甘兎の千代子さん   作:赤山グリテン

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 萌夏とチノちゃんのわだかまりも解消しました。あとは、宴のあと…みたいな雰囲気に。シャロの家での出来事を書きます。
 萌夏は翌朝の特急(ラビット・ハウス旅費負担)で、木組みの街中央駅から帰ります。
 あと、内容がほんのちょっとエッチに…。

 それでは、お楽しみいただけると幸いです。


第11羽 Jazzに濡れて歌に濡れて涙に濡れて

―シャロの家―

 

カクカクシカジカ…(千夜とチョコから、シャロへ経過説明)

 

シャロ「へー、いろんなことがあったのね」

 

チョコ「シャロにも迷惑かけちゃった。バイト途中で疲れているのにごめん…」

 

千夜「そう、シャロちゃんも本当は、休み時間で私達に遊びに来たのに…」

 

シャロ「甘兎庵が休みなのに、大変だったわね、千夜もチョコも萌夏ちゃんも」

 

萌夏「zzz……」

 

シャロ「あらあら、萌夏ちゃんもう寝ちゃったわ」

 

チョコ「突然ライブになっちゃったし、チノちゃんともいろいろあったし…」

 

千夜「まあ、そのわだかまりも解けたみたいでよかったわ。萌夏ちゃんは大変だったけど」

 

シャロ「それだけ一日起これば、まあ疲れるわね…」

 

千夜「帰りの交通費は、タカヒロさんがラビット・ハウス出演のお車代として、明日出発の超特急の切符を萌夏ちゃんに渡してくれたわ」

 

チョコ「今日萌夏は泊まらずに、夜行急行で帰るつもりだったんだけど、明日朝、その特急に乗ることにしたの」

 

シャロ「そうなのね…」

 

チョコ「それで結局、萌夏がここに一泊することになっちゃって。ごめんね、シャロ…」

 

シャロ「ううん、気にしないで、チョコ」

 

チョコ「シャロ、ありがとう」

 

千夜「ところで、私やシャロちゃん、チョコちゃん、マメちゃんにもお車代ってことでタカヒロさん、バイト代出してたわね」

 

チョコ「うん、私も貰ってる」

 

シャロ「私も。タカヒロさん、太っ腹ね…」

 

千夜「あら、甘兎庵で同じことしても、私はもっと出すわよ…」

 

チョコ・シャロ「千夜(ちゃん)、太っ腹!」

 

千夜(なんか太っているみたいで、ほめられた気がしない…)プクー

 

チョコ・シャロ(ほめたつもりだったけど、ちょっとマズかった…)アセ

 

千夜(でも、もちもちバンドで、あれだけお客が入るんだから…)

 

千夜(甘兎庵でライブをやれば、チャージ(注)を一人1,500円として…)ウフフ

 

   (注)チャージ…ライブ時の、通常の飲食料金の他に上乗せで取る聴取料のこと。

           今回のラビット・ハウスのミニミニライブはチャージを取って

           いないので、ノーチャージのライブという。

 

シャロ(なんか金儲けの顔してるわ。千夜…)

 

チョコ(私と萌夏でライブして、どれだけ儲かるか考えてる顔ね。まあ、経営者なんだから当たり前だよね…)

 

チョコ(萌夏を呼んでくれれば、お手伝いするよ、千夜ちゃん…)ニコ

 

千夜「どうしたの?、チョコちゃん」

 

チョコ「私達のミニミニライブで、どれだけ収益が上がるか考えている千夜ちゃん見てたら、嬉しくなっちゃった」

 

シャロ「千夜のお金儲け考えてる顔って、すぐわかるわ…」

 

千夜「え゛っ バレてる…」アセ

 

チョコ「でも、千夜ちゃんが私達をミュージシャンとして見てくれて嬉しい。萌夏も絶対喜んじゃう」

 

シャロ「そうよ。それでこそ千夜だわ、甘兎庵の全国展開を目指す女社長なんだから、当然よ…」

 

千夜「ありがとう、とっても嬉しいわ。二人とも、ずっと友達。ずっとずっと……」バターン

 

チョコ「千夜ちゃん、どうしたの?」

 

千夜「うーん」zzz…

 

シャロ「千夜、そのまま寝ちゃったわ」

 

チョコ「考えてみたら、千夜ちゃんがラビット・ハウスのお手伝いで、一番動いていたわね。本当はとても疲れていたんだね」

 

シャロ「千夜は、特別な時以外は体力ないから、すぐ疲れちゃうのに…千夜ったら無理をして…」

 

*チョコとシャロは萌夏と千夜を寝かしつけ、お祖母様にも千夜をシャロの家に泊めることを伝えた…その後…

 

チョコ「今日のライブを録画しといたよ。萌夏のはもう夜も遅いので後で見るとして、これだけはシャロに見せたくて…」

 

