三人の少女と一人の少年   作:A.L.I.C.E

4 / 8
お待たせしました...
合唱コンクールやら実力テストやら行事多すぎ!
めっちゃ疲れる

ついに始まりますレッド戦!


#4 VS ピカチュウ

「...遂にここまで来たか。ホノカ。さあ、オレを楽しませてくれ...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「...レッドくん、久しぶり、だね」

「...そうだな、七年、いや八年ぶりか?」

「そこまでたってないよ。五、六年くらいだよ多分」

「まあ、時間がたつのは早いな...」

「私ももう16歳だしね」

 

 

二人は、今シロガネ山の山頂で雑談をしている。

その横では、グレイシアとピカチュウがじゃれあっている。

 

 

「ピカ~♪」

「シァ~♪」

 

「でもさ、こんな雪山に二、三年は住んでるんでしょ?不便じゃないの?」

「まあ、不便だな。ポケモンセンターあるから大分らくだけど...」

「それでも不便なものは不便だよね...」

「そうだな」

 

 

二人は再開を喜び、束の間の休息を楽しんでいた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「...ホノカ、お前ワタル倒したんだってな。ポケモンリーグチャンピオンおめでとう」

「ありがとう。私だってもう強いんだからね」

「...お前、ただオレに会いに来ただけじゃないんだろ?」

「!?...そうだよ。私、レッドくんを、倒しに来たんだよ。あのときの約束を果たすために」

「懐かしいな...まだ覚えてたのか」

「うん、だから...」

「ああ、わかってる。いくぞ」

 

 

こうして、ギャラリーもいない、最大最強のトレーナー同士のポケモンバトルが始まった。

 

 

「...いけ、ピカチュウ」

 

 

レッドの先発はピカチュウだった。

対してホノカは、

 

 

「いくよ、ドサイドン!」

 

 

ドサイドンを使ってきた。

 

 

「ドサイドン、いわなだれ!」

「ピカチュウ、アイアンテール」

 

「ピッカァ~ッ!」

「サイドン!」

 

 

ドサイドンのいわなだれをアイアンテールでいなすピカチュウ。両者とも呼吸はバッチリだ。

 

 

「ピカチュウ、でんこうせっか」

 

 

あくまで冷静なレッド。

 

 

「ドサイドン、もう一度いわなだれ!」

 

 

ボルテージを高めるホノカ。

その後もお互いに拮抗した技の掛け合いが続いた。

 

そしてお互いに体力も半分をきった次の瞬間、ピカチュウのでんこうせっかがドサイドンの急所にクリーンヒットした。

 

 

「サイドッ...」

「ドサイドン!?大丈夫!?」

 

 

そして、レッドはドサイドンへの死の宣告を放った。

 

 

「ピカチュウ、アイアンテール」

 

 

ガツッ!!

 

 

「ドサッ...サイドッ...」

 

「ドサイドン!...よく頑張ったね」

 

 

ドサイドンをボールに戻すホノカ。

ホノカは考えていた。次に出すポケモン?もちろんそれもそうだが、ピカチュウについてだ。

 

とどめにアイアンテールを使ったとはいえ、タイプ相性の悪さ、体格の違いを感じさせない強さ。

今まで出会ったトレーナーの中で一番の強さだった。

 

ーーー強い

 

ただ、それしか感じられなかった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「...お前でも、オレは超えられないのか、ホノカ」

 

 

 




ふー、終わった終わった。
いや、いきなり全部は無理です(泣)。
まあ、ぼちぼち更新しようと思います。

二番手だれにするか...要望あったら感想までどうぞ!

ではでは

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。