DS - ダイアグラナル・ストラトス -   作:飯テロ魔王(罰ゲーム中)

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ここから少しずつ話が進みます。相変わらずタイトルにセンスありませんw
ついでに仕込んできた伏線の一部が出てきます。
SAOやALOを使わなかった理由がこれで、この方法を使った所はなかったと思います。
切りのいい所で切ったらちょっと短くなりました。安定して文字数を出すのが難しいです。

自分で書いててなんだけど、いっくんのブッ飛び具合がおかしい方向に突き抜けてる気がします。でもこれぐらいしないと今後の展開が……



今更ですが指摘を受けてタグ追加しました。これで混乱は少なくなる、はず?



※誤字報告を頂き、1話を修正しました。ありがとうございます。


00-05 進路と可能性

 DSO、自身のガレージの中でイチカは先日のゾルダートとの協働ミッションで行った戦闘記録を元に、戦闘レポートを作成していた。

 このレポート作成はかつての対戦ものやロボゲー等でもあった、有志のプレイヤーが集まって作成された戦闘を始めとした立ち回りにおける教本の一つだ。蓄積された経験はISとは比較にならず、あらゆる場面における、戦闘の構築をはじめとしたDS技術の塊。

 仮想世界とはいえ――否、仮想世界だからこそ起こせる殲滅戦、侵攻戦、打撃戦、迎撃戦、防衛戦、包囲戦、突破戦、退却戦、掃討戦、撤退戦、隠密戦、空中戦。

 この世で起こるであろう、市街地、密林、砂漠、海上、国境など、全ての状況戦闘のノウハウがこれでもかと詰め込まれている。

 それだけでなく、多対一、対軽量、対中量、対重量、対巨大兵器など、人が考え付く戦闘から、まず考え付かないような圧倒的戦力差を始めとした対機人戦も含まれ、あらゆる状況、全ての場所が戦場と考えられている。

 そのノウハウはDSOにおいては初歩の初歩の初歩とさえ言われる一対一の立ち回りでさえ、初心者から熟練者まで幅広く利用されている。

 

 イチカはそのレポートの殆どをほぼ一人で作成し、DSOで誰でも参加できる様、まとめサイトを作って公開している。

 一説では、どこかの国がDSOをISの仮想訓練に利用している、などという話もあるが、イチカ自身はその話は可能性の一つと捉えている。かつてSAOがサービス開始した際、そのシステムを軍事利用しようと米軍がSAO内で暗躍していた、という話がある。

 前例がある以上、可能性はゼロではない。

 軍事利用は避けられないにしろ、悪用された時のカウンターを視野に入れ、イチカはレポートを作成している。

 

 そのレポート作成が終わると今度はブランの調整を始めた。つい最近も機体面を調整したばかりだが、今行っているのはFCSを始めとしたソフト面の調整だ。

 メルセネール・ブランはDSOにおいては型落ちながらも、イチカの主力として活躍できる最大の理由は徹底した調整(メンテナンス)が基盤となり、あらゆる可能性を考慮してその性能を如何(いかん)なく発揮するかにかかっている。

 どれだけ頭打ちが見えても、それだけ限界が見えても、可能性が一つでもあるならば愚直なまでに何度も見直し、徹底して調整する。まるでISの整備の如くこまめに調整すれば、この機体はどこまでも応えてくれる。

 

 機体製作の依頼が来ればランクスが機体面の調整を行い、イチカがソフト面の調整を。

 二人に戦闘の依頼が来ればイチカが切り込みを務め、ランクスがそのサポートを。

 コンビを組んでからこの関係が崩れる事は無く、それぞれのアプローチから最適解を求める姿は、ある種の芸術にまで昇華し、二人に機体作成の依頼が来る事も珍しくなく、作るもの全てが芸術的とすらいえる機能美の塊で有名だ。

 

 ところがブランのFCSは他と違って少々――もとい、かなり変わっている。

 まずFCSに射撃で最重要とされるロックオン機能がない。ビットを制御するサポートシステムは最低限。ブレードを振るう為のモーション制御機能は最初から除外。唯一の強味はハイパーセンサーの能力が極限まで強化され、広範囲で敵味方の識別ができるだけというイカレ仕様だが、これは全ての制御をイチカ自身ができる為こうなった。

