最弱無敗の神装機竜IFー黒の戦姫ー   作:情報屋迅龍牙

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召集令状

召集令状

 

「はぁ」

 

「はぁ・・・」

 

「二人してどうしたんですか?ルノ?アイリ?」

 

只今絶賛悩み中・・・理由としては、アイリが、フィーくんとの子供を授かったからだ・・・・名前を決めないといけないが、どういった名前がいいだろうか?

てゆーか・・・妹に先を越されて、私叔母さん!?

 

「あれ?フィールスは?」

 

「・・・・レリィさんとカイゼルさんに絞られてます」

 

「?」

 

クロスフィード :学園長室

 

「それで?どうしてこんなことになったのかしら?」

 

「・・・・・」

こ、怖いですよ!?カイゼルさん!!

姉さんも、殺意が!?

 

「いや、その、先日のルイン攻略前にみんなで、レストランで、その、酒を飲んでしまい、その後、衝動的に・・・・」

 

「なるほど・・・大方、フィールスの酒にだけ媚薬の類を入れたんだろうな」

 

「な!?だ、誰が!?」

 

「お前の嫁さんだよ・・・・」

 

「な!?」

 

そ、そんな、あ、アイリが!?も、もし本当だったら・・・・

 

「それで?どうする気なんだ?」

 

「も、もちろん、責任は取る!」

 

「はぁ、そういう意味じゃね・・・セルディアスにバレたらどうする?」

 

「『今の』あいつだったら、アイリを追い出すぞ?」

 

「そ、それは・・・・」

 

コンコン・・・

 

「はい?誰かしら?」

 

「失礼します、王女殿下より手紙を預かってまいりました」

 

「あら、それはご苦労さま」

 

「それでは」

 

「なんだ?こんな時期に・・・」

 

「さぁ?」

 

《ルノ・アーカディア》

 

「ルーちゃん宛?」

 

「そのようね」

 

 

数時間後 :学園長室

 

「私宛の手紙ですか?」

 

「そうなのよ、それで、ここで開けてもらえるかしら?」

 

「構いませんが・・・」

 

スー・・・

 

「え?これって、召集令状?」

 

「なんですって!?」

 

「なんと書いてあるの?」

 

『今日、大会議場にて、ラグナレクの話し合いをする、お主も参加すべし』

 

「ラグナレク・・・・」

 

まさか、ユグドラシルが?いや、でも

そんなこと有り得るのか?

 

「それで?どうするの?」

 

「もちろん行ってきます」

 

「そう、だったら、フィールスもつれていきなさい」

 

「え?フィーくんを?」

 

「今回の罰です、行ってきなさい」

 

「ありがとうございます。姉さん」

 

俺の、罰ですか・・・姉さんも甘いなぁ・・・・でもありがとう。姉さんには、感謝してもしきれないよ。

 

「それで?いつの?招集日って?」

 

「それが・・・・明日なんだよね」

 

「え?明日って、授業入ってるはずじゃ?」

 

そう言えば、2時限目に・・・・いれてたわね、どうしましょう

 

「俺が出ようか?」

 

「あら、『リュウネ』戻っていたの?」

 

「あぁ、騎士団の遠征について行ってたからな?急遽もどることになってびっくりしたけどな」

 

「あの?彼は?」

 

「あぁ、二人は知らなかったな」

 

「奴は、リュウネ・ドラグライツ、自由気ままな奴ではあるが、教え方はこの学園では一番と言える」

 

「そんなに!?」

 

「それは、あんたの方だろ?」

 

「どうだろうな?」

 

しかし、彼女が、ルノ・アーカディアか、ふふっ、楽しくなりそうだな?さて、『あいつ』にも連絡しとくか・・・・

 




俺事リュウネが出ました!
しかし俺は、中立の存在・・・そこまで出ないからね?

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