デクのヒーローアカデミア 再履修!【完結】   作:くろわっさん

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三週間ぶりの本編です。お待たせしました!!


雄英高校 VS 開闢行動隊 [前編]

復活改人脳無と偽筋マスキュラーを僕の本物の筋肉のチカラで撃破した。

でも思った以上に時間をとられてしまった……ヴィランと遭遇してしまった他の皆は大丈夫なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

―――時は出久がマスキュラーと遭遇した頃に遡る。

 

 

 

 

――― 相澤 side in ―――

 

 

施設をブラドに任せ、俺は道を逸れて暗い雑木林の中を走っていた。先輩達の待機していた広場ではなく、肝試しのコースとなっていた方へショートカットしながら向かう。

 

あっちは先輩方に先ずは任せる。俺は生徒の保護を急がねえと…!

 

すると正面に複数の人影が見えてきた。あれは……

 

「相澤先生!!」

「無事だったかお前ら!…いや、そうでもねえか……」

最初に声を上げたのは青山だ。そして俺は生徒達の顔を見回していく。

 

青山、八百万、B組の小大に、骨抜、泡瀬……それに八百万と泡瀬が背負ってるガスマスクを着けた二人の生徒は……

 

「おい!大丈夫か、葉隠!耳郎!」

「へんなガスみたいなのが出て来て、それで二人が……」

「そうか……大変なことになってやがるな…よく頑張ったお前ら、あっちに行けばすぐに施設に着く。そしたら―――」

「…せんせぇ……?」

八百万達に指示を出していく俺の言葉を止めたのは弱々しい囁き声だった。

 

「葉隠!大丈夫か!?」

「意識が戻りましたのね!よかった…!」

「…あいざわせんせぇ…焦った顔、はじめてみた…」

葉隠は弱々しく呟きながらも小さく笑って俺の顔を見る。

 

更に泡瀬に背負われていた耳郎が大きく咳き込み、その目を見開いた。

 

「あれ…相澤先生……ここは…?」

「耳郎!大丈夫か!!」

「せんせ声でっか……うける…」

「えっ…なにこの状況…?」

困惑する耳郎と俺をおちょくる葉隠の声が胸にストンと落ちて、俺は心の中で安堵した。

 

意識はある。ならこのまま適切な治療が出来れば大丈夫だろう。最悪の事態を免れそうで本当に良かった…

 

「そんだけ話せりゃ上出来だ、今はお小言は言わねえよ。さあ全員、施設を目指せ。そこでブラドが待ってる、保護して貰うんだ」

「わかりましたわ!必ず皆を送り届けて見せます!」

「お前も避難するんだよ、八百万。まあ責任感が強いのは良いけどな。じゃあ任せたぞ!いけ!」

八百万に指示を出して、俺は生徒達に背を向け先を急ごうとする。

 

「先生!これ!ガスマスク!」

「おぉ?」

「拳藤と鉄哲が逃げ遅れた奴探すって言って奥に行ってる!頼みます!!」

「わかった、任せておけ」

泡瀬からガスマスクを投げ渡され、他の生徒の行方も教えられる。

 

生徒に教えられるとは……冷静さが足りてねえな。先ずは生徒の保護だ。それからマンダレイに合流……出来たらいいか。

 

 

―――頭を切り替えて優先順位をつけて行動を始める。そして俺は雑木林の奥へと走っていった。

 

 

 

――― 相澤 side out ―――

 

 

 

――― 拳藤 side in ―――

 

毒ガスの渦巻く森の中をそのガスの中心を目指して駆けていくアタシ達。 アタシ達ってのはこのガスの元凶を叩きにいくと息巻いた鉄哲とそれに賛同した庄田、そして途中で合流した切島君だ。

 

なんでも切島君は緑谷君を追いかけて砂藤君と走ってたけど途中で振り切られて、道に迷いながらふらついてたらしい。 ひとりでヴィランに遭遇したらどうするつもりだったんだろう……

