デクのヒーローアカデミア 再履修!【完結】   作:くろわっさん

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第五章最終回です、なんとか11月中に書き上がりました!

最後の方、改行が多いので本編を読み飛ばさないよう、お気をつけください。



オールマイトの弟子

雄英体育祭最終種目のトーナメント決勝戦、僕 対 かっちゃん&轟君の変則マッチ、轟君を救うため僕には、彼に思いを伝えることと、全力でぶつかることしかできない。

そしてエンデヴァーが病院から連れ出した轟君のお母さん、その姿を見て轟君はついにヒーローに成るために全力で戦うようになった。更にかっちゃんも戻ってきて、二人は僕に全力をぶつけてくる。

僕はその全力に対して、全力の全力で答える。

100% DETROIT・SMASH ――オールマイトの全力の一撃を僕は放つのだった。

 

 

 

 

 

 

「〝なにが起きたんだぁ!?爆発に次ぐ爆発!どうなってんだお前のクラスのやつらぁ!?〟」

「〝知らねえよ、あいつらが勝手に火ぃ付け合った結果がこれだろ〟」

 

100%のスマッシュを放った反動で右腕が痺れて痛む、一時間くらいはまともに動かすことも出来ないだろう……ナイトアイからは反動ありきのリスキーな技は平和の象徴に相応しくないから使うなって言われてたな、でも使わなきゃ負けてたし今回は許して欲しいもんだよなぁ。

 

土煙と蒸気が晴れて、会場が見渡せるようになる、会場に立っていたのは僕ひとりだけだった。

 

「〝爆豪、轟、両者共に場外!!!つまり、優勝は最初から最後まで圧倒的な強さを見せつけた、緑谷出久だぁああ!!!〟」

「〝特別シード枠にしておいて、ホントによかった。あとおめでとう、緑谷〟」

プレゼントマイクが僕の優勝をアナウンスして、相澤先生はホッとしたように呟いて、ついでのごとく祝ってくれた。

 

 

 

 

―――そのあとは僕が倒れた轟君を起こして、かっちゃんに絡まれつつ、保健室で皆揃って治療を受けた。そして長かった雄英体育祭も表彰式を残すだけになったのだが……

 

「んんーー!!!んん゛っ!!!」

相変わらずかっちゃんは表彰台にがんじがらめにされ、口枷をつけられて、暴れ踠いていた。

 

一位の台には困り顔の僕、二位の台には暴れるかっちゃんと家族に照れながら手を振る轟君、三位の台には引きぎみの常闇君と胸を張って直立不動の飯田君が立っている。

このなんともカオスな締まらない状況のきっかけは保健室での治療が終わった直後、かっちゃんが三位決定戦として轟君との再戦をしたいと言い出したことだ。

相澤先生らは時間の都合でそれを止めるも、かっちゃんは聞く耳を持たず暴れまわった。そこで僕がかっちゃんを抑えつけ、相澤先生たちと協力してそのまま表彰台に縛り付けた形になる。

 

そんな締まらない表彰式だが、ミッドナイトがセクシーに場を納めて進行していく。

 

「―――今年メダルを贈呈するのは、もちろんこの人!」

「私が!メダルを持って来――「我らがヒーロー!オールマイトォ!!」―た…?」

ミッドナイトの振りでオールマイトが登場するも、見事に台詞が被る。ドンマイです、オールマイト!

 

そんなハプニングがあったものの、気を取り直してオールマイトは褒め称えながら常闇君と飯田君にメダルを渡していく、そして次は轟君の番だ。

 

「轟少年、おめでとう。最後の大技は本当に凄かったな、プロも目を丸くしていたよ。―――それと、君が成りたいものはなんなのか、わかったようだな?」

「はい、緑谷のおかげで自分が何に成りたかったのかを思い出せました。これから()()()で、また始めていきたいと思います」

決勝戦での轟君の言葉をオールマイトが尋ねると、轟君は観客席のほうを見上げながらそう言った。

 

「君らなら、きっと大丈夫だろう。彼がああなってしまった原因の私が言えたセリフではないのだが……応援している!」

「ありがとうございます……オールマイト…!」

オールマイトが轟君の肩を軽く持ちながらエールを送る、轟君は目を潤ませ、頭を下げてオールマイトへ礼を言う。彼がどんな気持ちでオールマイトにそう言ったのかは僕にはわからない……でもきっと轟君とエンデヴァーなら諦めず、やり通せると僕は信じている。

 

「さて次は爆豪少年だな――っとこりゃあんまりだ……素晴らしい戦いだったぞ!おめでとう!!」

「ぜんっぜんめでたくねぇんだよ!オールマイト!!俺に並び立っていいのはデクだけだ!!そこんとこはっきりさせてやっから、コレ外してくれや!!!」

オールマイトはかっちゃんの口枷を外して褒め称える、しかしかっちゃんは悪魔のような形相で騒ぎ続けていた。

 

「HAHAHA!!それは出来ないな!この相対評価をされ続ける世界で自分だけの価値観を持つのはいいことだがな!

