吉良吉影はくじけない   作:暗殺 中毒

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異変

川尻浩作……あの男は危険な匂いがする。それに、あの男は似ている。あの……

 

「藍様? 小難しい顔をしてどうしたの? もしかして、またあの夢?」

「ん、気を(つか)わせたか? 大丈夫さ、気にするな」

「もう、藍様はすぐ私を子供扱いするー」

 

(ちぇん)は不機嫌そうにしながら尻尾を左右に激しく振る。別に子供扱いした訳ではないのにな。誰だって、夢の中で殺されるなんて問題は解消しようがないじゃないか。

 

「夢の話は私が1人で解決するから、お前は修行について考えておくといい」

「じゃあ川尻って外来人を襲う方法でも考えようかなぁ」

「……橙、冗談でもそういうことは軽々しく口にするものじゃないぞ。それに、あの男は紫様が直々に刺激するなと言う程だ。里の人間とは訳が違う筈だからね」

 

あの男は、まるで考えが読めない。表面上は至って普通の人間として振る舞っているが、それは本来の能力を隠すための隠れ(みの)という可能性もある。それに……

 

「それって、あの夢の男に似てるから?」

「それもあるが川尻浩作という男は……いや、その通りさ。川尻浩作は似すぎている。表情も、言動も、体格も、雰囲気さえも」

 

夢の中でいつも私を殺すあの金髪の男と違うのは、見えない力を使わないこと。それから、見ているだけで悪寒(おかん)がするドス黒いオーラがないこと。私の勘違いならそれでいい。やはりそれでも、川尻浩作は似ている。一目で夢の男だと確信してしまう程に。

 

「藍様は九尾の狐、最強の妖獣なんだから心配することないよ! 本気を出せば紫様以外には誰にも負けないんだから!」

「ふふ、お前は素直で可愛(かわい)いなぁ。よし、マタタビをあげよう」

「わー藍様ばんざーい!」

 

まるで純粋な子供みたいだ。これで物騒な考えもしないでくれたら嬉しいんだが……それは追々(おいおい)教えていけばいいか。今は夢も川尻浩作も忘れて、橙を思いっきりかわいがってやろう。あまりあげると酔って凶暴化するからな……小さい塊2つでいいだろう。

 

「2個でいいか?」

「えーもっともっと! 3個! 3個ちょうだい!」

「マタタビ3個欲しいのか? 3個……いやしんぼめ。よーしいくぞ。それ」

「にゃー!」

 

橙は転びそうになりながらも、どうにか全部受け止められたらしい。以前は落として落ち込んでいたのに……成長したな、橙。

 

「はふ〜……」

「よーしよしよしよしよしよし! 橙、お前は大したやつだ」

 

存分にかわいがった後、私は橙を連れて山を下る。他に回らなければならないのは地下の旧都と地霊殿か……ここからではそれなりに距離があるな。しかし紫様が休みもせずに結界の張り直しに(のぞ)むなど、今回の異変は類を見ない。天狗の長ですら気づいてはいなかった。もしかしたら、川尻浩作と何か関係でもあるのか?

 

「きー! 何よあのお化けブ男ムカつくー! 氷漬けにして湖に沈めてやるんだから!」

 

あれは氷の妖精? なぜこんな湖から離れた場所に……しかも辺りを手当たり次第に凍らせてしまっている。これじゃあこの周辺に住んでいる生き物はいい迷惑だ。一応話を聞いておいた方がいいな。

 

「何をそんなに怒ってるんだ?」

「あ、スキマ妖怪の式神! ちょうどいいわ! ちょっと憂さ晴らしに凍らされなさい!」

 

2分後、氷の妖精を地面に撃ち落とした私は改めて(たず)ねる。

 

「それで、何をそんなに怒ってたのか教えてくれると嬉しいね」

「チルノよわーい」

「この化け猫式神の式神のクセにムカつく……私がいつも霧の湖にいることは知ってるでしょ? あそこは昔から妖精が集まって遊ぶ場所だけど、最近よそ者がデカイ顔して縄張りにしてるのよ。自分では吸血鬼って言ってるけど、どう見たってあれは人間ね」

 

それからまた怒り始めた氷の妖精を落ち着かせるのには少し手間取ってしまった。なぜ妖精というのはこうも気性が激しいんだ?

