夏月秋日 どちらかと言えば秋が好き曜日
気づくと宿泊研修から時は進み、季節は暑い夏から秋へと移り変わろうとしている。なんて頭の良さそうな文体(笑)で始めたけどやっぱ向いてないので諦めます。
という事で日記の中からおはようございますこんにちはこんばんはおやすみなさい。千崎雪夜です。もう遠月学園での授業も完全に慣れ始めてきています。
まぁ今日もいつも通り授業を受け、1日が終わったから日記を書いているわけです。ただすっかり頭から抜け落ちていた、と言うわけではないけど発表日を全く知らなかった行事がありましたとさ。秋の選抜さんだけど。
前回の日記とかでも書いていたけど、ようやく秋の選抜に出場するメンバーが完全に決定したらしい。朝登校したらよくわからないのが貼り出されてて、てっきり俺は合格発表か何かかと思った。
まぁそれはいい。さらっと俺も選ばれていたのも流そうとは思う。ただほんの少しムカつく事があった。今はここには書かないでおくけどね。
こんな感じの日記は似合わないので、ひとまず今日あった事を書く事にする。と言っても珍しく幸平くんと料理をしたんだよね。ゲテモノ好きだってのは初めて知ったけど。
使ってる食材は決してゲテモノじゃなくて、市販のスーパーとかでも普通に売ってる物ばかりだったんだけど、組み合わせが普通思いつかないものばかりなんだよね、しかもどれもこれも不味いって言うおまけ付き。
いくら表情筋がそこまで動く事がない俺だからって、流石にあれをいくつも食べるのはキツい。もう何を食べたか覚えてない、というより頭が覚えることを嫌がってますねこれは。
それからはちゃんと作ってくれたりしたけど。幸平くんが住んでる極星寮の子達も来たのは少し驚いた。正直伊武崎くん、ギリギリで田所さん辺り以外は話した事がほとんどないし。
どうしてか俺は同級生に近寄られないみたいだし。理由はまぁ、どうみたってほとんど笑ってないからじゃないかな。または近寄りがたい雰囲気が出てるらしい。
美作君とかに聞いたけど、同じことを返されたし。やっぱりこの仏頂面とかはどうにかした方がいいのだろうか?かと言って笑え、と言われて簡単に笑えるわけではないが。
なんで写真を撮るときに笑わないといけないんだ?俳優とか女優とかじゃ無いんだから、表情なんて自由で良いじゃん。集合写真の笑ってない奴俺だけとかの時あったけど。
笑って笑ってー、とか言われた時自分でうまく笑えてるとか思ったことないんだよな。証明写真とかを使う日々が多くなる未来が見えてるのに、笑顔を撮ってどうするんだ!無表情の方が気楽だろ!笑い方が気持ち悪いとか言ってくる人だっているんだぞ!
漫画とかフィクションなら普段無表情の奴が笑うとギャップが、とか言うけど現実でそんな上手くいくわけないんだよなぁ。なんで後ろから光差すんですか?笑顔で光が生まれるなら光合成し放題じゃん。二酸化炭素ないかもしれないけど。
いや、日記だからって脱線しすぎでしょ。今日は幸平くんとの料理の後に薙切さん、新戸さんの2人と料理をした。まぁ授業ではなく暇潰し的な感じだったけど。
びっくりしたのは薙切さんは秋の選抜に選ばれていないことだ。正確には選ばれていない、というより選ぶわけにはいかなかったらしいけど。
まぁすでに勝ち組の十傑に入ってるわけだし、それだと勝ちが決まってるようなものだから今回は選ばれなかったらしい。まぁないとは思うけど贔屓とかも考えてらしい。
学園長が学園長だしないとは思うけど、実際権力ありまくりな人の孫な訳だし、薙切さん自体が待っててもおかしくないよな。
あ、新戸さんはちゃんと参加枠に入ってたらしい。まぁ新戸さんも薙切さんと一緒にいるだけの人じゃないからね、選ばれて当然だし。んー、折角なら上に行ってほしいよね。
秋の選抜で当たったらよろしく、とも言われたけどね。流石に買い被りなんじゃないかな?まぁもしかしたら奇跡が起きて勝ち上がったらできるかもしれないけどさ。どれだけの確率だろうね?
