魔法科高校の魔術使い   作:快晴

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第6話

 

色々と特殊なこの魔法科高校にも、部活動は存在し、魔法に密接な関わりを持つ魔法科高校ならではのクラブ活動も多く存在する。

 

メジャーな魔法競技では、第一から第九まである国立魔法大学の付属校の間で行われる九校戦でも使用され、その成績が各校の評価の高低に反映される傾向がある。そして、この九校戦と呼ばれる対抗戦で優秀な成績納めたクラブには、クラブの予算からそこに所属する生徒個人に至るまで、様々な便宜が与えられている。

 

「つまり、優秀な新入部員の確保が、自分達の部の力を拡大させると言うことだな」

「そう。だからこの時期はトラブルが多発する。激しすぎる勧誘で授業に支障が出るほどに」

 

それは学生としてどうなんだ……

 

士郎は今、風紀委員会のことで話があると生徒会室に呼ばれ、新入生勧誘活動の話を聞きながら昼食をとっている。

 

「具体的なトラブルとしては、殴り合いや魔法の打ち合いも残念ながら珍しくない」

 

魔法の打ち合いとは、なんとも魔法科高校らしい問題だが、人の命を簡単に奪える魔法が、むやみに行使されるのは褒められた事ではない。

 

「風紀委員は事前にそれを止めるのが役目というわけか」

「俺も内容は掴めました。ただ、どうして魔法沙汰の問題が?

CADの携帯は禁止されているはずです」

「この時期は新入生用のデモンストレーションとして許可がでる」

 

トラブルの種になるCADの携行を、学校側が許可を出してどうするのかと思うが、九校戦へのモチベーションに直結するとなると、学校側も黙認せざるを得ないのかもしれない。

 

「というわけで、達也くんはこれから一週間フルで見回り、士郎くんは二日間、よろしく頼むぞ」

 

入って早々、トラブルになる予感しかしないのか、達也はやや眉間に皺を寄せている。

内心では色々とストレスを抱えているようだ。

 

「わかった。

他に要件がなければ私は失礼したいのだが」

 

話も終わり、自身の弁当を食べ終わった士郎は席を立つ。

 

「うん? 何か用事でもあるのかね?」

 

時計が示す時間は十二時十五分。

昼休みの時間としてはまだ三十分ほど余裕がある。

 

「ああ、少々、友人に渡さなければならないものがあってな。委員長、構わないか?」

 

渡さなければいけないものというのは、もちろん昨日頼まれたケーキである。

この場でケーキと言葉にしなかったのは、まあ、察してほしい。

 

「ああ。伝えたいことは伝えたからな。早く友人のところに行ってやれ」

 

摩利の許可も出たところで、士郎は自身の弁当を片手に生徒会室を後にした。

 

 

 

 

 

「きゃっ⁉︎」

 

廊下を歩いて教室に向かっていると、丁度、曲がり角のところで人が倒れ込んできた。

士郎は咄嗟のことながらも、自身の身体を使ってその人物を受け止める。

 

「怪我はないか?」

 

お決まりのセリフを口にした士郎は、寄りかかるように抱きとめていた相手から、一歩引いて距離をとった。

 

「は、はい。ちょっとつまずいちゃったただけなので」

 

その言葉を聞いて安心した士郎はすぐにその場を立ち去ろうとする。だが途中で、相手が自身の顔を驚いた様子で見つめていることに気がつき足を止めた。

 

いったいどうしたんだ?

 

吊られる様に士郎も相手の顔を確認する。

すると、自身が抱きとめたのが、森崎との一件で、真由美に魔法式を砕かれていた女生徒であることに気がついた。

 

「君はーー「ほのか、大丈夫?」」

 

「あの時の」と言おうとしたところで、遅れるように曲がり角から出てきた女生徒に言葉を遮られる。

 

「うん、大丈夫だよ雫。この人が支えてくれたから」

 

雫と呼ばれる女生徒は士郎の顔を見て、ほのか同様にしばらく固まった。なぜなら彼女もあの騒動の中心メンバーの一人だったからだ。

 

……これは厄介なことになる前にこの場を去った方が良さそうだ。

 

すぐにそう判断した士郎は、今度こそ、その場を去ろうと足を進める。が、数歩進んだところで再び足が止まった。

 

「何か用かね?」

 

士郎は自身の制服の袖を掴むほのかを見ると、できるだけ高圧的にならない様に尋ねる。

 

「あ、あの、上着を脱いでもらって良いですか?」

 

………何を言ってるんだこの娘は?

 

変なところを触っただろうと、難癖をつけられるのならまだわからなくもないが、突然、上着を脱げと言われれば士郎でなくともこの感想を抱く。

 

「ほのか、それじゃあ言葉が足りてない。

今のままじゃただの変人のセリフ」

 

そんな若干機能停止状態に陥りかけていた士郎を救ったのは、先ほどまでフリーズしていた雫だった。

 

「あっ! ご、ごめんなさい‼︎

その、服を汚してしまったので上着を脱いでもらって良いですか?」

 

汚れ?

