蒼月駆留
出身:地球・日本列島西側
年齢:17歳
本作の主人公。
ごく普通の高校生だったが、ある日、奇妙な流れ星に「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズがハッピーエンドに改変されますように」などという願い事をしてしまった結果、それぞ本気にしてしまった何かによって、ガンダムフレーム〝ラーム〟と阿頼耶識システム、頭脳埋込式情報チップを与えられて「鉄血のオルフェンズ」の世界へと送り込まれてしまう。
精神も戦闘に堪えられるよう作り替えられた結果、敵を殺すことに対して無感情に近い状態に陥っており、現実世界との精神状態のギャップに苦しんだが、クランクの助言によって克服。鉄華団が原作とは異なる未来を歩むために奮闘する。
周りが呆れるほどの大食いで、四六時中腹を空かせており、暇さえあれば食堂に入り浸っている。
(原作では)
一視聴者。
好きなモビルスーツは〝フレック・グレイズ〟。
ガンダムシリーズ全般では〝ストライクフリーダム〟。
特定の推しキャラはいない。
鉄華団壊滅エンドには納得できていなかった。
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ドクター・ホレイシオ・ノーマッド
(※初登場:第3章)
出身:地球・SAUスプリングフィールド市
年齢:57歳
鉄華団に医師として加わった男性。
地球出身だが、阿頼耶識システムの研究のために規制の少ない木星圏へと移住した外科医師。
「人類はいつか肉体から解脱したより高次な生命体にならなければならない」という持論を抱いており、その第一歩として阿頼耶識システムの研究を望んだがギャラルホルンや経済圏当局に妨害され、木星圏へと移住し開業医として勤める傍ら独自に研究を進めてきた。しかし、不完全な医療技術を患者に施さないという医師の理念から、実際に阿頼耶識手術を施したことはない。が、自身の技術には絶対の自身を持っており、阿頼耶識システム持ちの者をやたらと解剖したがる。
かつてはSAU医学会の理事を務めたエリートであり、医者としての技量は極めて高いが阿頼耶識システムの研究となると熱中が過ぎるきらいがあり、鉄華団入団後は双子と阿頼耶識システムの適合性への研究のためにエンビ・エルガー兄弟を実験台にしようとしたり、誰彼構わず背中の端子を観察しようとしたり質問攻めにした結果、医師として技量は認められているものの鉄華団ではあまり人望は無い。
(原作では)
特に原作中に登場することは無かったが、彼の阿頼耶識システムに関する研究成果はエドモントンでの戦役後圏外圏に流出することとなり、ヒューマンデブリ急増の一助となってしまった。
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フェニー・リノア
(※初登場:第6章)
年齢:17歳
出身:木星圏
テイワズの技術者である少女。
歳星整備長の直弟子の一人であり、整備士や技術者として幼いころから才能を発揮してきたことから、わずか10代にしてドルト6にて厄祭戦時モビルスーツの復元・作業用機への改修作業に携わっていた。
歳星整備長同様、重度のガンダムオタクであり、ドルトコロニー騒乱後は〝バルバトス〟〝グシオン〟〝ラーム〟を擁する鉄華団に強引に飛び入り、モビルスーツ職人としての技量を存分に発揮することとなる。
(原作では)
原作中での登場無し。1期ドルトコロニー編にてドルト6で勤務しており、〝グシオンリベイク〟の改修チームに加わった。
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クレスト
(※初登場:第5章)
・年齢:10~11歳
・出身:地球 アフリカンユニオン
ブルワーズから保護された、元ヒューマンデブリの少年団員。
大人の海賊たちから食糧や薬を盗むなど手癖が悪く、解放された後も鉄華団に心を許さなかったがカケルとの交流によって少しずつ警戒心を解いていく。
元ブルワーズのモビルスーツパイロットとして優れた技量を持ち、鉄華団でもブルワーズから譲渡された〝マン・ロディ〟のパイロットとして活躍する。
(原作では)
乗機の〝マン・ロディ〟の火器管制システムの故障によって陸戦隊に回されており、ブルワーズ艦に上陸してきた鉄華団員によって射殺された。
(本作中では火器管制システムの不調の中出撃し、〝ラーム〟が搭乗していた〝クタン参型〟のブースターユニットを破壊するなど健闘した)
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エリザヴェラ・ウィンストン
(※初登場:第6章)
・年齢:28歳
・出身:アーブラウ領モスクワ
モンターク商会渉外部に所属する女性。
モンターク直属の部下で、物資の手配や交渉などで辣腕を発揮。モンタークからも篤く信用されている。
モンターク商会の一員として優れた実務能力を持つ他、降下船やモビルスーツなども一通り扱うことができる。モンターク商会が援助する鉄華団の活動を、主に物資面でサポートすることとなる。
金髪碧眼の美女であり、蠱惑的な笑みを浮かべ常に相手に自分の考えを悟らせない。
(原作では)
原作中での登場無し。
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テオール・エルナール
(※初登場:第12章)
・年齢:24歳
・出身:アフリカンユニオン領旧ドイツ
イズナリオ・ファリド直属私兵モビルスーツ隊の隊長。
かつてはイズナリオの少年男娼として買われた身だったが、その忠誠心と体力を見込まれ、成長した後にはギャラルホルンへの入隊を斡旋され、同じような境遇の私兵たちのまとめ役となった。
かつてはマクギリスに次いでイズナリオのお気に入りであり、今でも新たに入った少年男娼たちに、いかにすればイズナリオを喜ばせられるか指南する立場にある。
(原作では)
登場無し。
イズナリオの私兵であったがマクギリスがファリド家の長に収まった後は地球外縁軌道統制統合艦隊へと編入され、アリアンロッド艦隊との激闘で奮戦したが、力及ばず斃れた。
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モーリス・ステンジャ
(※初登場:第6章)
・年齢:38歳
・出身:ヴィーンゴールヴ
地球外縁軌道統制統合艦隊・太平洋方面潜水艦隊の指揮官。
親戚であるオーリスとコーリスの敵討ちを誓い、指揮する潜水艦隊にて鉄華団が乗るタンカーに攻撃を仕掛ける。
冷静沈着なベテラン指揮官として経験に裏打ちされた優れた能力を持つが、現代戦の戦訓を守ることにこだわり、カルタ・イシューの敵に対する正々堂々とした戦い方を「現代戦に相応しくない」と断じている。
(原作では)
登場無し。
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サングイス
(※初登場:第12章)
・年齢:??
・出身:??
厄祭教団の司祭。
マクギリスと通じて、世界の裏側で暗躍する。
(原作では)
登場無し。