シャロ「え…何?」

 

チョコ「千夜ちゃんが一曲だけ歌った、ジャズ」

 

シャロ「えっ千夜って演歌専門だったわよね。まさか」

 

チョコ「一曲だけレパートリーがあって、疲れた萌夏のかわりに歌ってくれたの。私、感動しちゃった。そして千夜ちゃんが歌うときイメージしたのは、間違いなくシャロね」

 

シャロ「チョコ、悪いけど、その部分だけ見せて」

 

チョコ「うん。今、スマホに出すからね。イヤホンで聴いてね」

 

シャロ「わかったわ」

 

チョコ「ここからね」画面ピッ

 

シャロ「………」

 

(スマホ画面の千夜→♪〜とてもハッキリしてるわ。

私達の愛がここにあって、ずっと変わらないこと。

 

1年じゃないわ。永遠とプラス1日よ。

 

ラジオ、電話、映画のような、私達が今知っているこれらのモノも、

通り過ぎる幻想で、何時かどっか行っちゃって、

無くなっちゃうかもしれないわ。

 

でも、あのね、私達の愛はここにあって、永遠に変わらないの。

 

私達、ずっとずっと一緒よ。

 

ロッキー山脈も、ジブラルタル砦も、いつかは崩れちゃうかもしれない。

だって、ただの土で出来ているんだもん。

 

でもね、私達の愛はここにあって、永遠に変わらないの。〜♪→スマホ画面、ここまで)

 

シャロ「千夜……」グスッ

 

ポタッポタッ

 

チョコ(シャロ、泣いてる…)

 

シャロ「チョコ、悪いけどこのスマホ貸して。ずっとこれ見ていたい…」

 

チョコ「うん。歌ってた時に、千夜ちゃん、シャロの顔を思い浮かべてたんじゃないかなーって」ニコ

 

シャロ「あと、充電コードも挿しておくわね。充電が切れてたら悪いから」

 

チョコ「了解だよ…」ニコ

 

シャロ「私の家に4人で並んで寝るなんて、初めてだわ。何か嬉しい…」

 

チョコ「私もだよ…」

 

シャロ「私達も、もう寝ましょ」

 

チョコ「そうだね。明日もあるしね…」

 

シャロ「じゃ、お休み、チョコ。今日もありがとう…」

 

チョコ「シャロこそ。おやすみなさい」

 

*チョコは明かりを常夜灯(ナツメ球)に切り替えた。

 

チョコ(一番向こうで寝ているシャロは、布団に潜って、千夜ちゃんが歌ってた部分を何度も聞き返してる…布団からスマホの灯りが漏れて、すすり泣きの声が聞こえる…)

 

チョコ(幼なじみの千夜ちゃんとシャロの関係は、ずっと永遠だよ…。私も、負けずに仲良くなりたいな…)

 

チョコ(すぐとなりで寝てる萌夏の寝顔、かわいいな…。嬉しそうに気持ちよさそうに寝てる…ライブの夢でも見てるのかな?)

 

チョコ(シャロの隣で寝てる千夜ちゃんは和風美人ね。お人形さんみたい。癒やされる寝顔ってこのことだよねっ)

 

チョコ(私も寝よ〜…皆さん、おやすみなさ〜い)

 

―深夜ー

 

??「もふもふ〜」

 

チョコ「ちょ、ちょっと誰?……なんだ萌夏か。どうしたの?」モフモフ

 

萌夏「明日、帰るとお姉ちゃんとしばらく会えなくなっちゃうから、一緒にモフモフしていい?」

 

チョコ「隣にはシャロや、千夜ちゃんがいるんだよ? ダメだよ…」

 

萌夏「じゃあ、シャロちゃんと千夜ちゃんの方を見てみて、お姉ちゃん」ニコ

 

チョコ「?」

 

シャロ「えへへ〜千夜〜大好き…モフモフ〜」ダキッ モフモフ…

 

千夜「zzz……シャロちゃん…うふふ…」

 

チョコ「シャロ、千夜ちゃんとモフモフしてる…どうしちゃったの?」

 

萌夏「シャロお姉ちゃんが、もっと千夜ちゃんの歌聴きたいからって、さっき目覚ましに缶コーヒー、がぶ飲みしてたよー」

 

チョコ「それでカフェイン酔いなのね。聞いてはいたけど初めて見ちゃった。私の前ではコーヒーを絶対に飲まなかったから。」

 

萌夏「へー。そうなんだ。でも、シャロちゃん嬉しそう…千夜ちゃんは寝たままだね…」

 

チョコ「シャロが、寝ている千夜ちゃんに夜這いモフモフ…。なんか見てはイケないものを見てしまった気分…」

 

萌夏「そういうわけで、私もお姉ちゃんとモフモフ〜」モフモフ

 

チョコ「しょうがない萌夏ちゃんですね〜」モフモフ

 