薙切さんも俺と新戸さんが当たるのが楽しみ、とか言ってくれてはいたんだけど。え、俺って勝ち上がる前提なの?いや、もしかしたら作るお題が肉じゃがとかだったら負ける気はしないぞ!
俺の得意料理は家庭的な料理だからな!まぁ母さんには勝てる気はしないんだけど。母さんに勝てる日って例え卒業できたとしても無理な気がする。何であんなに料理できるんだろ?今度聞いてみようかな?
あ、そういや秋の選抜にはお題的な何かしらがあるらしい。何のお題かは秋の選抜の数日前にならないと分からないらしいけど楽なお題がいいな。
いきなりサバイバル生活をしながら拾い集めた食材で料理をしろ、とか言われたらもう勝てないよ。サバイバル術なんて一般人にあるわけがない。原始的な火の起こし方もわからないよ。
そう言えば話してる途中に薙切アリス?さんだっけ、薙切さんの関係者っぽい人が通りかかって話しかけてきた。付き人みたいな人も居たんだけど、苗字の漢字がわからないんだよね。
名前を聞いてもいざ日記に書こうとすると漢字とか分からないって、あるよね。薙切さんの薙とか、スマートフォン検索戦法を使いながら書いてたよ、この日記書き始めた時。
やっぱり人類が開発した文明の機器って、偉大なんだなって。料理でも機械を使うのが当たり前になりつつあるもんなぁ。燻製とかそう言った手の込んだ物とかは特に。
多分先輩とか、まだ話した事ないだけで機械とかそういうのに詳しい人とかいるんじゃないかな?まぁ俺はさほど使いたいとは思わない。というより家庭料理にそんなガチ機械を使うってどんだけ金持ちだよ。
誰しも金が財布にある訳じゃねぇんだ!お金の重みは無くなってから初めてわかるんだ!何を力説してるんだこの日記は。金の亡者日記始めました、じゃないんだから。
薙切さんって書くとごっちゃになるから、薙切(ア)って書いとこうかな。薙切(ア)さんも秋の選抜に選ばれてるらしい。その付き人の人も。そう言えば宿泊研修の時に居た気がしなくもない。
すっごい今更だけど秋の選抜とか、そういうのに選ばれるくらい料理ができる人って、大体美男美女だったり見た目だけで覚えられる人たちだよね。身体的特徴があるって事なのかな?
そんなイケメン美少女に囲まれるフツメンの俺はどうすりゃいいんだ。漫画で言うなら一瞬だけ出てくるモブだぞ?モブ崎雪夜さんと改名するべきか?
書いてて俺はどれだけの悲しみを背負えばいいのか、分からなくなりました。今日の日記はここまで!それではー、次回のサ◯エさんは〜?いつになるか知りません、おやすみなさい。
千の風に月なって日 墓の前で曜日
何となくこの曲が思いついたから日にちにしてみた。たまに懐かしい曲とかその時流行った曲が、頭の中に流れてきたり口ずさんだりした事ってない?俺はあるんだけどね。
前回の日記から数日経ちました。なんでかって?なんか普段の授業風景しか書く事なかったし、ここ数日如何してか幸平くんとか薙切さんとか新戸さんと会わなかったから書くことが、もとい書くネタが。
りんどー先輩とかも先輩だから忙しいみたいだし。なんか秋の選抜には十傑の人が1人、運営的な立場にいるらしいけどね。あるけみすと?錬金術師とかそんな意味らしいけど、なんで二つ名みたいなのが付くんだろう?若干厨二病感が否めない。普通に漢字で表してそれをわざわざルビでカタカナみたいなのつけるあたり。しかもそれただの英語だからね。
ダークフレイムマスターとかそんな感じだよきっと。何たらマスターとか、◯◯の◯◯とか、そういう風に表されるよね。まぁカッコいいものはあるんだけど、偶にこれはないでしょ、みたいなのあるよね。
例えば漢字の文字数とカタカナの文字数があまりに違いすぎるのとか。漢字が少なくてカタカナが多いのはよくありがちだけど、その逆は少ない分変に感じる時もある。これを書いてると小説家でも気取ってるのか、って思うけど俺もそんな文章力ありませんでした。てへっ。きも。
文面で気持ち悪いとか流石俺。という事で前置きがあまりにも長すぎるのでそろそろ日記書きます。今日はようやく、ようやく秋の選抜のお題が来ました。
何とお題は『カレー料理』カレーってあのカレーだよね?俺が知らない何かしらの民族料理とか、実は火霊とかそんなよく分からない当て字が付いてたりしないよね?