それに結果は出たんだ、あの準決勝で押しきっていれば、決勝戦で少しでも長くその場に留まっていられれば、君はひとりでそこに立てただろう。

今回はこれを“傷”として忘れぬよう、受け取っておけよ!」

「……クソがっ!!次はねえぞ、半分野郎っ!!!」

「…?さっきも言ったが、俺はもう半分野郎じゃないぞ?」

「………おう… 」

オールマイトの正論にかっちゃんは強引に納得して、とりあえずみたいな感じで轟君に喧嘩を売る。そして轟君は天然を炸裂させて、かっちゃんを困らせていた……

 

「最後は緑谷少年!有言実行、見事だったな!様々な逆境にも負けず、圧倒的な力を見せ、一位を獲得して期待に応えてくれた!!まさに素晴らしいの一言に尽きるよ、おめでとう!!」

「ありがとうございます、オールマイト!」

オールマイトは僕も褒め称えてくれて、僕はそれに対して頭を下げて礼を言ってメダルを受けとる。……ん?期待に応えてとか、あのときの密談の話をここで出しても良いもんなんだろうか?まあ、他人からしたらよくわからないから、オッケーってことなのかな?

 

「さあ!今回は彼らだった!しかし皆さん!この場の誰しもここに立つ可能性はあった!!」

「いや一位は違うだろ…」「うん、一位は無理」「一位は不動じゃね?」「一位はな…… 」

オールマイトの言葉に会場中からぼやくような突っ込みが入る、オールマイトと僕は苦笑いするしかなかった……やっぱやり過ぎたみたいだ…

 

「と、とにかく!ご覧に頂いた通りだ!――競い!高め合い!更に先へと登っていくその姿!!次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!!」

オールマイトは僕たちや選手一同を手で示して、高らかにそう宣言する、みんなの表情が引き締まり会場中の期待がみんなに降り注ぐのを肌で感じる。

 

「それと、個人的にひとつ―――」

オールマイトは僕の方を向き、目を見つめながらニヤリと笑う。なんだこの展開!?僕はこんなの知らないぞ…!?

 

「皆さま薄々と気が付いているでしょうが、ここにいる緑谷出久は―――私の弟子です!!」

「……えっ!?」

オールマイトは公共の電波に乗るこの場所で、全国に向けて僕が自らの弟子であることをカミングアウトした。

 

ちょ、ちょっと待って、待ってよオールマイト!!そんなことしたら―――

 

「こんなとこでそんなこと言っちゃったら僕、超有名人になっちゃうじゃないですか!!?」

「HAHAHA!!!いずれ成るんだ、今から慣れておきたまえ!それもまた修行だ!!それに、学生のうちのほうが皆まだ遠慮してくれるしね!」

動揺する僕にオールマイトは笑顔とサムズアップで答える。この人、全然悪気なくやってるな……まあ言ってることは正しい…覚悟を決めるとしよう…!さらば、僕の平穏な日常…!!

 

「弟子が生徒だと贔屓があるんじゃないかって思う人もいるでしょうが……ご覧の通りです!彼には贔屓など必要ないくらい圧倒的な強さがある!むしろ他の生徒より厳しい環境にいるくらいでしょう…!」

オールマイトが雄英の世間体を取り繕う発言をする、勿論その犠牲者は僕だ。また厳しい修行が学内でも始まるのか…!

 

「彼は将来!私に継いでヒーロー界を率いる存在に必ず成るでしょう!そして先程も述べたように多くの優秀な将来のヒーロー達が育ち続けている!!てな感じで最後に一言!皆さん!ご唱和ください!せーの―――」

 

「プル―」「プルス―」「plus―」

「「おつかれさまでした!!!」」

「プルス――」「――ウルトラ」「えっ!?」

 

「そこはプルスウルトラでしょ!オールマイト!!――」

「あとその弟子!―――」

僕とオールマイトの声だけが揃う、一人にはしませんよ、オールマイト!!

そして他の皆からブーイングが鳴り響きながら、最後になんだか締まらない感じで、ドタバタだった僕の雄英体育祭は幕を下ろした――――

 

 

 

 

 

 

―――その日の晩。

 

「―――うん、じゃあそんな感じで!明日はよろしくね!!―― はい、おやすみなさい!」

僕はそう告げて電話を切る。しかし本当に長い1日だったな…明日と明後日が振替休日で良かったよ、ゆっくり眠れるし…!