 

「ガスが更に濃くなってきた!近いぞ!……だよな拳藤?」

「ああ、それであってるはず!」

「しゃあ!頑張るぞ、皆!」

「「応!!」」

先を走る鉄哲の気合いに答える男子二人。アタシはその後ろに着きながらまだ見ぬヴィランの脅威について考えていた。

 

おそらくはガスを自在に操る個性……そしてかなり広範囲に放てる。でも接近に気がついたらどうなる?ガスを濃縮して暴風を生み出す?それともこのマスクでも耐えられない猛毒に変えてくるか? あまりいい予測は出来そうにない。

だったらやれることは不意をついての速攻。それしかない!

 

考えていると、鉄哲の走る速度が一段と上がり、雄叫びを上げながら拳を振りかぶっていた。

 

「いいいいぃぃぃぃ――――」

 

奇襲をかけなきゃいけないのになんで叫んでるのこのバカ!!

 

「――――ったぁっ!!!??」

ガスのモヤモヤの先に人影が見えたとき、バンッ!という銃声のような大きな音とともに飛びかかっていた鉄哲が痛そうな声を出して仰け反った。

 

「鉄哲ーー!」

倒れた鉄哲を避けながら切島君が右側から回り込むようにヴィランに近づいていく。鉄哲を庇うより今はこのヴィランを打倒するほうが優先と判断したらしい。

 

こいつを倒さないと鉄哲も助けられないし!

 

「大丈夫だ!俺らなら耐えられるやつだぞ切島ァ!!」

「コイツ固くなる奴か!――ならコイツはいけるだろ!」

「っったあ!!シャ!耐えれる!!」

鉄哲は無事だった。鋼鉄の個性でどうやら耐えたらしい。そして二発目の弾丸が切島君へと放たれたがそれも耐えられたようで切島君が声を上げる。

 

鉄哲と切島君が陽動してくれた。ならアタシの役目はトドメの二撃目ってことだ!

 

ヴィランは後ろに下がってその姿がガスの中に紛れる。だが距離にして15メートル、アタシの()()()()()()だ。後ろに跳ねた直後なら避けられない。 ここだ!

 

「絶招――歩法!!!」

タイミングを見計らったアタシは、地を両足で踏み込み、右左の順に蹴り抜き、拳を突き出す。そして個性を発動させて拳を巨大化させた。

瞬間、拳の拡大に比例するように突進の勢いが爆発的に加速し、15メートルという距離をあっという間に詰めていく。

絶招歩法の勢いは凄まじく、辺りのガスを吹き飛ばして?拳がヴィランに当たる前にその姿を見せていた。ヘルメットタイプのガスマスクを被った学生服の小柄な男が見える……

 

だがその姿が見えたのは、アタシの拳の先ではなく、そこから一歩横にずれた位置だった。

 

突きが外れたアタシは、ヴィランから目を逸らさないまま、その横をすり抜けていく。

 

「まさかあの位置から来るとはね!でもこれでサヨナラだ!!」

勝ち誇ったように笑いながらガスマスクの小柄なヴィランはその手に構えた拳銃でしっかりとアタシに狙いをつけている。

 

 

―――アタシの視界いっぱいに銃口が広がる。死が口を開けて待っていた。

 

 

 

――― 拳藤 side out ―――

 

 

 

 

 

――― 麗日 side in ―――

 

 

「二人ともカアイイね、麗日さんに蛙吹さん!」

無造作にまとめられた金髪の学生服の少女が私と梅雨ちゃんと相対(あいたい)しながら笑う。その手には私の血の付いたナイフが握られていた。

 

奇襲!?完全にやられた!でも左腕を軽く切られただけで深傷じゃない。戦える!