カレーだったらまだ何とかやっていけそう。カレーだってたくさん種類あるもんね。野菜カレーとかシーフードカレーとか、使う肉だって豊富だし、かぶる事はなさそうかも。
カレーといったらレトルトカレーだから。本格的なのも美味しいけど今の時代のレトルトカレーとか、あれすごい美味しいと思う。むしろあの作り方を教わりたいよね、企業とかどこかしらに。
何作ろう?カレーなら母さん得意のレシピは覚えてるんだけど、何となくそれは使いたくないしなぁ。シーフードカレー?そう言えば聞いた程度だけどフィッシュヘッドカレーなんて言う物もあるらしい。
魚の頭を使ったカレーでしょ?そんな英語使わなくてもビンタカレーとかでいいんじゃないかな?これ方言だけど。これが伝わる人ってどれくらいいるんだろう?
まぁ書きながらレシピを考えるって難しいし、ゆっくり考えていこう。他の人がどんなのを作るか楽しみだし。どうせなら作る側より食べる側に回りたいよね。食べるだけとか楽じゃん。
幸平くんとか想像もしないカレー作りそうじゃない?まぁ俺が知ってる人がそこまでいないってのもあるんだけど。得意料理があるならそれに近づけたりしてるだろうし。
でも秋の選抜って選ばれた人達だけが作るわけだから、それを他の生徒がずっと見たりしてるって事?1番プレッシャーかかる奴じゃん。絶対審査の人とか厳しい人連れてくるんだよ、俺知ってる。
宿泊研修で卒業生の人達を連れてくるんでしょ?絶対今回の審査員にもいるはず。もしかしたら卒業生じゃなくても、すごい料理人とか連れて来てもおかしくない。流石金持ち伝統もある学園は違いますわぁ。
書いててうざい日記になりつつあるので、書くのやめます。読む人なんていない(これを書くのも何回めか分からない。今度数えてみようと思う)からいきなりパーティーピーポーな日記になっても良さそうだけど。
所でパーティーピーポーってどういう人達?流石に頭がいかれてる人とかそういう人達の総称ではないよね?なんかテレビとかで見ると頭おかしいとか思っちゃうんだけど。
あ、日記終わります。なんとなく次回予告でも入れてみよ。次回、日記死す!お楽しみに!次回予告っていうかネタバレだけど。おやすみなさい。秋の選抜くらいまで寝ます。嘘です。
月 日 曜日
本当に死にかけました。俺が。腕が骨折してしまい料理も出来ません。秋の選抜不参加確定になっちゃいました。まさかいきなり上から木材が落ちてくるとは。骨折で済んで良かったナリ。
まさかこんな形になるとは思わなかったでござる。というかあまり利き手じゃない方は使いづらいし、病院の中で書くと見られるかもしれないからしばらく書かないでおこう。
今度は退院後書くぞー。おやすみなさい。
誕生日投稿です。ちなみに誕生日は作者本人のですけど。
原作通り進めるために、予選すら主人公には参戦させない形にしました。理由としては参加して予選勝ち上がって、さらにトーナメントまで勝ち上がったら流石に自分の料理の腕の勘違いが出来ないと思ったから、そして作者自身が料理描写を書き続けられないからです。確実に投稿できなくなります。まぁ主人公の怪我には裏がありますが、そっちはりんどー先輩が色々動きます。ここから少し原作とは違う感じになりますね多分。問題は一応今の原作の十傑戦までいこうとは思ってますが、りんどー先輩をどっち側にするかですよね。ようやくえりな様出てきましたやん!カワイイかよどっちも。一色先輩好きやなぁ……