 

 DSOというゲームにおいて、既存のVRゲームと違う所は“なんでもアリ”という一点が突き抜けて強調されている。限られたリソースの中であればどんなスタイルでも、どんな兵装でも、どんな戦い方も許される。

 その自由さは、かのSAOやALOとは比較にならない程で、時として戦闘の主力となるスキルやアビリティすら通常攻撃で潰されるなんてのも当たり前。生身対DS、一対多数、部分展開のみでのミッション攻略なんてのもザラだし、対戦などはそれ以上に自由度が高い。

 ファストクラスともなれば1フレームの世界で1ドット単位の見切りと最速の判断が要求され、それと共に敵のわずかな動きや弾幕の一発に至るまでを完全に把握した上、敵味方やフィールドオブジェクトの位置も理解し、そこから有利な戦闘運びを読み、流れを作る。

 そんな一瞬の遅れが致命傷となる世界で、肝心なFCSの処理判断が遅いのでは話にならない。ならばいっその事、最初からFCSの主要部分をカットして自身で判断し、自力で照準(ロック)して攻撃すればいい。

 そうしてイチカ自身がFCSのプロセスを理解する事で、不要となったシステムを一つ一つ削り、必要なシステムのリソースを増やし、自らの優位性を求める。

 更に言えば武器にセットするアビリティも極力除外されている。アビリティが発動するメカニズムを理解しているのであれば、対人戦であれミッションであれ、アビリティを発動させる一瞬のタイムラグとエフェクト、発動後のクールタイムすら逆にネックになるが、それでも状況打破の為に使いたい。そうして生み出された技術が、『技能再現(リプロダクション)』というアビリティを自力で再現する技術だ。

 タイミングもシビアだし、実戦で使うにはかなりの練習が必要で、再現できてもダメージはせいぜい本来の7割ぐらいが良い所。

 メリットがあるとすればクールタイムを無視して連発できる事と、他武器で別アビリティを再現可能というぐらいで、極めない限り曲芸の域を出ないシステム外スキル。その上FCSのシステムも削るだけ削っているのだから、イチカの負担は()して知るべし。

 一見するとデメリットばかり目につくが、逆に使いこなせればこれ以上ない人間FCSだ。SAOの様にスキルを重視されていないからこそできる、ある種狂気にも分類される特殊技術。

 プレイヤー自身もDSの一部と割り切って機体を構築すれば、その分対応できる状況は増え、不意の状況にも即座に対応できる。

 何より『使える物を使わない』というだけでR2の倍率に繋がるというメリットもある為、単純にイカレた人間FCS仕様というわけでもない。

 

 最も、ここまで徹底してプレイヤーをDSのユニットの一つとして割り切るのはイチカぐらいのもので、技能再現(リプロダクション)を主力アビリティにするプレイヤーなど、DSO中を探してもイチカぐらいだろう。

 メカトロニクス技術に明るくなったお蔭でこの方法を思いつき、この技術を主軸とする新戦術を開拓しておきながら、尚その技量への執着と向上心は枯れる事がない。

 

「…………」

 

 無言のまま丹念に機体構成を比較し、自らが持つ知識と技術を照らし合わせ、何ができて何ができないか、何をして何をしないか。只々(ただただ)只管(ひたすら)に突き詰める。

 それは機人一体を以て最強を求めるプレイヤーとしてのあくなき探究心か、はたまた織斑一夏の鏡映しなのか。

 それは誰にも――イチカ本人にすらわからない。

 あの日、このDSを託された時からの約束を果たす為、あらゆる可能性と選択肢の中から選んだ答えがこの方法。現実(IS)でやれば正気の沙汰を疑われるような、ゲームの世界だからこそ許される外法。

 

「……よし」

 

 調整が終わってウィンドゥを閉じる。今回の調整でブランは前回より軽くなり、イチカの負担が2割ほど増えたが、できる事が殊更(ことさら)に増えた。この間の戦闘で小姐(シャオチェ)とやりあった際、わずかなズレを感じた。その原因はスラスター出力の調子が変わって挙動に変化があった事と、腕部フレームを新調した事でパワーアシストの変動による出力の違いがわずかなズレと感じ、それに気付けたからFCSとサポートを大幅に変更できるようになった。