 

「梅雨ちゃん!援護して!!」

「わかったわ!」

梅雨ちゃんに軽く目配せをした後、少女に向けて走り出す。相手も只立っている訳もなく、口元に歪めた笑みを浮かばせた後、その手に持つナイフを私に突き立てようと腕を伸ばしてきた。

 

刃物(ナイフ)に対しては片足軸回転で相手の直線上から消えて、手首と首根っこを掴んで……

 

私はイメージ通りにナイフを避けて、少女の手首と首を掴む。

 

そして、ここで個性発動!

 

少女の身体が重さを失い、その感覚に少女は目を見開いていた。

 

最後に回転の勢いを殺さず、縦に変えて―――真上にぶん投げる!!!

 

遠心力と腕力で振り回された少女は上空に射出され、身動きが取れなくなった。そして空気抵抗を受けながらも、辺りの雑木林より高いところにうち上がったところで、個性を解除する。

 

「そんだけ高いとこから落ちれば動けなくなるでしょ!!」

うち上がった少女を見上げながら、五指を合わせて叫ぶ。これが私の必殺技フロートマーシャルアーツだ。

 

『とりあえず高いところに浮かせればだいたいの敵は無力化できるよ』という波動先輩のアドバイスから考案した必殺技。これでなんとかなるといいけど…

 

「高いです。怖いです。危ないです。でも……大丈夫です!」

少女は落下しながらも、首もとの機器からコードの繋がった何かを投げる。そして木の大枝に括り着いたコードを伸ばしながら減速して着地しようとしていた。

 

私はその行動を見逃さず、少女の着地地点に駆け出す。そして着地をとろうと隙だらけになった少女の足を払いながら首根っこを掴んで、地面へと叩きつけて馬乗りになった。

 

「捕まえた!」

「うぅ、痛いです……」

「すごいわ、お茶子ちゃん」

「梅雨ちゃん!ベロで拘束できる!?」

気の抜けた声で私の下で蠢く少女を抑えながら、梅雨ちゃんへと指示を出す。

 

やった!ひとりでもヴィランを捕まえれた!……少しは私もデクさんみたいに成れたかなぁ。

 

なんとか山場を越えた。そう思った時だった。私に組敷かれた少女の纏う雰囲気が変わり、不思議な空気を生み出しはじめた。

 

「お茶子ちゃん、アナタ素敵……私と同じ匂いがする。 ねえ、好きな人がいますよね?」

「何を!?」

「その人みたくなりたいって思ってますよね? わかるんです、乙女だもん」

「つ、梅雨ちゃん!拘束を!」

心を読まれたかのように図星をつかれた私は、慌てながら梅雨ちゃんへ再度指示を出すが、既に私も梅雨ちゃんもその少女の不思議な空気に捕まっていた。

 

「好きな人と同じになりたいよね。当然だよね。同じもの身に付けたりしちゃうよね」

「黙って!」

「あはは、素直じゃない麗日さんカアイイねえ。 でもだんだんそれだけじゃ満足できなくなってきちゃうよね―――」

「黙ってってば!」

その先を紡がせないように拘束する腕に力を込める。だが動揺は止まらない。

 

私の何がわかるのこの娘!?確かに私はデクさんみたいになりたいって思ってる。でもこの感情がなんなのかまだわかってなかった。 好きなのは間違いない。間違いないけど、それがどんな好きなのかがわからない。憧憬なのか、親愛なのか、それとも……

 

自分の中の感情が少女の言葉で揺さぶられているのがわかる。曖昧だった自分の想いが勝手に決められてしまったような感覚に陥る。

 

ダメだダメだ!この子のペースに呑まれてる!?私は……私の心は……!