 

そんなことを考えていると、スマホに着信が入る。ディスプレイには知らない番号が表示されていた。

 

「もしもし、緑谷です。えっと、どちら様でしょうか?」

「もしもし、俺だ…轟なんだが」

「えっ?轟君!?なんでこの番号を?」

電話をかけてきたのは番号を交換してない筈の轟君からだった。

 

「ああ、上鳴のやつから教えてもらってな…迷惑だったか?」

「いやいや、全然大丈夫!そっか、上鳴君クラスの皆と番号交換してたもんね。まあ男子は女子のついでって感じだったけど」

「そうだったのか…ついでだったとは知らなかったな」

「上鳴君らしいよね、ところでなんで僕のとこに電話を?」

僕は他愛のない話のあとに、轟君に用件を尋ねる。

 

「ああ、お前にどうしても礼が云いたくてな…!ほんとなら直接がいいんだろうけど、いろいろあってこんな時間になっちまって、それで電話だけでも…って思ってかけた」

「礼…?」

「そう、礼だ。姉さんから全部聞いたよ、緑谷お前、親父をお母さんと…家族と向き合うように説得しにきて、家であの親父と大喧嘩したらしいな。家が壊れるかと思ったって姉さん大慌てだったみたいだぞ」

轟君はなんだか楽しそうに話す、不穏なワードが多かったと思うんだけど?

てかやっぱりお姉さんには迷惑かけてたか……でも先に手を出したのも、個性を使ったのもエンデヴァーが先だ!僕だけが悪いわけじゃないだろう…!……たぶん

 

「なんか迷惑かけたみたいでごめんね、轟君」

「いやどうせ悪いのは俺の親父だ、カッとなって手をあげてきたんだろ?とにかくそこは気にしてないから大丈夫だ。

それよりも……そのおかげで親父は家族と向き合うことを決めた、なんでも次の日から毎日足繁く病院に通っていたらしい…お母さんと話をするために……

今日あの場にお母さんが来れたのも、親父が根気よく病院の先生を説得してくれたからって話だ。あの親父がそんなことするなんて、ほんと想像もつかないぜ…

まあそれで今晩は家族みんなで食事をしてきたんだ……家を出てた兄さんたちも集まってくれて、何年振りかもう分からないくらい久々の一家団欒ってやつだ。さっきの話もそこで聞いたんだ、親父の照れ臭そうな顔なんて初めて見たな…」

轟君は本当に楽しそうにそして嬉しそうに語る、電話越しでもわかる、きっと彼は今笑顔なのだろう。僕は時々相づちを打ちながらその話を聞いていた、轟君は家族に救われたんだと、そう思えた。

 

「―――それもこれも、みんなお前のおかげだ、緑谷…!ホントに……ありがとな」

「僕はきっかけを作っただけだよ、轟君。向き合うって決意して、頑張ったのはエンデヴァーだし、更にそれに向き合うって決めて、これから頑張っていくのは君だ…!」

「それでもそのきっかけのおかげで俺たちは変われたんだ、俺の抱えてたもん全部まとめてぶっ飛ばしてくれたんだ、だから…ありがとう緑谷!

俺にどんな恩返しができるか考えたけど、さっぱり思い付かなかった……だからこれから先ずっと…少しずつお前に返していく―――」

「ちょっと待ってよ!僕はただ自分のやりたいことをやりたいようにやってみただけだよ!そんな恩返しだなんて―――」

「だったら俺もやりたいことをやりたいように勝手にやるだけさ、だから気にすんなよ」

僕と轟君は言いたいことを相手の言葉を遮りながら話す。まさかそう返されるとは…

 

「まったく……ずるいなぁ轟君は」

「お前ほどじゃねえよ、緑谷。あと、あのときは言えなかったけど、今なら言える……」

「あのときって?」

「入学初日の時だよ、あのときはしっかりと言えなかったから……これからよろしくな、緑谷…!」

「こちらこそ、改めてよろしくね、轟君!」

「ああ、それじゃあまた学校でな」

「うん、また()()で――」

僕らはまたあの学校で会うことを約束して電話を切る。

こうして僕は轟君と改めて友達に成ることが出来た。

 

 

―――前世とは少しだけ変わってきた僕のヒーローアカデミアでの生活、僕らのその生活はこれからも続いていく。

 

 

 

――――それにオールマイトを(たす)けるための最高のヒーローに成るための物語は、まだ始まったばかりだ。ここまでは前半戦なのかもしれないし、もしかしたら長い導入(プロローグ)なのかもしれない。

 

 

 

 

 

――――僕の再履修(やりなおし)は終わっていない、オールマイトと僕の運命を変えるための本当の戦いはここからだ!!

 

 

 

 

 

デクのヒーローアカデミア 再履修!