 数値の上では1か2ぐらいの小さな変化。それでもその変化でここまで変更する事ができた。この機体は型落ちなどではなく、プレイヤーがそのポテンシャルを引き出せていなかったという証左だ。

 

「さて、それじゃ――」

 

 早速機体テストを、と考えた所で来客を知らせるベルの音が鳴る。誰か来たのかとドアを開けると、栗色の髪をした小柄なツインテールの少女と、黒髪ストレートの長身グラマラスな女性が二人、とてもイイ顔で現れた。

 

「り、リン、ハルカさん……」

 

 現実(リアル)でもよく見知った二人が来て、イチカの背に冷や汗が落ちる。リンは言うまでもなく鈴で、ハルカは千冬がサブアカウントで使用しているアバターだ。

 この二人が来るという事は嫌な予感しかしない。

 

「いつまでDSO(こっち)にいる気だ。既に夕方だぞ?」

「晩御飯できてるから早く落ちようね、イチカ?」

 

 二人ともとても晴れやかな笑顔だが、目が笑ってない。そっと視線をずらして視界にある時計を見ると、既に夜の7時を回っていた。

 静かに怒りを称えている二人の前で、首を縦に振る以外の選択肢はイチカに残されていなかった。

 

 

 

***

 

 

「家に女の子がいるというのに、色気も食い気もそっちのけでDSO(ゲーム)とはな」

「生活に直結してるんだから、手を抜けないだろ」

 

 育て方間違ったかな、と呟きながら千冬が蟀谷(こめかみ)を押さえる。一夏の言い分も(もっと)もなだけに、叱るに叱れない。

 千冬がIS学園の教師というのは一夏にも知れているし、その給料の一部で仕送りをしていたのもバレている。

 一夏がDSOとバイトを始めてから仕送りの一部を返されて助かった事もある。何より元からカツカツだった仕送りを一夏の方から減額を言われて色々余裕が出てきている以上、千冬が怒る訳にもいかない。

 それ以前に中学生男女二人で過ごしながら、間違い起こさなかった弟を褒めればいいのか、手出ししなかったのをヘタレと(わら)えばいいのか判断にも困る。

 

「だが……」

 

 目の前に並べられた料理を見る。チンジャオロースに味噌を使ったオイキムチ風の浅漬け、春雨スープに春雨サラダと、中華な食卓を見ると正直凹む。自分なんか最近になってようやく味噌汁が失敗しなくなったばかりなのに、これらを手早く作り上げる鈴の腕前は、千冬など勝負にすらならない。

 チンジャオロースとオイキムチは同じタレを使っているのに加熱する・しないで味が劇的に変わるし、春雨スープとサラダは同じ春雨を使う事で無駄に材料を余らせない配慮がなされている。全体的にピリ辛な味付けはビールにも合うから食も進むし、口の中に残らない辛さも好ましい。

 

 文句なしで美味いだけに尚更キツい。千冬の前にはグラスまでキンキンに冷えたビールまで用意されていると、女子力の違いをまざまざと見せつけられた気がしてならない。中学生に女子力で負ける20代とかどんな拷問だ。

 

「一夏の言い分もわかるけど、食生活ないがしろにしてる時点で説得力皆無ね」

 

 鈴に痛い所を突かれて一夏が唸る。実際鈴が来てから食生活が改善され、非常食どころか主食になりつつあったエナジーバーやサプリメントなどは陽の目を見なくなって久しい。

 それどころか鈴に胃袋をガッツリ掴まれ、一夏が台所に立つ事すらなくなりつつある。その辺に関しても千冬は鈴に頭が上がらない。

 いっそこのまま一夏捕まえてくれないだろうか。体型的にはやや薄めだけど、ちょっと誘って暴発でもすれば一夏の性格的に逃げたりしないし。

 

「まぁとにかくだ、DSOをやるなとは言わん。せめて鈴を連れてどこかに遊びに行くぐらいは考えて――」

 

 そういえばリビングに有名な遊園地の限定人形が飾ってあったなと思いだす。

 

「――ああ、蛇足だったか」

 

 二人揃って千冬から目を逸らし、顔を赤らめた。

 確かあの人形はカップルで行くとゲットできた筈。考えられるのは鈴があの人形を口実に一夏を連れ出し、土壇場で入手条件を教えられて大慌てしたが、なし崩しにカップルという事にして貰ってきたといった所だろうか。