 

 

 

「―――その人そのものになりたくなっちゃうよね。しかたないよね」

少女の最後の一言に、心がすっと落ち着いて動揺が消えた。

 

「違う…」

「えっ?」

「私は貴女とは違う。あの人に近づきたいとも同じ様になりたいとも思うけど、そのものになりたいなんて―――思わない」

私の声が静かな周囲に響き渡る。

 

私はデクさんにはなれない。誰もデクさんみたいにはなれないだろう、それこそ爆豪君だって無理だ。でも、それでも私は近づきたかったんだ。

 

私の想いの答えがわかった気がした。

 

「そっか……残念。恋バナ、したかったなぁ」

少女は呟くと身体の力が抜けていく。同時に梅雨ちゃんが舌を伸ばして彼女の身体を拘束していった。

 

 

 

―――これでひとり確保。デクさんはどうしてるかな? 爆豪君は大丈夫だろうか…?

 

 

――― 麗日 side out ―――

 

 

 

 

 

――― 爆豪 side in ―――

 

 

「あー!もう面倒くせえ!まとめて吹き飛ばしてやらぁっ!!」

「やめろ爆豪!ガスと森に引火したらシャレになんねえぞ!」

掌を構えたところで、肩を掴まれ轟に止められる。

 

さっきから俺たちは襲撃を仕掛けてきたヴィラン連合の一員と対峙していた。 刃物のように鋭く、木々のように枝分かれした歯を自在に伸ばしてくるヴィランの個性に苦戦を強いられていた。

 

「さっきの腕を見たろ!?もうひとりはやられちまってんだ!タラタラやってたら俺らもその仲間入りだ!!」

「だからこそ冷静に対処するべきだろ…!」

「俺はすこぶる冷静だっつーの!」

俺の小爆破と轟の氷結で撹乱しながらヴィランの攻撃を避け続ける。

 

「うっとおおしいいぃぃ!肉、肉、肉面みせろぉおお!!」

 

このヴィランと対敵したとき、奴は切り落としたであろう何者かの腕の前に跪いていた。 あきらかに生徒の誰かがやられた証拠だ。危険度を最大に高め、マンダレイのテレパス後に速攻を仕掛けたが、そこから地形と状況を巧く使われて、攻めあぐねていた。手足を狙った細々とした攻撃も戦いにくさを増す要因になって、更に追い詰められる。

 

「倒すしかねぇ!そいつ背負ってちゃ逃げ出すこともできねえだろ!?」

「そんなことは判ってる…でも短絡的にやるな!」

「うっせえ!やっぱ爆破で歯ぁ諸とも飛ばし殺す!木ぃ燃えても氷でソッコー消せ!」

「そういうとこが短絡的なんだ!」

「くそがっ!!」

轟と言い合いながらも攻撃を避けていく。なにか反撃の手だてが必要だ。

 

くっそ、デクさえ居ればこんなやつソッコーで片付けれんのに…!……いや、デクはここにはいねえ。巻き込むわけにはいかないし、俺が突き放したんだ。来る筈もねえ!

だったら俺がやらねえと…!狙いは明らかに俺の無力化で、手足を狙ったそれは殺す気なんかなさそうだしな。

 

「だぁああ!!ヤってやるよくそ野郎!!」

吠えながら爆破を小さく放ち、ヤツへと飛び込んでいく。

 

―――デクが居なくても、ひとりでもやる!……そして俺がデクを救けんだ!!!

 

 

 

――― 爆豪 side out ―――

 

 

 

 

――― 障子 side in ―――

 

 

「ハァ…!ハァ…!」

俺は息を切らせながら草木の影に隠れながら膝をついていた。その手には壊れたフラッシュライトが握られている。

 

友との約束も果たせぬままか……なんとも不甲斐ない。

 

 

俺は肝試しの出発前の緑谷とのやりとりを思い出していた。

 

『障子君!常闇君とペアになったんだよね?ならそんな君に渡すものがあるんだ』

『ん?なんだ緑谷?』

『うふふ、LEDフラッシュライト~』

『あまり似てないな……』

『……ごめん。と、まあ冗談はさておき!このライトを持っていって欲しいんだ』

『どういうことだ?』

『こういうことさ、くらえ!』

『うお!まぶし!』

『ハハハ、こんな感じで滅茶苦茶明るい!』

『…確かに眩しいくらい明るいが、肝試しにこの明るさは興醒めなのでは?』

『これはね、常闇君の保険さ』

『常闇の?』

『ああ、常闇君の黒影(ダークシャドウ)は闇の深さで強力になるって言ってたじゃない?だからこの暗闇の森の中でもし個性が暴走したら…手をつけられなくなるかもしれない』

