戦女神~転生せし凶腕の魔神   作:暁の魔

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とりあえずはここまでです。
続きはもう一度修正してから投稿します。


—マクルの壊滅—

 

 

 

Side・ノワール

 

 

 

主様に命令された、女っぽい男を探し始めて数日が経った。なんでも主様の親友の身体らしいけど、見つけたらどうすればいいんだろ。取り敢えず話をすればいいと思うんだけど……

 

「全っ然、見つからない」

 

アヴァタール地方。この広い大陸。世界で二番目広いと言われている大陸の、数あるうちの一つにすぎない地方。だから大陸と比べれば、とても小さい土地でしかない。だけどその比較する大陸自体が馬鹿でかいので、その比較方法は当てにならない。実際は滅茶苦茶広い。この地方の広さはどれくらいなのかって? たぶん日本列島くらいの大きさなんじゃないかな?

……日本ってなに?

 

まあいいや。突然頭に浮かんできたこの単語はあとで主様に聞いてみよう。

とにかくそれくらい大きい土地なので、南方面を探せと言われても、見つけるには相当な時間が必要だ。ずっと空を飛びながら探してるけど……見つからない。

 

邪気を見つけろっていう命令なら簡単なのになぁ。近くにある山と、私の足元にある森。この二つから邪気の気配がしてたんだよね〜。今は感じないけど。しかも、ついこの前に北から感じたのと同じ質だよ。このこと、主様から聞いておいた方がいいかな?

 

(あ〜主様、ちょっといい?)

 

(ん、どうした? 見つかったか?)

 

(まだ見つかってないんだ、ごめんなさい。でもそれとは別に、とある二か所でちょっとした邪気を感じたんだけど……どうすればいい?)

 

(邪気を?)

 

(うん。ディジェネールの北から感じたのと同じようなやつなん……!?)

 

(……どうした?)

 

私が心話の途中で黙ってしまったことを不思議に思ったのか、主様が心配しているような声でそう言った。それに私はハッとなり、

 

(私が今いる場所、わかる? わかるならお願い、すぐにここに来て欲しい)

 

一方的にそこまで言って、心話を終わらせた。だって、まさかこんな大物と会うなんて、思ってもみなかったから。

……でも、あとで『なぜ一方的に主様との心話を終わらせた!』って怒られるかもしれないなぁ。あの生真面目熾天使(ブランシェ)に。

 

 

 

Side・ゼアノス

 

 

 

ノワールから心話をしてきたのに、あいつは突然心話を止めた。彼女は敬語などを一切使わないが、決して無礼なやつではない。つまり、心話を続ける余裕がなくなったのかもしれない。

 

ブランシェとノワールは、本気をだせばとても強い。それこそ神クラス並に。なにせあいつらには、それぞれに『七つの大罪』と『七つの美徳』の神核を食わせている。

奴らは神の如き力を持っていた、同種族なら必ず知っている最上位の存在だった。そいつらの核を食わせたのだから、最低でも中級神ほどの強さの持ち主だ。上級神と戦っても、勝てはしなくても善戦するだろう。

 

むしろあいつらの力を継承したのだから、それくらい強くないと困る。

常時本気だと現神に介入されて面倒になる可能性が大なので、許可なく本気は出すなと言っているから誰も知らないけどな。俺と本人達以外は。

 

だがそれを抜きにしても、ノワールは弱くない。さっきも言ったが、リミッターを付けている俺より強い。つまり俺と互角だったハイシェラより強い。そんなノワールが俺に、すぐに来てと言った。つまりそれは――――

 

「やはり、お前か」

 

「初めまして、と言うべきでしょうか。凶腕の魔神よ」

 

念のためにと思って顔を隠し、凶腕としてノワールのいる場所に向かったのだが、それは正解だった。俺の予想通りの相手。それは……

 

「我が来ても驚かないのは、ノワールが我の配下にいると服で判断したからなのかな? 水の巫女よ」

 

そう、水の巫女だ。アヴァタール地方の三大勢力の一つであり、かつてのフェミリンスと同じ地方神に該当される。とはいえフェミリンスよりも格上だけど。

 

それと今この場では関係のないことだが、俺は凶腕の時は、一人称を『俺』ではなく『我』にすることにした。少しでも、凶腕の正体が俺だと気付かれないためにだ。

 

「そうです。凶腕の下にいる者が、その服を着ていること。これは大陸にいるほぼ全ての存在が知っているでしょう」

 

「そのせいで、我の部下を名乗る不届き者が増えたがな」

 

マジで誰だしこれ広めたの。いつの間にか広まっていたから、知ったときは驚いたぞ。

特殊な形をした、黒か白のコートを着ている者は凶腕の部下。そんな噂が大陸中に広がってしまっているのだ。

その度に始末させるから俺は苦労してないが、対応したり命令したりするのが面倒だ。……どこの現神だ? バリハルトか? あの糞野郎が原因か? 俺を疲れさせようって魂胆なのか?