 我が弟ながら、デートスポットに女の子を連れて行くような甲斐性がないのは知ってる。

 むしろ甲斐性もってくれないと鈴がかわいそうだ。

 

「まぁ、年齢相応の付き合いであれば何も言わんさ。むしろ世話を焼いてくれる鈴に感謝しておけ」

 

 穴があったら入りたいとはこの事か。

 甲斐性なしが家族公認で、更に世話女房も周知の事実とか立つ瀬がない。

 おまけに弾と数馬の言葉を思い出してまともに鈴を見る事ができない。

 

 

『鈴も期待してる』
『とりあえず一発ヤッとけ』

 

 なぜそこを思い出してしまうのかと自問自答。更にここ数日の鈴の格好が脳内で勝手にリプレイされてちょっとヤバい。

 このままでは色々考えすぎた挙句、オトコの事情で立ち上がれなくなりそうだ。

 鈴もそうだけど、それ以上に千冬姉に今の状況バレたら何を言われるか。

 

「ああ、そういえば一夏」

「ん?」

 

 つとめてそっけなく答える。色々立つ瀬がなくなってきているが、食事中にバベルの塔建設中とかバレたりしたら、男として社会的に死ねる自信がある。

 

「お前、進路は就職を考えてるそうだな」

「――本当なの、一夏?」

 

 いきなりの爆弾発言に鈴が驚愕する。

 

「……誰からその話を」

「なに、私もそれなりの耳がある、ということさ」

 

 一瞬で真剣な表情になった一夏に、したり顔の千冬が答える。

 

「今のままだとバイトしてても学費含めたらカツカツだし、1年か2年ぐらい働いて学費を稼いで、それから定時制でも受けようと思ってる」

「なによ、それ……」

 

 生活においてDSOで稼いだポイントを生活費に()てているのは鈴も知っていたし、千冬もその辺の事情は周りから聞いている。

 経済能力という面において、千冬は鈴どころか一夏にすら及ばず、それで知らず知らず迷惑をかけていた事を知った時など、過去の自分を殴りたくなる程後悔した事もある。

 それでも最近はDSOのポイントやバイトなどで余裕も出てきていると思っていたし、実際仕送りの減額もされているから将来の事も含めて考えているものだと思っていた。

 

 否、思いたかった。

 

 それが予想の斜め上をいく答えが返ってきたせいか、鈴は絶句し、千冬も渋い顔をしている。自分の事を(かえり)みない性分だというのを理解していたつもりだが、ここまでとは鈴も思いもしなかった。

 

「ま、そう言うだろうと思ってたさ」

 

 言いつつ、千冬が足元においた鞄から封筒を取り出す。角型20号と呼ばれる、A4サイズが丸々入る大型のものだ。

 食事中に失礼とは思いつつも、中身が気になった一夏はそれを開き、鈴も気になって一夏の後ろに回る。中から出てきたのは、来週行われる総合進学案内というイベントのパンフレットで、幾つかの学校の紹介もある。

 

「これって……」

「試験的にだが、来年度から日本も奨学金の代わりにR2を導入する事が決まってな。それはR2導入校の進学案内だ」

 

 え? と二人揃って顔を上げる。

 

「R2って、報酬の倍率をあげるシステムじゃ――」

「DSOの報酬のポイント、日本では正式にR2と呼称するそうだ。いつまでも報酬とかポイントと呼称するのは体面が悪いんだろう」

 

 なるほど、と二人揃って呟く。

 DSOで得られる報酬はスポンサーの協賛会社も出資し、共同資金という形でプール。それぞれレートを変える事で各協力会社の割引ポイントとして使用できる。

それを応用し、海外でも私立校という条件が付くが、早期に技能者を養成できるという側面から、奨学金の代わりにDSOのポイントを使用できる学校はいくつかある。日本では導入の検討すら話題に上がらなかっただけに、この話は寝耳に水だ。

 

「R2を導入する学校はこの付近で8校、全国で50校ぐらいが導入を検討している。それでも海外に比べると慎重すぎるぐらいの少なさだがな」

「一夏、これなら行けるんじゃない?」

 