 

士郎が自身の制服を確認すると、確かに胸のあたりに赤いソースの染みの様なものができている。

 

「なるほど、そういうことだったのか。

だが、君が気にする必要はない。このくらいの汚れなら染み抜きをすればすぐに落ちるからな」

 

これを聞いたほのかは、士郎の思いもよらない言葉に小さく吹き出した。

 

「すみません‼︎」

「いや、構わない。だがどうして急に吹き出したんだ?」

「その、あなたが染み抜きをしてる姿を想像したら、なんだか可笑しくって」

 

確かに、初対面の時にかなり刺激的な登場の仕方をした士郎が、制服についた染みをせっせと落としている姿は笑えなくもなかった。

 

「……確かに可笑しい」

 

ほのかの言葉を聞いて雫も士郎が染みと戦っている姿を想像したのか、くすくすと小さく笑い始める。

 

「雫、そんな風に笑っちゃ失礼だよ‼︎」

 

そう言って雫を止めるほのかであったが、初めに士郎の染み抜きの姿を想像して吹き出してしまった彼女の言葉には、全く説得力はなく、雫はしばらく笑い続けた。

 

「満足したかね?」

「うん。とっても面白かった」

「うぅ〜、ごめんなさい」

 

すっきりとした顔の雫に対してどんよりとしたほのか。まさに対照的な二人を目の前に士郎は苦笑いを浮かべる。

 

「それより…… すまないが名前を聞いても」

「私ですか? 私は光井ほのかです」

「私は北山雫」

「そうか私は衛宮士郎と言う。

光井さん、先ほどの制服の件なのだが、お言葉に甘えてお願いしてもいいだろうか?」

 

もともと断るつもりの士郎だったが、申し訳なさで今にも押しつぶされそうになっているほのかを見て、それをするのが不可能だと思い、結局、制服を手渡した。

 

きゅるるるる

 

そして、士郎の制服がほのかへと渡ろうとした瞬間、何やら可愛らしい音が士郎の耳に聞こえてきた。

 

「あのっ、これは……」

 

顔を真っ赤にしながら下を向くほのか。

 

それを見て士郎はあることを思いついた。

 

「二人とも少し時間はあるか?」

「えっ? まあ、ありますけど……」

「私も大丈夫」

 

士郎の突然の提案に首を傾げながらも返答する二人。

 

「そうか。ならば少しついてきてくれ」

 

そう言って、士郎は少々強引ではあるが二人の手を引いて自身の教室へと向かった。

 

 

 

 

 

教室の前についた士郎は、雫とほのかにその場で待つように伝え、一人で教室の中に入っていく。

 

「おっそーい士郎くん。私、待ちくたびれちゃったよ」

「エリカちゃん、士郎さんは風紀委員で用事があったんだから仕方ないよ」

 

士郎を出迎えたのは、机に手を伸ばしながら彼に文句を言うエリカと、そんな彼女を宥める美月の姿だった。

 

「すまないなエリカ。ところでレオはどこに行ったんだ?」

 

士郎は今日、本来レオのためにケーキを作ってきたのだ。本人がいないのでは話にならない。

 

「あいつならさっきトイレに行ったわよ」

「……本当か美月?」

「はい。士郎くんが来る少し前に」

 

信じてもらえなかったことに気を悪くしたエリカがげしげしと脛を蹴る。

だが士郎も元は英霊。この程度、痛くもかゆくも無い。そんな彼を見てつまらないと思ったのか、エリカは拗ねたようにそっぽを向いてしまった。

 

「はぁ、悪かったよエリカ、先に二人の分のケーキを渡しておこう」

 

そう言って士郎は保冷剤入りの紙箱からミルフィーユケーキとチョコレートケーキを取り出し、カバンに入れておいた紙皿にプラスチックのフォークをケーキと共に乗せ、前者を美月に後者をエリカに差し出した。

 

「おおっ‼︎ 待ってました‼︎」

 

……まったく、現金なやつだ

 

ケーキを見た途端に機嫌を直したエリカに苦笑いを浮かべた士郎は、レオを待たずに舌鼓をうつエリカを置いて、紙箱を片手に教室の外へ向かう。

 

「すまない。待たせてしまったな」

「いえ、そんなことないですよ」

「うん。それよりその箱は?」

 

士郎の手の中にある紙箱を見て雫が興味深そうに聞いてきた。

 

「よかったら食べてくれ」

 

元々は達也と深雪の分だが、あの二人ならそこまで強い執着を見せはしないだろうからな。

今度違うものを渡しておけば大丈夫だろう。

 

