楽しんで見ていただけるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします!投稿ペースはバラバラではありますがその辺りはご了承願います・・・。((汗
迷い込んだ地
俺は・・・知らないところにいた・・・。
どこかわからないくらいに薄暗い所にいた。何か覚えてることはないか・・・。俺は『ユウマ』。歳は18。それ以外は・・・。ダメだ、わからない・・・。とりあえずわかることは全身が痛くかなり体力を消耗してしまっている・・・。なぜだ・・・。ダメだ、視界がぼやけてきた・・・。
俺はそのまま地面に倒れた。
☆
「お姉ちゃん!早く早く!」
「待ちなさいって。もう、しょうがない子ね。」
「まぁ、こいし様は昔からあのような感じですから。」
「それもそうね。」
私たちは散歩にでていた。そしたら先にいった子が、
「お姉ちゃん!人が倒れてるよ!」
「本当!?お空!あの人を運んであげて!」
「わ、分かりました!」
そうして私たちは倒れてる人を私たちの屋敷へ運んだ。
☆
「・・・んっ・・・。・・・ここは・・・。」
俺は目覚めると知らない天井があった。体を包み込む暖かさ。
どうやらベッドに入れられているらしい。倒れていたのを誰かが助けてくれたようだ。すると隣から、
「あ!やっと目覚めた!」
俺はビックリした。恐る恐る隣に頭を向けるとそこには緑がかった銀、もしくは黄緑色のふわっとしたセミロングの髪に黄色の服を着た可愛らしい少女がいた。しかも普通に俺が寝てるベッドに入ってる。・・・ん?ベッドに入ってる・・・?
「・・・・えぇっ⁉︎」
俺はあまりにもビックリしてベッドから転げ落ちた。そして壁に後頭部をぶつけてしまった。
「だ、大丈夫?」
「だ、大丈夫。平気平気・・・。それより君は誰⁉︎ここはどこ⁉︎」
「ちょっとちょっと、落ち着いてよ、お兄ちゃん。」
落ち着いてないのは君のせいだよ。と言いたかったがそれは少し悪い気がしたからやめた。すると部屋の扉が開き、
「こら、こいし。いきなりビックリさせちゃダメでしょ。すみません、うちの妹が。」
「え、あ、いえ・・・。」
入ってきた少女はピンク色の所々はねているショートカットの髪に水色の服、ピンク色のスカートをはいていてこれまたかなりの美少女だった。ただ一つ、浮いている目玉は気になるが・・・。あれは一体なんだろう・・・。そう思っていると、
「これはサードアイ。ほら、目は閉じちゃっていますがその子にもついてるでしょ?」
心を読まれた⁉︎
「はい、驚くと思いますが、私とその子は『覚(さとり)』。心を読む妖怪です。あ、自己紹介がまだでしたね。私は古明地さとり。ここ『地霊殿』の主(あるじ)です。そしてその子が妹の・・・。」
「こいしだよー!」
え、いきなり急展開すぎて訳がわからんのですが。ここは俺も自己紹介をしておいたほうがいいな・・・。
「お、俺は・・・ユウマ・・・です。」
「ユウマさんですか。よろしくお願いしますね!」
「よろしくね!お兄ちゃん!」
「え、あ、はい・・・。」
「そーいえば、私たちが妖怪と知っても驚かないんですね。」
「そ、それは・・・。」
恐怖より可愛さが勝ってるからとか言える訳がないじゃないですかー!そう思ってると、なぜかさとりさんが顔を赤くしている・・・。
・・・あ、しまった。心が読めるんだった・・・。
「え、えっとそれより、あなたはどうしてあそこに倒れていたんですか?」
「それは・・・わかりません。俺もどうしてあそこにいたのか・・・。ほとんど何も覚えていないんです・・・。」
「と言うことは住んでいたところも分からないんですか・・・?」
「そうなりますね。」
「困りましたね・・・。見慣れない服装だからおそらく『外の人』である可能性が高いから1人で放置しておくわけにもいかないし・・・。」
「ねぇねぇ、お姉ちゃん。お兄ちゃんここに住まわせちゃえば?」
「・・・そうね。ちょうど使ってない部屋もあるし、片付ければ住めるし。」
「え、いや、悪いですよ!助けてもらったうえに住まわせてもらうなんて・・・。」
「お兄ちゃん、人の厚意は素直に受けるものだよ!」
「大丈夫ですよ、ここの主である私が許可しますから。」
そんなに言われたら俺も1人で生きていくことは・・・おそらく無理だろう・・・。それならここはご厚意に甘えたほうがいいのかな。
「・・・わかりました。ここに住まわせていただきます。」
「はい、よろしくお願いしますね!」
「よろしくね、お兄ちゃん!」
「よ、よろしくお願いします!」
ここから俺の新しい生活が始まる・・・!
はい、初めての投稿で悪いところがあるかもしれませんが自分的にはよく書けたほうだと思います!これはまだまだ最初の方にすぎないのでこれからもよろしくお願いいたします!
誤字・脱字があった場合は言っていただいてかまいません!
俺は間違えたところを気づかずやっちゃうところがあるんでできたらお願いします!
最後まで見ていただきありがとうございました!