 

「それで、その自称吸血鬼がどうしたんだ?」

「そうそう、そいつがここは俺たちの縄張りだから出て行けって言い始めて……それだけでも頭きちゃうんだけど、他の子たちを一方的に蹴散(けち)らしたあげく動物の死体をどっかから集めて来るの。ムカつくし臭いし湖におしっこはするし……ああムカつく!」

「うえぇ、汚い……」

「それで戦いを挑んで返り討ちにあい、怒っていたと」

「みなまで言わないでよ式神のクセに!」

 

自称吸血鬼に、汚される湖。正直言ってこれはわざわざ私が対処することでもないな。博麗の巫女やあの人間の魔法使いにでも話を通して解決してもらうのが最善だろう。私もやることがある。

 

「明日になったら巫女か人間の魔法使いに頼むといい。私から話をつけておこうか? その方があの2人も動く気になる筈さ」

「えー、解決してくれないの? 九尾の狐なのに?」

「私はあくまで式神。紫様の許可なしに勝手な行動はできないんだ」

「何その店主不在の便利屋みたいな制限……あんたも不便してるのね」

 

正確には、許可なしに戦かったら私が紫様にお仕置きされるというだけのことだが……まあ言う必要はないな。言ったら話し合いだけとか言って解決させられそうだし、万が一戦いになった後のお仕置きも怖いし。

 

氷の妖精と別れ暫くした時、不意に橙が聞いてきた。

 

「ねえ藍様、さっき言ってた式神は勝手に行動できないって本当? 私はこんなに自由に動けるのに?」

「あれは嘘だよ。紫様に許可を取らず戦い始めたら、怒られてしまうからね。それに橙も危険な目にあうかもしれないだろ?」

「でも藍様は私が勝手に戦ってても怒らないよ? なのに紫様は怒るの?」

「紫様は私が危険なことをしない様に気を遣ってくれているのさ。私がお前を怒らないのは、お前が危険なことをしないって分かってるからだ。私はまだ未熟で戦う相手を見誤る時もある。でもお前は勝てない相手とは戦わないだろう?」

 

本当は完全に制御できるくらいの力がないだけってことは黙っておこう。

 

「そんなことないよ、藍様はとっても「つまり、私はそれだけ橙を信頼してるってことさ」

 

まだ何か言いたげな表情だったが、それも少ししたらまた歩き始めた。嘘は言っていないから問題ないな。

 

山を下り歩くこと数分、何やら腐臭の様な生臭さが立ち込め始める。なるほど、あの氷の妖精が言っていたのは、どうやらこれのことの様だな。湖の近くに掘られた大きな穴と、その穴を守るこちらに背を向けた門番が1人。どうやら臭いはあの穴周辺から出ているらしい。

 

注意を払わなければ特に敵対することもないだろうと思い、私は橙を近くに呼び寄せ通り過ぎようとした。その時、岬から吹く風が私達の匂いを運んだのか門番がこちらを向いた。

 

「ああ〜? (だり)ダァ〜〜?」

 

巨体の男は紙袋の穴からこちらを見ているらしい。今のところ襲ってくる気配はないが、これだけは分かる。こいつは敵だ、それも悪質な敵。

 

「ん〜〜? なーんか見たことあるような、ないような……う〜ん?」

「こら、ブ男! その式神こそあんたをぶっ倒すためにやって来た九尾の狐よ! ほら、さっさとやっちゃって」

「チルノ!? ついて来てたの!?」

「おれっちを倒す〜? ディハハハ! そんなん無理無理かたつむりー! でもこういうマブイ女は大好物だぜ!」

 