 

「それよりも、顔を隠さずに見せてはくれませんか? 凶腕のゼアノス…っ」

 

水の巫女が俺の名前を言うと同時に、『腕』を伸ばして『手』で首を掴む。それによって苦しげに顔を歪ませたがそれは一瞬で、真っ直ぐな眼で俺を見つめた。

 

「……なぜ我の、俺の名前を知っている?」

 

「貴方はこの地に、アヴァタールへ足を踏み入れたことがあるはずです。その折に、水を通じて。……誰にも教えてはおりません」

 

「そうか」

 

水の巫女は自分の領内の水を自由に使える。確かそんな能力を持っていたはずだ。原作でもそんなことをしていた気がする。

 

巫女の言葉を聞き、納得したので首から『手』を離す。ついでとして水の巫女の要望通りに、被せていたフードを頭からずらした。『誰にも教えてない』って言葉は本当だと思ったからだ。彼女は嘘を吐かなそうだし、正体を知っているなら隠す意味もない。

 

「それでお前、ノワールと接触したのは話をしたかったからなのか? もしそうなのだとしたら、代わりに俺が聞いてやるぞ? 偶然だというならディジェネールへ帰ってセリカを……赤い髪の毛をした男を捜したいのだが」

 

「でしたら、是非聞いて下さい。私はそのセリカという者に、先ほど会いました。この近くの村で」

 

「え!? そうなの!? ずっと捜してたのに……鬱だ……」

 

水の巫女の言葉にノワールが驚くが、俺も驚いている。数日間ノワールが捜しても見つからなかったのに、目の前の地方神は既に会ったらしい。うわ、堕天使が俺の横で落ち込み始めた。

 

「私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能私は無能」

 

………怖いので放っておこう。後で回復するだろう。たぶん。

 

「では、お前が言いたいのはそのセリカのことか?」

 

「それもありますが、今の情報の対価として、お願いしたいことがあるのです」

 

情報の対価? 

 

「まあいいだろう。俺らが欲しかった情報だ。簡単な事ならいいいぞ」

 

「……私の国と、同盟を結んでほしいのです」

 

「……何?」

 

同盟? 魔神の、それも凶腕の俺と?

 

「貴方は現神との契約により、敵対しなければ無害の魔神。ですが貴方の正体を知らぬ者が、”凶腕ではない貴方”を討伐しようとすることも珍しくはないはずです。その際、我が国の者が貴方を攻撃してしまっても、見逃してあげて欲しいのです」

 

なるほど。たしかに俺のことを凶腕だとは考えずに攻撃して来た人間は、過去に何人もいる。もちろんそのあとすぐそいつらはこの世を去ることになったか、合成魔獣の餌や材料になった。

水の巫女の提案した同盟は、そういう被害を止めるため、か。

 

「私は貴方の正体を誰にも教えません。そして先の情報の対価として、私は貴方との同盟を望みます。この二つでは不足ですか?」

 

考えているせいで黙った俺を見て、水の巫女がそう聞いてくる。

 

「いや、それでいい。俺としても、俺が凶腕だと周りに知らされたら困るからな。で? その同盟は俺とお前の個人同士での話か?」

 

「私としては個人ではなく、私の国と貴方の国での同盟を望みます。貴方が国を造っていることは、知っていますから」

 

「………おい、ノワール」

 

なんで水の巫女が俺の建国を知っているのかと疑問に思い、すぐ答えに辿り着いた。俺が来る少し前まで、水の巫女はノワールと一緒にいた。となると、ノワールが言ってしまったということだろう。そう思って少し威圧を込めて名前を呼ぶと、

 

「ごめんなさい!! つい自慢しちゃいました!!」

 

頭を下げる堕天使が俺の真横にいた。やはりそうだったか、はぁ。

まあいい。別に知られて困るようなことはないし。

 

「いいよ、これについては不問にする。それと、国同士での同盟だな? わかっているだろうが、多少の攻撃なら目を瞑る。だが、あまりにも過激ならばこちらもやり返すぞ」

 

この言葉に水の巫女は肯定し、話し合いは終わった。最後にセリカがどこにいたのかを教えてもらい、これからどこに行こうとしているのかを聞いた。どうやらマクルの街へ向かっているらしい。

……そう言えばそんなイベント、あったかもしれない。

 

「教えてくれたことには礼を言う。いつかまた会うだろうが、その未来でも敵ではないことを願うとしよう」

 

「それはこちらも同じです。互いに敵ではないことを望みます」

 

