三人の少女と一人の少年   作:A.L.I.C.E

6 / 8
あけましておめでとうございます。
というわけで最新話です!

投稿遅れてすみません...


#6 VS カビゴン

「究極技...まさか、そこまで修得してたとはな...やっぱり、並のトレーナーじゃないって訳か...」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さすがだな、ホノカ。ジョウトリーグチャンピオンのワタルを倒すだけのことはある」

 

「だけど、オレにも意地ってもんがある」

 

「簡単に負けるわけには...いかないのさ!」

 

 

次のボールを取り出すレッド。

 

 

「出番だ、カビゴン!」

 

「ゴン」

 

レッドの三番手はカビゴンだった。

対するホノカはフシギバナ。タイプ相性的には双方まずまずだが、カビゴンは、吹雪を覚えている可能性がある。

迂闊(うかつ)に近づくわけにはいかない。

 

そしてホノカがとった行動とは――――

 

 

「ちょっとセコいけど...ここは確実に!」

「フシギバナ、どくどく!」

 

「バァナァ~!」

 

 

フシギバナの毒々が炸裂し、カビゴンが、猛毒状態になる。

 

 

「くっ...猛毒か」

 

カビゴン(こんなことなら特性免疫がよかったな...すまんレッド)

 

猛毒状態でじわじわと体力を削られるカビゴン。しかし、彼も全力でたたみかける。

 

 

「カビゴン、吹雪」

 

 

特殊技、それも吹雪で牽制しながら戦うレッド。対して

ホノカは、

 

 

「フシギバナ、ギガドレイン!」

 

 

と回復しつつチャンスを伺う。

 

 

そして、ついにホノカが動き出す。

 

 

「よし、射程圏内...!」

「勝たせてもらうよ、レッドくん!」

 

「フシギバナ、地震!!」

 

「バァァァァァァァナァァァァァァァッ!!!」

 

 

全力の地震を放つフシギバナ。

対するレッドはーーーーー

 

 

 

 

「...悪いなホノカ。この勝負、オレの勝ちだ」

 

「なっ...ハッタリなんてきかな...」

 

 

そして下される死刑宣告。

一瞬、レッドの顔が喜びで満ちた。

 

 

「...カビゴン、カウンター」

 

「カァァァァ...ゴォォォォンッ!!」

 

 

カウンター。すなわち倍返し。

カビゴン全力の一撃がフシギバナを襲う。

 

 

「な、カウンター!?」

 

「そうだ。地震は物理技だからな。威力を2倍にしてお返しする...!」

 

「ふ、フシギバナ!?」

 

「バァァナァッ!?」

 

 

しかし、吹き飛ばされるフシギバナ。おそらくラプラスの吹雪のダメージが蓄積されたのだろう。

 

 

「バ...ナァ...」

 

 

フシギバナは戦闘不能。

この勝負の軍配はレッドのカビゴンに上がった。

 

 

「...お疲れ様、フシギバナ。よく頑張ったね」

 

 

フシギバナをボールに引っ込めるホノカ。次のボールに触れる。

そして、何かに吹っ切れたように呟いた。

 

 

「もう、作戦なんて関係ない...!!」

 

「後は、私の...ジョウトリーグ新チャンピオン、ホノカの全力をぶつけるだけ!」

 

「ウィンディ、リザードン、ルカリオ、私に力を貸して...!」

 

「いくよ、レッドくん!」

 

 

「ウィンディ、きみにきめた!!」




ふー、やっと半分かな?

今実はレッド戦後の大体の構成がすでに頭にあります!
なのでまだ続きそうです!

応援よろしくお願いします!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。