萌夏「お姉ちゃん大好き〜」

 

チョコ「私も萌夏、だ〜い好きだよっ」

 

萌夏「千夜ちゃんとシャロちゃん、お姉ちゃんと私でダブルモフモフだね…」モフモフ

 

チョコ「あはは…そだね」ニコ

 

・・・・夜は更けていった・・・・

 

 

―翌朝(早朝)―

 

トントン…(包丁の音)

 

萌夏「おはよう、お姉ちゃん」

 

チョコ「あ、おはよう、萌夏」

 

萌夏「もうすぐ、朝食できるよ〜」

 

チョコ「ありがと。萌夏。ところで、シャロたちは?」

 

萌夏「幸せそうにピッタリと、このとおり(明るいとこで見ると、けっこう恥ずかしいな)…」モジモジ

 

チョコ「おやおや…(体を寄せあって、二人共まだ良く寝てる。着衣の乱れが…)」カァァ

 

チョコ「じゃ、寝ているシャロを、元の布団に戻しとくね…」

 

萌夏「そだね。夢の中ならいいけど、リアルじゃ恥ずかしいかも…」

 

チョコ「じゃ、シャロ、ちょっとごめんね…(お姫様だっこで移動して…)」ヒョイ

 

萌夏「お姉ちゃん、相変わらず力持ちだね(私もお姉ちゃんに抱っこしてもらいたいなー…)」

 

チョコ「やっぱりシャロは軽いね。全然余裕だよ…じゃ、元の布団に戻してっと」

 

チョコ「そして、ふたりの着衣の乱れも直して…(シャロったら、千夜ちゃん触りまくり…どこまで触りまくっちゃったの?…)」テレッ

 

萌夏「これで、夢の中は夢の中のままにってことだねっ」

 

チョコ「うん。これでよしっ。ありがと、萌夏…」

 

チョコ(私も同居してるから、シャロをモフモフしているけど、こんなに激しくないし…。シャロには物足りないのかな? 見習って、こんどモフモフする時は、ここまで激しくしてみよっ!)ヨシッ

 

*しばらくして

 

萌夏「朝食できたよ。お姉ちゃん…皆の分、4人分作ったよ。いつもお母さんの看病でおかゆなので、おかゆと卵焼きと焼き魚、サラダで我慢してね…」

 

チョコ「ありがとう、萌夏」

 

萌夏「あとで作り方のコツをお姉ちゃんに教わらないと…。お姉ちゃんのご飯、おいしいもん…」

 

チョコ「萌夏の料理だっておいしいよ〜」

 

萌夏「うれしい〜」ニコッ

 

チョコ「じゃ、シャロと千夜ちゃん起こして、ご飯にしましょう」

 

萌夏「うん!」

 

チョコ(この後、4人で朝食をとりました。シャロと千夜ちゃんは恥ずかしがる素振りもなく、お互い気持ちよさそうな表情で、朝食を取ってました。千夜ちゃんはずっと寝てて気付いてないみたいだし、シャロも憶えていないようです)

 

チョコ(そして、萌夏が帰るため、木組みの街中央駅へ見送りに行きました。千夜ちゃんとシャロは仕事があるため、私と萌夏だけが駅ホームに立ってます…)

 

 

―木組みの街中央駅ホーム―

 

*案内放送スピーカー「1番ホームに停車中の列車は、8時ちょうど発、超特急、スーパーフライングラビット1号、藻霜市(もしもし)行です。この列車は、全車両座席指定です。」

 

*案内放送スピーカー「ご乗車には普通乗車券の他に、座席を指定した特急券が必要です。お手持ちの特急券の号車番号をお確かめの上、『スーパーフライングラビット号乗車口』と書かれた札の、1番から12番の乗車口からご利用ください。」

 

チョコ「千夜ちゃんとシャロからもらった、おみやげは持った?」

 

萌夏「うん、千夜ちゃんからは和菓子をたくさんもらっちゃった。シャロお姉ちゃんからは今日のお昼にってお弁当を。朝食のお礼にって言ってた」

 

チョコ「そう。萌夏はみんなに愛されて、幸せね」

 

萌夏「いよいよお姉ちゃんとお別れ…寂しいな」

 

チョコ「お母さんの世話とか大変だけど、2年の辛抱だからね。」

 

萌夏「私、お姉ちゃんがいろいろ気遣いしてたって、お姉ちゃんがいなくなってから気がついた…」

 

チョコ「急な話で、萌夏に迷惑かけて、本当にごめんね…」

 

萌夏「ううん、こういう形でまたお姉ちゃんと会えるし、今日の夕方には家につくから、お母さんの世話もなんとかなるし…」

 

チョコ「お母さんも本当は寂しいんだけど、私達のことを思って、萌夏の外泊をOKしてくれたんだと思う…」

 

