・・・!」

「・・・・はい?」

「だ、だから、その・・・私とも今日・・・一緒に寝てください・・・。」

 

こいしちゃんはまだ分かる。・・・さとり様も⁉︎うわ、めっちゃ顔赤い・・・。・・・可愛い・・・。って、そんなことより!

 

「え、えぇっと・・・冗談・・・ですよね・・・?」

「冗談なんかじゃありません!」

「・・・マジですか・・・?」

「はい・・・!」

「わ、分かりました・・・一緒に寝ますよ・・・。」

 

とりあえずみんなのお願いは聞き終えた。・・・内心少しだけ・・・ほんの10%くらいは夜が楽しみでもある。残りの90%は緊張してる・・・そりゃそうでしょうに・・・。

 

 

「お燐はなかなかにハードなことを毎日やってるんだな。」

「まぁね。けど今日はユウマが手伝ってくれてるからかなり楽だよ。」

「まぁ、喜んでくれたのならそれでいいよ。」

 

お燐の仕事は確かに大変だ。洗濯、料理、掃除、etc・・・かなりの数の家事をお燐はいつも1人でやっていたのだ。すごいなとすごく感心した。

 

「毎日やって疲れないのか・・・?」

「慣れたよ。最初は大変だったけどね。」

「ん、そうか。」

「あぁ、そうだよ。」

「まぁ、せめてマッサージだけでもしとこうか?」

「本当かい?じゃあお願いしようかね。」

「はいよ。」

 

俺はお燐をソファーの上に寝転ばせるとうつ伏せの向きになるようにしてもらった。そして肩から背中、そして足とマッサージをしていった。

 

「お、ユウマ、君マッサージもできるのかい?」

「んー、まぁ、やったことはないけどな。」

「本当かい?それにしてはセンスあるよ。すごく気持ちいいよ〜。」

「そりゃよかった。」

 

そういった何気ない会話をしながら俺はお燐のマッサージを終えた。

 

「スッキリしたよー。体が軽くなったようだよ〜。」

「喜んでくれて何よりだよ。」

「さとり様達にも教えてやらないとねー。」

「勝手にどーぞ。またやって欲しい時は言ってくれ。」

「わかったよ。今日はありがとね、すっかり助かっちゃったよ!」

「まぁ、言うこと聞く約束だからな。」

「それじゃ、お風呂入ってきな。まだこの後のお願い事、残ってるだろ?」

「あぁ、そうさせてもらうよ。また手伝いが必要な時は手伝うよ。」

「うん、その時は頼りにさせてもらうよ。」

「おう、それじゃ、また明日。」

「あぁ、また明日。」

 

 

お燐の仕事の手伝いを終えた後、俺はお風呂の脱衣所に来ていた。

「はぁ・・・そーいやーこの後さとり様とこいしちゃんと寝る予定あるんだよな・・・。早く風呂入って出ないとな・・・。じゃ、とっとと服脱いで・・・。」

 

俺が服を脱ごうとしたその時・・・。

 

「はぁ、さっぱりしたわー・・・え?」

 

そんな聞き覚えのある声が聞こえた俺は恐る恐る温泉の方向の扉を見た。そこには・・・

 

「さとり・・・様・・・⁉︎」

「ユウマ・・・さん・・・⁉︎」

 

そこには全裸のさとり様の姿があった・・・。・・・へぁっ⁉︎

 

「すすすすすすみません!!すぐ出ていきますから!!」

「ま、待ってください!!」

「え・・・?」

「少し・・・待ってください・・・。そ、その間、後ろを向いたままにしていてくださいね!」

「わ、分かりました!」

 

俺は言われた通り、さとり様の合図があるまで後ろを向いていた。

 

「もう・・・大丈夫ですよ・・・。」

「は、はい・・・。・・・!」

 

俺が振り向くと、パジャマ姿のさとり様がいた・・・可愛い・・・。

そんなことを考えてしまったせいでさとり様はただでさえさっき裸を見られて赤くなっていたと言うのにさらに赤くなってしまった・・・。

 

「えっと・・・ユウマさん。」

「は、はい・・・?」

「扉の前に入浴中の札・・・かけてありましたよね・・・?」

「・・・え?そんなのなかったですけど・・・。」

「え?でも確かに・・・ん?」

「え?さとり様、どうし・・・あ。」

 

俺とさとり様がそんな声を出してしまった理由。それは・・・。

 

『こいし(ちゃん)⁉︎』※()内はユウマが言いました。

 

なんと俺が入って来た扉を少し開けてこいしちゃんがのぞくようにこちらを覗いていたのである。

 

「あなたの仕業だったの、こいし⁉︎」

「えへへ〜。つい無意識的にね〜☆」

「言い訳になってないわよ!」

 

いや、いくら無意識的に動いてるからってこんなことするか、普通⁉︎

その時見たがこいしちゃんもパジャマだったためもう風呂は入ったのだろう。なぜそこを見たのかは知らんが。

 

「じゃ、お兄ちゃん、また後でね〜!」

「ま、待ちなさい、こいし!!そ、それじゃあユウマさん、私もまた後ほど!」

「は、はい・・・。」

 

さとり様はそう言うとこいしちゃんを追いかけて去って行ってしまった。ま、まぁ、今の俺に課せられたミッションはただ一つ・・・。

 

「風呂・・・入るか・・・。」

 

短い時間に色々あったが、とりあえず風呂入って部屋に行こう・・・。




なんか・・・書いてて変なとこがあったようななかったような・・・。とゆうかユウマ・・・変わってくれ・・・。

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