「えっ⁉︎ ケーキですか⁉︎」

「すごく美味しそう」

 

開かれた紙箱から覗くキラキラと輝くケーキを見た二人は思わず声を出していた。

 

「すまないが、このチーズケーキだけは遠慮してくれ。先約が入ってるんでな。二人で相談してフルーツタルトかミルクレープ、どちらかを選んでくれ」

「そんな、こんな高そうなケーキを貰うだなんてできませんよ‼︎」

「確かに。ほのかが買ったホットドックじゃ全然吊り合わない」

「いや、これは私が作ったものだから、値段の心配はしなくていい」

「「「「えっ⁉︎」」」」

 

その声は廊下で三人のやりとりを見ていた他の生徒からもあがった。恐る恐る、全て一から作ったのか聞いてきたほのかに、話た通りだと伝えると、ポカンと口を開けて少しの時間、放心していた。

 

「士郎さん、私も貰っていいの?」

「ああ、お近づきの印だ。是非貰ってくれ」

「じゃあ私はこのフルーツタルトを貰いたい」

 

そんなほのかとは対照的に雫はちゃっかり自身の食べたいケーキを先に早選ぶ。

 

「ちょっ、雫! 何でそんなに自然に選んでるの⁉︎ 」

「いつまでもここにいるのは他の生徒の邪魔だから。ほのかも早く選んだ方がいいよ」

「そう言う問題⁉︎」

 

この後も「でも……」と言いながら、しばらく食い下がったほのかだが、結局、士郎が投影した小さな紙箱にミルクレープを包んでもらい、同じようにフルーツタルトを持った雫と自身の教室へと帰っていった。

 

「おっ‼︎ 士郎その箱の中身はもしかして」

「チーズケーキだ」

 

数分後、あまりのチーズケーキの美味さにレオの絶叫が教室に響き渡った。

 

 

 

 

 

午後の授業も終わり放課後。

すでに部活動を決めていた美月とレオは、それぞれ目的の美術部と山岳部に向かい、生徒会と風紀委員会の仕事がある深雪と達也も同じように移動を開始していた。

 

残りのエリカはというと、おもしろそうなところが無いかブラブラ回ってみるつもりだとのことだった。

 

その時に、一緒に回らないかと尋ねられた士郎だが、店の営業があると丁寧に断りをいれておいた。

 

「まるでお祭り騒ぎだな」

 

店へと向かうため校舎を出た士郎だったが、校庭のみならず、校舎と校舎の間にまで埋め尽くされたテントに呆気にとられる。

 

「おっと、こんなことをしている場合ではなかった」

 

正気に戻った士郎は人と人の間をすり抜けて校門へと向かう。数多の上級生からの勧誘が同時に襲ってくるがもちろんそれは無視をする。無視された上級生が少し向きになって腕を掴まれそうになることも何度かあったが、うまく身体を動かしその手をすり抜け進んでいった。

 

「きゃっ、やめて下さい‼︎」

 

ある程度テントの数も減って、人と人との間にも隙間ができてきた頃、人垣の中で見知った人物を見つけた。

 

「あれは……、ほのかと雫か」

 

溢れかえる勧誘の手で、今にも押しつぶされそうになっている。

 

士郎はポケットに手を入れ投影魔術を開始、運動会などで使われるピストルを作り出した。

 

ぱぁぁん‼︎‼︎

 

突然の発砲音に周囲の視線がこちらに集中する。もちろん二人を囲っていた人垣もだ。

士郎はその隙を逃さずにすり抜ける様に二人に近き、手を引いてその場から抜け出した。

 

「えっ、ちょっと何するですか⁉︎」

「心配するな、私だほのか」

「士郎さん⁉︎」

 

念のため、門を出てしばらくした場所で士郎たちは足を止めた。少しスピードを出しすぎてしまったせいで二人の息が切れているが、見た所怪我をした様子はなさそうだ。

 

「士郎さんありがとう。凄く助かった」

 

先に息の整った雫が、騒動で乱れた服装を直し、お礼を言う。

 

「無事で何よりだ。二人とも災難だったな」

 

この二人は一科生である上に、容姿も非常に優れている。戦力という点でもマスコットという点でも、どちらも十分な人材だ。

上級生が、ああして束になって勧誘してくるのも無理はない。

 

「はい、途中までそんなに人はいなかったんですが、いきなり飲み込まれちゃって」

 

ここでようやく息を整えたほのかが会話に参加する。

 

「そんなことより、ありがとうございました。

また助けられちゃいましたね」

 

人懐こい笑みを浮かべながら笑いかけるほのかは実に可憐と言えた。士郎の知る赤い悪魔と違って、まったく邪気がないためか余計に華やかにも見える。

 

おっと、これ以上はまずい。

 

いつぶりかの寒気を感じた士郎はすぐさま思考をやめた。

 