 降って湧いた様な幸運に鈴がはしゃぎ、一夏は突然の展開に呆然とする。よく見ると技術系や就職率の高い学校が多いが、R2という背景を見れば、日本も若い人材を確保しようと考えているのだろう。それでも一夏の学力であればどこでも狙えそうな学校ばかりだ。

 

「一度しかない十代、私が手伝えるのはこれぐらいだ。少しは足しになるだろう」

「……充分すぎるよ、千冬姉」

 

 一夏の目元に光るものが生まれ、鈴はそっと後ろから抱きしめた。

 

 千冬はそんな二人を見てビールを口にする。呑み慣れた銘柄でありながら、この日の酒は妙に旨く感じた。

 

 一夏を見守る役目はまだ自分だが、支える事はもうできない。

 

 

――あの日から、自分にはもうその資格がないのだから。




中華は温度も調味料(マジ
今回の鈴ちゃんのレシピは需要あれば公開します。詰め込み過ぎてついてこれないと思ったので、今回飯テロは自重気味。

というわけで、DSOのR2(というか報酬)の使い道その1。仮想と現実が密接に関係している、といのがちゃんと伝わればいいのですが。
発想自体はよくある店舗のポイント制度。あれこれ考えていたのですが、オーディナル・スケールを見た時に「これだ」と閃いて取り入れました。
他にも企業がDSOを通じて自社製品をアピールすることで広告費を削減し、クーポン等に回せるなどの裏設定もあったり。この辺はタイのエステ企業などからインスピレーションを受けてます。結構まんまですがw

参加企業の規模にもよりますが、店舗によってドルやユーロを始めとした通貨のように、R2のレートを変動させつつ、ユーザーの課金もプールする事である程度経済を回せる、という設定です。企業を国に置き換え、課金を通貨に置き換えれば解り易いかと。
同時に、DSO内でランクが高い=技術面(もしくは戦闘面)の知識がある、という考えから企業からすれば教育コストが削減できる上に即戦力も期待できる、という考えから奨学金に代わる制度としてR2を企業が買い取る形で学費に変換できるという設定。
学生も奨学金という将来の借金を抱える不安がない、という利点も。
他にも利用できる点が幾つかありますが、皆さんはどのぐらい思いつきますか?
現実でやろうとすれば2つ3つシステムの穴があって破綻が見えてきますがw

気になる人は調べてみましょう。そう難しい問題を残してないので調べるのは簡単かと。
勉強で遊ぶのは学生の特権で、遊ばせるのは大人の権利と考えてます。
遊びを勉強できるのに逆をしないなんてもったいない。

デメリットといえるかどうかわかりませんが、人数が増えると上を見る事に疲れてきて大抵がAかBランク辺りで満足しやすい、という設定。この辺まで行けば最低でも通信費ぐらいは確保できるので。
PvPとPvNの住み分けを明確にしたのも後々関係してきます。
一般的に言われる『にわかゲーマー』や『一般プレイヤー』などは、GGOの様なRMTではなく、生活のサポート(割引ポイント)になると、そこまで本腰を入れる人は少なくなると考えています。それでも『自身が冒険した報酬で生活できる』というのはある意味魅力ですが。
この辺はあまり深く本編に関わらせると読者がついてこれなくなると言われたので、あくまで『話を盛り上げるスパイス』程度に盛り込んでいきます。

Q:なんかいっくんネガティヴじゃね?
A:後に判明します。ある意味王道です。
 ヒントとしては千冬も攻略対象になる可能性がある、かな?

Q:ハルカって誰?
A:戦乱カグラの登場キャラ。中の人繋がりで名前を拝借。でもイメージは艦これの長門。中の人違うけど。
ちなみにリンのイメージはISAO式炉心リン(顔芸担当)で、体型もあのイメージ。最終的にもう少し育ちます。

Q:非合法の組織とかどうなってんの?
A:本編で明らかになります。ちょっと意外な(でもないかな?)方法で絡ませる予定です。あの方法は思いついた人もいる…はず? むしろいて欲しい。

Q:束さんはいい人?
A:一応漂白寄り。完全に白ではないです。

今回の話、書いてて「何かが足りない」と感じてます。
意見とか欲しいけど、こういうのはどこで求めればいいんだろ?

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