第一部 《 オールマイトの弟子 》

 

―― 完 ――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― Dark side in ―――

 

薄暗い部屋、ごちゃごちゃと様々なものが散乱したその部屋で、二人の男がテレビから流れる雄英体育祭の中継を観ている。

 

「よく見て備えろ、死柄木 弔。彼らは……いずれ君の障壁になるかもしれない」

顔のない男、オール・フォー・ワンがもうひとりの男に語りかける。その全身には多くのチューブのようなものが繋がれており、おそらくその命を繋いでいるのだろう。

 

「ハッ……糞みたいな話だな……」

死柄木と呼ばれた、顔色の悪い青年は気だるそうに答える。彼を象徴する無数の無機質な手は体のどこにもついてない、オール・フォー・ワンの前では彼が安心しているという証だろう。

 

「それにしても……本当に()()()をしているなぁ…彼は」

オール・フォー・ワンはテレビの方を向きながら呟く。本来なら目があるべき場所になにもない筈なのに、そう呟いたのだ。

 

「見えてんのかよ…先生……でも俺はそんなことどうでもいいよ…それよりこいつだ…!」

死柄木は素直な疑問をそのまま口にする。だがすぐに興味を失い、興奮ぎみにテレビの中の人物を指差す。

「オールマイトの弟子……緑谷出久…!!―――こいつだけは俺がこの手で必ず殺す……!」

死柄木は眼を血走らせて、緑谷への殺意を迸らせながら、その殺害を宣告する。

 

「ああ、そうだね、死柄木弔。平和の象徴(オールマイト)その弟子(緑谷出久)も僕らの手で終わらせよう……」

 

 

「大丈夫……僕には…()()()んだ。―――これから楽しい時代が……必ず来るよ」

 

オール・フォー・ワンは無い筈のその瞳でなにを視たのかは分からない。

 

しかし、緑谷出久という光が強く輝けば輝くほど…闇もまたその濃さを増して、(うごめ)いている。

 

 

光と闇、決戦の時は迫っていた。

 

 

 

――― Dark side out ―――

 

 

 

第二部へと物語は続く―――

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― 予告編 ―――

 

 

―――オールマイトを救うための物語は新たな局面へ

 

 

「もう大丈夫!僕が来た!!」

 

 

「遅いわよ!―――デクくん!!」

「緑谷少年!」「デクゥ!!」「デクさん!」「緑谷君!」「緑谷!!」

 

 

 

 

 

 

―――躍動する筋肉

 

 

「筋肉同盟、突撃ーー!!」

「「うおおおおお!! 」」

 

 

「今日は上腕二頭筋のキレが最高潮さ!」

 

 

「大胸筋なら大丈夫だ」

「うまいこと言ったつもりか、マッチョメン……」

 

 

 

 

 

―――デクを巡る争いの行方は

 

「さっすが私のデクくん!」

「いつてめえのになったんだよ、クソババア……」

 

 

「デクさんは私のヒーローだから……」

「俺にとってもヒーローだ……」

「「デクさん(緑谷)はすごいなぁ……」」

 

 

 

 

 

「――あのね、デクさん…!私……私は貴方のことが――――」

 

 

 

 

 

―――そして動き出す闇、ヴィラン連合との戦い

 

 

「オッカシイゼお前ぇ!!」

 

「二人ともカァイイねぇ」

 

 

 

「偽物は……ハァ…俺が……全て殺す……」

 

 

 

「緑谷出久を……殺せぇぇえええ!!!!」

 

 

 

 

「さあ、終わりにしようか、オールマイト」

 

 

 

 

 

 

―――出久とオールマイトの運命は

 

 

「さらばだ…緑谷少年……君に出会えて本当に良かった。――――悔いのない、いい人生だったな……」

 

「―――オールマイトォ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「運命なんてこの腕で、筋肉で!好きな形にねじ曲げてやりますよ!!―――そうですよね、オールマイト!」

 

 

デクのヒーローアカデミア 再履修!

 

第二部 《 平和の象徴の後継者 》

 

 

 

 

 

 

「えっ筋肉を育てる秘訣?――そうですねぇ、まずはトレーニングをして筋肉を動かし、負荷を与えることが全ての基本です。ただ闇雲に強い負荷をかけるだけじゃなくて、育てたい部位や筋肉の種類によってかける負荷や回数を調整してやると、理想の筋肉に近づけますね!―――それと勿論大切なのが栄養補給です。プロテインをただ飲めばいいってもんじゃないんです、飲むタイミングや量にも気を使ってあげないとダメなんですよね、これが。プロテインだけじゃなく、BCAA…つまりアミノ酸ですね、これもトレーニング中に摂取したいところです。あるとないでは効果がぜんぜん変わってきますから。――他にもですね…………」

 

 

 

 

 

――― 近日公開予定 ―――

 

 

 

 

 




史上初(たぶん)、予告編のあるSSです!

第五章及び第一部、終了です。

第二部及び第六章は少し期間を空けてからの投稿になります。詳しくは活動報告にでも書こうと思います!

ひとまず、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします!

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