萌夏「うん。私もそう思うよ、お姉ちゃん」

 

チョコ「健康には気をつけてね。メールとかSNSでも連絡とれるから、何でも相談してね…」

 

萌夏「うん。あと、チノちゃんには、ちょっと心残りあるけど…」

 

チョコ「きっと時が解決すると思うよ。次会う時は、もっと仲良くなれるようにね…」

 

ドタドタ ワー

 

萌夏「向こうからなんか騒がしいのが…」

 

チノ「わー、見送り遅れちゃいます〜」ドタドタ

 

ココア「チノちゃん、待って〜、チノちゃ〜ん!」ドタドタ

 

チョコ「ココアちゃんとチノちゃん!」

 

チノ「萌夏ちゃ〜ん」ドタドタ

 

ダキッ モフモフ

 

萌夏(チノちゃんから私にモフモフ…)

 

チノ「はあ、はあ、萌夏お姉ちゃん、も、もふ、もふ、し、しよ…」

 

萌夏「うん!チノちゃん、モフモフ〜」モフモフ

 

チノ「はあ、はあ、間に合って、良かったです…」モフモフ

 

萌夏「で、私がお姉ちゃんでいいの? 同い年で同じ誕生日なのに…」

 

チノ「外見からして、萌夏さんは私より年下には見えませんので…見た目の問題です…」

 

萌夏「妹が出来て嬉しい〜、私、妹がいなかったので…」

 

チョコ(ほほえまー)

 

ココア(チノちゃん、年上だったら誰でもいいのかな? ちょっと心配しちゃう…)

 

チノ「このポット、ウチの店のコーヒーです。私が()れました。車内で飲んで下さい」

 

萌夏「ありがとう、チノちゃん。コーヒーのいい香りがするよ」

 

ココア「あと、これは私が今朝焼いたパンだよ! たくさん作ったから、家でも食べてね!」

 

萌夏「ココアお姉ちゃん、ごちそうさまです。うわ、こんなにたくさん〜おいしそう〜」

 

チョコ「ココアちゃんありがとう。(食べ物系は家計的に)助かるよ。パンの焼きたての香りが漂ってる…」

 

萌夏「チノちゃん、もふもふ〜」モフモフ

 

チノ「萌夏さん、モフモフ〜」モフモフ

 

萌夏(チノちゃんともふもふしてると、なぜか心が落ち着く。ココアお姉ちゃんやチョコお姉ちゃんの気持ちがなんとなくわかる…)

 

チノ(萌夏さんとモフモフすると、お母さんに抱かれたことを思い出します。萌夏さんの匂いも、なぜか母に近いんです)モフモフ

 

(発車ベルの音)ジリリリリリ………

 

チョコ「発車ベルが鳴ったよ。もう発車時刻だから列車に乗ってね。萌夏」

 

萌夏「チョコお姉ちゃん。みんなと別れるの、辛い〜」

 

チノ「また、メールで連絡しますね、萌夏さん」

 

ココア「綺麗な歌声、また聴かせてね。萌夏ちゃん」

 

チョコ「皆に喜んでもらって良かったね。萌夏…」

 

萌夏「うん…」

 

チョコ「ベルが止まったわ。じゃ、気をつけてね。萌夏」

 

*案内放送スピーカー「1番ホーム、ドアーが閉まります。ご注意下さい」

 

(扉が閉まる音)プシュー

 

萌夏「さようなら、チョコお姉ちゃん、チノちゃん、ココアお姉ちゃん…」

 

*萌夏の乗る列車が出て行った。

 

チョコ「いっちゃった」

 

ココア「寂しいね。チョコちゃん」

 

チョコ「ありがとう、ココアちゃん」ニコッ

 

チョコ「あれ、ところでチノちゃん、頭の上、ティッピーはどうしたの?」

 

チノ「ああ、萌夏さんに会いたい一心で…、急いでいたので、途中でどっかに落としてきたみたいです…」

 

ココア「…………」ヤレヤレ

 

 

―どっかの路上にて―

 

ティッピー「こらー、チノ! ワシを落としていくんじゃない!! チノ〜!!」ピョンピョン

 

 




 木組みの街中央駅の構造ですが、阪急の大阪梅田駅とか、JR東の上野駅の地上ホーム、東武線浅草駅のような、櫛(くし)型ホームです。
 自動放送は、JR東と西のものを混ぜてます。発車ベルは電子音でなく、台湾などで残ってるリアルベルなのですが、「なんで非常ベルが鳴るんだ?」という世代もあるので、北○住駅みたいに、とき○きポポロンで発車メロディーを流そうかどうか迷ったのですが、アニメでの駅の効果音がリアルベルなので、アニメと同じにしました。
 あと今回は少しエロくなりました、すみません。

 この拙い台本形式のssをお読みいただき、ありがとうございました。

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