えーと、どうなってるんだ? つまり、こういうことか? 後をついてきた氷の妖精は門番に勝手にぶっ倒すと言い出した上、門番もそれに乗り気になった。紫様……私はこの状況をどうやって抜け出したらいいのでしょうか。

 

「さあ(来い)九尾の狐ちゃん! おれっちが甘〜く抱きしめてやるぜ。そしてその唇にキスの魔法をかけて毎晩おれっちを思い出せるようにし・て・や・る・ぜ……なんつってなぁ〜! HYAHAAA!」

「藍様、こいつ気持ち悪い」

「奇遇だね化け猫、私も吐きそう」

 

正直私も吐きそうだ。

 

「おりゃあ〜! 抱きしめの刑だー!」

「藍様に近寄るなブ男! 顔見えないけど!」

「今日こそ凍らせてやる!」

「へたっぴー! そんな急所狙いでもない攻撃が当たるかってんでい!」

「うっそ……2人がかりなのに全然ダメージになってない!?」

「おチビちゃんたちがおれっちを倒すなんて無理無理無理のかたつむりー! ディハハハ!」

 

自称吸血鬼は橙と氷の妖精の弾幕を身軽に避け、当たりそうな物は全て叩き落とした上で勝ち誇る。確かに人間の身体能力ではないな。人間離れしているあの巫女と魔法使いですら弾幕を素手で弾くなど不可能なのに。しかし吸血鬼にしては羽が見当たらないが……

 

「さーて狐ちゃーん。おれっちは一応門番だからなぁ、通すわけにはいかんからよ。冗談抜きでいかせてもらうぜ〜。くらえ血管針(けっかんしん)攻撃!」

「わ、気持ち悪」

 

門番から飛び出した血管が生き物の様に迫って来たことに焦り、私は思わず手で掴み取ってしまった。血が通っていないのか血管は冷たく、とても生物の物とは思えない。それなのに未だに動き続けているという気味の悪さに耐えきれず、私は引きちぎるつもりで引っ張った。

 

「おろ?」

「げ」

 

血管は切れずに門番の体が浮かび上がり、氷の妖精目がけて落下する。氷の妖精はどうにか門番の体を空中で押しのけ下敷きを回避した様だ。あんなやつの下敷きになるのは、私だったら死んでも御免(ごめん)だ。

 

「なんじゃこりゃぁ〜!?」

「うわー、見て見て藍様。全身カチカチに凍ってる! さすが氷の妖精だね」

「うっわ触っちゃった……まあいいか、結果オーライね! これでやっと湖に沈めてやれるわ!」

 

頭以外を全て凍らすという器用なことをやってのけた氷の妖精は橙と共に門番を引っ張り、湖へと投げ入れようとする。門番は必死に命乞いをしているが、あの2人が聞き入れるとは思えないな。

 

「ごめん、ごめんって! じゃあポエム、おれっちのポエム聞かせてあげるから! もしも君が辛くて泣きだしそうな時、夜空を見上げてみるといい。そこにはいつも星が輝いているから。どんな時も星は輝いているから。だから迷わず、星明かりを頼りに自分の道を歩き出して欲しい」

「せーっの!」

「ちょ、やめてー! おれっちの出番これで終わり!? 嫌だこんなのー! がぼがぼがぼ……」

 

気持ちの悪い門番は氷漬けにされた上、慈悲もなく湖の底へと沈んでいった。こんなことを考えるのは恥ずべきことだが、あいつが沈んでいってくれてスカッとしているよ。

 

「やっとこれで皆んなが戻って来れるわね。怒りもおさまったし、ファンファーレでも吹きたい気分よ」

「藍様を襲おうとしたんだから当然の報い!」

「まあまあ、もう終わったことさ。それに彼だって一応門番だったらしいからな、あれも仕事の内だ」

 

門番……門番? なぜあの門番はこの穴を守っていたんだ? この穴の奥に何かがあるのか?