「なんだか士郎さん、正義の味方みたい」

「正義の味方か……」

「うん。一番初めに会った時は深雪を助けて、二度目はほのか、最後に私たち」

「確かに雫の言う通り、士郎さん、いつも人を助けてますね」

 

以前の士郎なら顔を顰めたその言葉。

だが、今回は自分でも驚くほどスッとその言葉が自身の中に落ちていく。

 

「……ああ。実は私は正義の味方を目指していてね」

 

それを聞いた二人は、士郎の言葉が冗談だと思ったのか、一度顔を見合わせるとくすくすと笑い始めた。

 

「私、士郎さんのこと勘違いしてました」

「勘違い?」

「はい。もっと怖い人かと……」

 

ほのかの言う通り、初対面の時に同級生を叩き伏せた士郎に対して恐怖という感情を抱いていても何の不思議でもない。

 

「でも今日一日少しの時間ですが、士郎さんと過ごしてそれが私の勝手な思い込みだって気づきました。

士郎さんは誰かを思いやれるとっても素敵な人です」

 

初心な高校生が聞けば一発でノックアウトしそうな言葉をなんの躊躇いもなく告げるほのか。森崎との一件で魔法式を展開していたことから予測するに、意外と彼女は後先考えないタイプなのかも知れない。

 

現に今も雫にそれを指摘されて顔を真っ赤にしながら、手を世話しなく動かしている。

 

「誤解が解けて何よりだ。

それで、二人はこれからどうするつもりだ?

また学校に戻るのかね?」

 

しばらく話し合っていた二人だが、結局、今日はこのまま帰ることにするようだ。

 

「そうか。ならば駅まで送っていこう」

「はい、よろしくお願いします」

「頼りにしてる」

 

その後士郎は二人を駅まで見届けて、自身の店へと足を進めた。

 

 

 

 

 

「ありがとうございました」

 

士郎の開く店「コペンハーゲン」は、平日の開店時間が短いながらも、和洋中全ての料理が食べられる上、美味しいコーヒーに紅茶、ケーキまでもが手頃な価格で提供しているということで、近所では知る人ぞ知る隠れた名店として多くの固定客が存在する。

 

今出ていった男性もこの店の常連で、よく士郎のコーヒーを飲みに来てくれる人物だ。

 

今日も後少しで終わりだな。

 

時計に目をやり、あと三十分ほどで閉店の時刻になることを確認した士郎は、紅茶をカップに注ぎ、その場でひと息入れることにした。

 

客足の減るこの時間帯に士郎が紅茶を飲むのはある程度、定番となっている。

お客が入らない時間があるというのは、店としてどうなのかと思わなくもないが、士郎自身はこの物静かな時間が案外気に入っている。

 

そんな時間には珍しく、ドアベルの音が聞こえた。士郎は素早く紅茶をキッチンに片付けると、丁寧に挨拶をした。

 

「いらっしゃいませ」

「士郎、お邪魔するよ」

 

店内にやってきたのは士郎のよく知る人物たち。

達也、深雪、レオ、エリカ、美月のいつものメンバーだ。

 

「へぇー、ここが士郎の店か」

 

初めて店にやって来たレオが物珍しげにドアの前で店内を見渡していると、後ろからエリカに蹴りを入れられて、転がる様に入店してきた。

 

実に騒がしい。

 

それがきっかけでいつも通り口喧嘩を始める二人は放っておき、士郎は達也たちをテーブル席へと案内する。

 

「ご注文はおきまりかな?」

 

とはいえ時間も時間だ。達也たちは食べ物の類は注文せずにコーヒーと紅茶だけ注文する。

 

「あっ⁉︎ 士郎くん。私はおまかせでケーキをお願い」

「エリカ、君は学校でも一つ食べているだろ」

「大丈夫大丈夫、こうして運動もしてることだし」

「いでででで‼︎⁉︎」

 

入り口付近でレオに逆エビ固めを決めているエリカの注文も承った士郎は、キッチンで注文の品の準備を始めた。ちなみに何も聞いていないレオには一応オレンジジュースを用意してある。

 

「お待たせした」

 

注文を揃えて皆のテーブルに運ぶと、何やら達也の魔法の話しで、美月とレオが感嘆しているところだった。

 

「すごいですね……

自身の魔法が発表された後まで考えているなんて」

「俺なら目先の名声にとびついちまうだろうなぁ」

「一体何の話をしているんだ?」

 

途中で会話に入ってきた士郎に、エリカが達也のキャストジャミングもどきについてを説明する。

 

「ああ。あの魔法か。

まったく、展開される起動式を読み取ってCADの干渉波を打ち込むなんて、つくづく人間離れしているよ君は」

 

お前が言うな。

 

それが達也と同様に色々と規格外な士郎に対する皆の心の声であった。


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