そう言い合ってから、水の巫女を背に俺は飛翔した。セリカを追うために。

ふと後ろを振り向くが、すでに水の巫女はいなくなっていた。あいつもあいつで、結構便利な転移方法を持ってるよな。さすがは神だ。

 

 

 

―――――――――――――■

 

 

 

水の巫女と別れた俺達は、セリカを追ってセアール地方へ向かっている。

ノワールはディジェネール地方に帰させた。城の管理や、堕天使や魔族の数を増やすという仕事があるためだ。

 

歪の回廊を使って移動すれば一瞬なので、瞬時に発動。そして着いた途端、以前に感じていた空気の震えが、いきなり大きくなった。現神の威圧をひしひしと感じる。

この魔力は、バリハルトだ。

 

「またあいつか……」

 

セリカがバリハルトの神官だったからなのか、最近はバリハルトの気配をとても多く感じる。干渉しすぎだろ、マーズテリアを見習えっての。一柱の古神を殺すのに何をそんなに張り切ってるのやら。あいつ、古神嫌いにもほどがあるだろ。

……いやむしろそれが普通か。過激すぎる気もするけど。

 

古神は干渉しなさすぎたせいで、人間は現神へと信仰対象を変えた。三神戦争で古神が負けたのは、それが原因の一つだ。

 

今の世界(ディル=リフィーナ)の創世以前から存在していた古神は、大昔に知識を与えたきり、人の声に耳を貸さなかった。アイドスは自分から人間に歩み寄ったみたいだが、一方的に『争いを止めろ』と言われても、止めるわけがない。争いを止めたら、止めた方は敵対している相手に殺されるだろうし、何よりもメリットがない。

 

己に利益がなければ、危険は冒さない。人間とはそういう生き物だ。とはいえそれは当たり前の行動だから、否定はしないが。

 

そんな人間が、何もしてくれない古神と、魔法を教えてくれるし、自分たちの声をちゃんと聞いてくれる現神。信仰するならどちらが良いかと問われれば、間違いなく現神だろう。古神への信仰が薄らいでも、こればっかりはしょうがない気がする。

 

普通は思わねえよな。神すら知らなかった世界と繋がって、そこの世界の神と戦う羽目になるなんてさ。

神の視点から見れば、人間が育つには古神の方が効率がいい。だが楽をしたいという人間の視点で見れば、現神の方が魅力的だ。

 

だけどこの後って、一体どんなイベントだったっけ? セリカが神殿に行って、古神(アストライア)は邪神じゃないってことを教えようとして、司祭と戦う……んだっけか? そしてその次が……思い出せねぇ。

 

 

 

—————————————◇

 

 

 

俺らは猛スピードで向かい、ついさっき街に着いた。それでわかったのだが、マクルの街は喧騒どころか戦争状態だった。冗談ではなく、マジで。

 

街ん中なのに非常に多くの魔物がいて、騎士なのか神官戦士なのかよくわからないやつらが戦っている。しかもほぼ裸の、服と呼べるかわからない露出が多い服を着用している民族の戦士もいる。そいつらは魔物と戦っている者もいるし、神官と戦っている者もいる。近くの集落に住み、蛮族と呼ばれているスティンルーラ人だ。

 

「これは酷いな……まあ、今はいい。セリカは……たぶん神殿だろう」

 

俺は駆けだした。魔物や神官戦士、スティンルーラ人の戦士が襲ってくるが、そんな有象無象の攻撃が当たるわけがなく、俺にしては珍しく無視して突っ走った。いつもならやり返すところだが、今は急いでいるからやらなかった。

 

ついさっきまで、目の前にあるこの神殿には神気が溢れていた。が、今はそれが収まり、街も少しずつ静かになっていった。まだ殺し合いが見えるが、これももうすぐ終わるだろう。マクルの街は、壊滅の危機に陥ったどころではない。この惨状を見れば、壊滅したと言ってもいい。

 

神殿の中に入り、セリカの気配を探す。一瞬で見つけられたが、驚いたことに消えてしまった。そして最後にセリカがいたであろう場所から、違う者の気配がする。

これは……誰だ?

 

「ふふっ……」

 

とても小さな声だが、そんな微笑が聞こえた。

耳を澄ませながら近づくと、その声をはっきりと聞き取れるようになった。

 

「スティンルーラの侵攻か……戦いは続くの。戦いが無くなるなどあり得ぬ。指導者を失ったこの都は容易に落ちよう。……御主もそう思わぬか? ゼアノスよ」

 

俺自身は隠れていないので、すぐにわかったのだろう。その声の主は、アストライアの声を持っており、アストライアの身体を持っている。だが、アレは彼女ではない。アレは……

 

「この街の指導者とやらが死んだのなら、お前の言う通りにマクルは滅びるだろうな。ハイシェラ」

 