 

「そういえばブ男は自分で門番って言ってたけど、何を守ってたんだろ。死体なんて守るとは思えないけど……」

「お宝とか?」

「お宝! それだ! あのブ男、お宝まで独り占めしようなんて! お宝はこのチルノの物よ!」

「ちょっとチルノ! 私にも分けてよ!」

「こら、橙。あまり急いで奥に行かないでくれ。見失ってしまうだろう」

 

穴の奥へと駆けて行く2人の後を追い、私も奥へ奥へと入って行く。2人はまだ見える位置にいる。しかし私の中では、不安と疑問だけが進む度に大きくなっていく。異常だ。この穴は、何かを隠すために掘ったにしては深すぎる。まるで洞窟だ。

 

「橙、そろそろ戻ろう」

「う、うん……藍様、この穴不気味だよ……」

 

私は不安がる橙を抱き寄せ、氷の妖精に目を向ける。妖精とはいえやはり不安を感じてきたのか、その場に立ち止まり一歩も動けなくなっていた。戻ろうと声をかけようとしたその時、何かが聞こえてきた。

 

「ねえ、何か聞こえない? さっきからずっと……」

「藍様……」

 

その音は、この穴の奥深くから響いていた。重く、低く、まるで地下深くから響いてきている様な。もしかしたら、またどこかの誰かが迷惑なことを企んでいるのかもしれない。そんな楽観的なことを考え気を紛らしながら、私はその音を確かめるため一歩踏み出した。

 

「藍様? どこ行くの?」

「すぐ戻るさ。橙達は穴の外で待ってるといい。私はこの悪趣味な穴の主人に、小言を聞かせなければならないからな」

 

本当に、小言で済めばいいな。穴の奥は夜目(よめ)がきく方の私でさえ、この穴を見渡すことができない。こんな長く大きな穴を掘るのは、相当に隠したい何かがあるらしい。

 

暗く光のない世界で、私は1人進んで行く。この穴の先には、何が広がっているのだろう? この穴は、どこへ繋がっているのだろう? 光も他の道もない閉塞(へいそく)感に、私の心臓の鼓動は早くなり冷や汗をかき始める。突如、目の前に広大な空間が広がった。

 

そびえ立つ鉄の塔から伸びた血管に似た(つな)は壁へと続き、下には鉄塔の基盤が作られている。近くには松明(たいまつ)の明かりが見え、何者かがそこに座り込んでいるのが見えた。その光に、私は思わず安堵(あんど)の息を漏らす。

 

いったい誰が、どんな目的でこんな物を作ったんだ? この地下へと続く広大な空間、そして鉄塔。これをそうまでして隠し続ける理由は? 死体を集めるのはなぜ? 疑問が尽きない中、私は宙に浮かびゆっくりと底へ降りて行く。

 

地面に降り立った私は、松明の炎と何者かに近づいて行く。その後ろ姿にどこか見覚えがある様な気もする……いや、私はこいつを知っている。以前、小人を騙して弱い妖怪達を暴れさせた天邪鬼だったか。荒らすだけ荒らしてどこかへ行ったと思えば、こんなことをしていたとはな。

 

「狐が」

 

敵意のこもった声に、踏み出そうとした足が止まる。その声は明らかに目の前の天邪鬼の物ではない。くぐもった男の声だ。私に気づき驚いている天邪鬼を無視し、私は辺りを見回す。そこに広がる闇の中には、声の主はどこにも見当たらない。見つけられなければ、やられる。

 

「やば!? なんでスキマ妖怪の式神がここにいんだ!? 門番はどうした!?」

「おお……それはそれは。正邪(せいじゃ)女史よ、どうやら門番は湖に沈められたようだ。今頃は魚とお友達になっているだろう」

「役立たず!」

 

先程の声の主は一向に見つからない。仕方なく私は探すのを諦め、天邪鬼へと向き直る。睨みつければ、天邪鬼はそれだけで後ずさる。他人に頼らなければならない小物妖怪と私とでは、力量差は歴然だからな。