『肝試しだぞ?そこまでの脅威があるとは思えないが』

『僕もそう思うけど、不意打ちで驚いてもしものことがあったら大変だ。だからこそあくまで保険なんだけどね』

『ふむ…』

 

『だから障子君にお願いだ。常闇君にもしものことがあったら、彼を導いてあげてほしい。彼の為に…』

『緑谷……』

『君にしか任せられないことなんだ。障子君』

『わかった。俺に任せておけ、常闇は必ず俺が導こう』

『ありがとう!頼んだよ!!』

『応とも!』

 

 

 

など言ったくせにこの(てい)たらくか……

 

肝試しの最中にヴィランの奇襲を受け、複製の複製腕を切り落とされ、それを見た常闇が義憤と恐慌から黒影(ダークシャドウ)を暴走させた。

 

ヴィランはその様子を見て逃げ出したが……暴走した黒影(ダークシャドウ)を止めようと飛び出したところで吹き飛ばされてしまった。その際に緑谷から託されたライトは壊れて使い物にならない。

 

暴走した黒影(ダークシャドウ)は音を発するものに無差別に襲いかかるモンスターと化してしまった。

 

すまん、緑谷。俺はしくじってしまった……

 

心の中で諦めかけたとき、俺の耳に常闇の声が聞こえてきた。

 

「ア゛ア゛ア゛ァァァ!」

「ぐっ……静まれっ黒…影…! 障子!聞こえるか!?俺は捨て置け…!他と合流し、他を救けだせ…!!」

常闇は苦しみ踠きながらも、誰かを救けることを忘れていなかった。己が苦しんでるにも関わらず、それでも他と救えと。

 

 

その時俺の脳裏に友の姿が浮かぶ。困難でも、窮地でも、なんだろうと笑顔で叩き壊して全てを救う、最高の友の姿が。

 

 

なにをやっているんだ俺は…! 初手でしくじった、ライトを失った。だからどうしたというんだ!! 緑谷は言った――常闇を導けと。常闇は祈った、誰かを救えと。 ……ならば俺のするべきことは決まっている!諦めることなど何もないじゃないか!!

 

盟友との誓いを果たし、俺は友を救う…!

 

 

俺は複製腕の先に複製腕を伸ばし、更に伸ばし、伸ばし、伸ばしていった。その先には複製の口だ。

 

道具がなくとも、この身体と個性と……筋肉で!やってみせる!!

 

「こっちだ、黒影(ダークシャドウ)!」

「ソコカァ!!」

俺は走りながら伸ばしきった腕の先から叫ぶ。それに反応した黒影(ダークシャドウ)が腕を振り下ろしてくるが、素早く複製を解除して躱していった。

 

そしてそのまま走って、腕を伸ばして、黒影(ダークシャドウ)を引き付けて……このまま火災現場に黒影(ダークシャドウ)を誘導していく。

 

待っていろ常闇!俺が必ずお前を救けてやるからな!

 

 

―――闇夜の森、影の怪物を連れて光を目指して駆け抜けていく。

 

 

――― 障子 side out ―――

 

 

 

 

 

 

 

 

―――混乱と戦闘が巻き起こる森の中に響き渡る破壊の轟音。

 

 

 

――――その轟く音色がこの騒動の全てを一転させていく。

 

 

 

 

 




デクさんのたてた轟音。その結果は次回へGo on!―――


皆様の感想、評価、誤字修正、ありがとうございます。ひとつひとつ確認させてもらってます。

更新頻度の低さは申し訳なく……よろしければ次回も応援お願いします!

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