ハイシェラだ。地の魔神として恐れられし者。身体や声はアストライアのままだが、服は露出の多い踊り子のようなもの。前からハイシェラが着ていたものと同じだ。

 

「お前、これからどうするんだ?」

 

「最早長居は無用。この力の生かせる場所で、思う存分暴れてみようぞ……と思っていたのだがな」

 

チラリとこちらを見ながら、ニヤリと笑った。……アストライアの顔には似合わないな、その笑い方は。

 

「ゼアノスよ、いつぞやの決着をつける気はないか?」

 

「遠慮させてもらう。さすがに古神の身体を手にしたお前とは戦いたくない」

 

これは例え俺でなくても、そう言っただろう。基本的に、魔神と古神では強弱がはっきりしている。今のハイシェラにただの魔神が勝負を挑むのは、普通の人間が魔神に勝負を挑むのと同じだ。俺は『ただの魔神』には該当されないが、それはあくまで凶腕の時の話であり、今の俺ではない。

 

「この身体を一目見ただけで古神だと、よくわかったな。……御主、もしやこの身体の本来の持ち主のこと、知っておったのか?」

 

「ああ、知ってた。俺は存在している者の魂を視ることが出来る。だから古神の魂は、視ればすぐにわかる。人間とは格が違うからな」

 

本当のことを言うと俺の正体もばれるので、こう言っておく。ちなみにこれ、嘘は一切ないからな。

 

「そうか……御主、我と共に来ぬか?」

 

「あ? いきなり何だ?」

 

「御主ほどの力の持ち主、敵にしておくと楽しめそうじゃが、惜しい。悪いようにはせぬ。我と共に暴れる気はないかの?」

 

こちらに手を差し伸べながら、妖艶な笑みをして問うてくる。

……にしてもアストライアの声と身体で、その口調と笑みは似合わない。彼女は清楚って感じだからなぁ。

まあそれは置いとこう。ハイシェラのその誘いは非常に魅力的だ。何故って? これならさ、簡単に原作に加入できるじゃん。

 

「安心せい、御主を我の糧にするようなことはせぬ」

 

「……何が目的だ?」

 

「言ったであろう、敵にしておくには惜しい、と。つまりはそれだけだの。それに、我は御主を気に入った。どうじゃ? もう一度問うが、我と共に来ぬか? 言葉を選べば、そうだの、簡易な同盟……じゃな」

 

気のせいか? 俺と同盟を組もうとした奴って結構いるよな……だが原作のど真ん中。

……はは、これはいいな。

 

「言質は取ったぞ。いいだろう、それはそれで面白そうだ。期限はそうだな……セリカが目覚めるまで。これでどうだ?」

 

「クック、面白い、それで構わぬ。では着いて来い、ゼアノス!」

 

ハイシェラは片手を天高く掲げて魔獣を呼び寄せると、その背にまたがった。俺にも乗るように言ってきたが、 俺は自分で飛べるので断った。

 

セリカの精神は今、ひどく傷ついている。そしてハイシェラの……いや、アストライアの身体の奥深くで眠っている。無理に取り出すと、あいつの精神に影響が出かねない。だから、セリカが目覚めるまで傍観する。セリカはいつか己の意思で目覚める。そうなるまで、俺は近くで待つのだ。

 

そして期が来たら、俺は凶腕としてセリカの前に立つ。それまでに存在を知られるわけにはいかないから、今の状態で戦うが。

 

紅き月が煌々と輝く夜空に、二つの影が浮かんでいる。その内の一つの影、ハイシェラが、ふいに言葉をこぼした。

 

「地上を見るがいい。ついに原住民が神殿を占拠したぞ。寸土の争いの果てに、血を垂れ流しての。人間はやはり愚かしい……そう思わぬか」

 

俺に聞いているように聞こえるが、あいつは俺に言っているのではない。

 

「聞こえておるのか? それとも……愛した女に包まれ眠っておるのか」

 

ハイシェラの内に眠る、セリカへ語っていた。

 

「まぁ、よかろう。最早この地に用はない。御主も、それでよいな?」

 

「別に構わない。俺がこの街で興味があったのは、セリカだからな」

 

振り向いて俺に質問してきたので、そう言い返す。ハイシェラはふっ、と笑い、北ケレース地方へ目を向けた。彼女の興味は、今はその地方に移ったらしい。

北ケレースは、広大なエルフの森と、魔物らがひしめく荒野が広がる、人間にとっては未開の地。ディジェネールと同じような土地だ。俺も行ったことはない。

 

「新たな時代の幕開けよ!」

 

そして聞こえてくる、目の前の女魔神の声。それはまさに、この世界のこれからの事を指している。そして俺達二柱の魔神は、紅き月に溶けるように舞い上がり、遥かな地へと去って行った。

 

 

 

 


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