最弱無敗の神装機竜IFー黒の戦姫ー   作:情報屋迅龍牙

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第一章ですプロローグでは・・・いや、辞めておこう


第一章ー私と王子ー

ー私と王子ー

 

初めましてみなさん、私の名前はアイリ・アーカディアです。今からお姉様とお義兄様が、どうして婚約者同士になったかお話しましょう。

 

「どうしてそうなったか聞きたいんだけど・・」

 

「分かりましたお話しましょう」

 

「事の発端は、お義兄様の、叔母上現在の女王陛下が、お義兄様に結婚の話を持ち出したことから始まるんですが」

 

え?王子に見合い話?それで何で私が出るの!?

 

「そこでなんで私が・・」

 

「お義兄様は、知っていましたよ、お姉様が、黒き戦姫だと」

 

「え!?」

 

うそ!?王子に知られていた!?

 

「いつから、知っていたんですか?」

 

「君が、旧帝国を滅ぼしたその日から」

 

私が・・滅ぼしたことを知っていて・・

 

「なら、私じゃなくてアイリでいいじゃないですか!」

 

「それは出来ない」

 

え!?なん、で・・

 

「俺はあの日、君の戦いを見て、とても綺麗だと思った、それに、俺は君を守らなければならない」

 

「なぜ?」

 

「俺は君の、奴隷だから・・」

 

え?私の?奴隷?どういう事?

 

「あの?王子?それはどう言う・・」

 

「王子は、旧帝国に捕えられ、奴隷の刻印を押されてしまったんです」

 

「え・・それじゃまさか!?」

 

「そう、私と君は主従関係ということになる」

 

「一部の人間は君の正体を知っている」

 

まさか・・知られていたなんて・・

 

「それで、私を婚約者に?」

 

「それもあるのだが、まずはこの学園の学園長に会いに行こう」

 

学園長?

 

「学園長?」

 

そう言えばクロスフィードの学園長って誰なんだろう?

 

「お姉様も知っている方ですよ」

 

「え?私もってことは、アイリも知ってる人なの?」

 

「はい、その通りです」

 

誰だろう・・思い当たる人がいない・・

 

「それでは、行きましょう」

 

「は、はい!」

 

同じ頃学園長室

 

「はやくこないかなぁ〜ルーちゃん」

 

「そんなに急かしてもいいことはありませんよ?フィー?」

 

「はぁ〜い」

 

ところ変わって学園長室前

 

「では、入りましょう」

 

一体誰が出てくるんだろう?

 

コンコン

 

「どうぞ〜」

 

あれ?この声って!?

 

「失礼します」

 

「し、しつれいしましゅ!」

 

「ぷ・・」

 

「相変わらずのあがり症ね?ルノ?」

 

「あ!?レリィさん!それにフィーズ!」

 

「久しぶり、ルーちゃん」

 

「なんだ、フィールスはルノの知り合いだったか」

 

「うん、そうだよぉ」

 

「それでね、唐突で悪いんだけど、ルノ」

 

「はい?何です?」

 

「この学園の教師をしてもらえないかしら?」

 

え?えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

「な!?なんで私が!?」

 

「教師が足りなくてねぇ、あなたになら頼めると思ったのよ」

 

「得意でしょ?全教科?」

 

「・・・」

 

うっわぁ、すっごい目がキラキラしてる・・

 

「で、ですが!やるからには条件・・」

 

「分かってるは、そうねぇ一ヶ月あたり10万でどうかしら?」

 

10万・・・

 

「そんな金額、本当に用意できるんですか?」

 

「もちろんよ!私を信用してちょうだい!」

 

「はぁ、分かりました。引き受けましょう」

 

「ありがとう!ルノ!!」

 

はぁ、どうしてこんな目に・・




最近13巻買ったけど、ルクスの周りは女の子が増える増える
くぅぅぅ!妬ましい!

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