 

「また何かをしているらしいが、今降参するなら紫様には言わないでおいてやる。降参しろ」

「やなこった。もう少しなんだ……仮面の力さえ手に入れれば……! 私の野望は邪魔させやしない! 伯爵(はくしゃく)!」

 

天邪鬼が伯爵と呼んだ次の瞬間、闇の中で動いた何かが私を吹き飛ばした。う……体が、痛い……何をされた? 私が前を向いた時、そこには拳を振り上げた妖怪がいた。咄嗟(とっさ)に拳を受け止め、腹に蹴りを入れ距離を離す。

 

伯爵と呼ばれた敵は、どうやらコウモリの妖怪らしい。私が知っている妖怪よりも、かなり禍々しいなりをしているが。コウモリその物な顔に、傷だらけの(たくま)しい肉体。肩から生えたマント。

 

伯爵が動き出し、私は宙へ浮かび距離を離しながら弾幕を張る。しかし無数の小さなコウモリ達が視界を(さえぎ)り伯爵を狙うことができない。手で振り払い視界を確保した私が見たのは、今正に伯爵の蹴りが私にめり込むところだった。

 

私は地面に叩きつけられ、伯爵は羽ばたきながら闇の中に紛れ込む。まずい、ここは伯爵に有利な条件が揃いすぎている……闇、コウモリ、そして広さ。一旦引き体勢を立て直さなければ勝てない……!

 

「伯爵! 殺さずに捕まえろ! 川尻浩作の代わりになるからな!」

 

川尻? なぜここであの男の名が……く、コウモリが邪魔だ。ここへ入って来た穴に逃げ込み、外へと向かいながら考える。なぜあの外来人がここで関わってくるのか。私が代わりになるというのはどういうことだ?

 

背後からは大量のコウモリと共に伯爵が迫って来る。出口はまだ見えない。差が徐々に縮まってくる。出口は見えない。差が更に縮まる……出口が、見えた。

 

外へ飛び出したのと伯爵が私に追いついたのはほぼ同時。伯爵は空中で私を捕らえると地面に投げつけ、上からのしかかる。突然の重さに息が苦しくなるが、伯爵の攻撃を防ぎ、殴って上へ吹き飛ばす。だがダメージにはならず、伯爵はマントを翼に変えて姿勢を制御し地に降りる。

 

「藍様、これは!?」

「なにこのお化け!? 門番よりずっと強そうだし!」

「2人とも、逃げるぞ!」

 

橙と氷の妖精を近くに呼び寄せ、遠距離移動の術式を素早く発動させるが、その間にも伯爵は距離を詰めて来る。ここで戦ってしまえば、この2人が傷つくのは避けられない。早く、早く!

 

2人の弾幕を意に介さず突進してきた伯爵の腕が私達を(えぐ)るよりも早く術が発動、一瞬で人里近くに移動することに成功した。あの空間から逃げ遅れていたら……あの場から逃げ遅れていたら。そう考えた私は、無事でいられたことに安堵する。

 

この幻想郷では、争いは全て弾幕ごっこという遊びで決着をつけるとルールで定められている。しかしあの伯爵はルールを無視し、環境を有効に使い襲いかかってきた。遊びではない、殺意を持った攻撃、戦法。

 

天邪鬼と伯爵が何を考えているのかは分からないし、予想もつかない。それでも、やるべきことは分かる。紫様に報告すること、そして、川尻浩作があいつらとどんな関係なのか調べることだ。

 

 

 

小さな星の話をしよう。

頼りない小さな星の。

広がる闇の中で、星を見よう。

月の嘘で塗りつぶされる前に……




「コウモリ伯爵」
パワーB スピードC 持続力C 射程距離なし 精密動作性C 成長性B
コウモリの妖怪。普通の妖怪とは様子が違うようだが……? コウモリを操る程度の能力を持つ。奇襲を得意とする。元ネタはドラキュラと野衾。

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