結城友奈は勇者である 〜勇者と武神の記録〜   作:スターダストライダー

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お待たせしました。

遂に始まりました、『結城友奈は勇者である〜大満開の章〜』!
今回から、くめゆ組が本格参戦するとあって、非常に熱い展開が待ち遠しいです!夏凜との絡みは勿論、もっと勇者部と絡んでくれたら幸いですが、期待しましょう!




10:『真実』という名の選択

乃木若葉らを初めとした、初代勇者達が召還されてから、早1週間近く経とうとした、ある日の事。

 

「どう、皆?こっちの生活にはもう慣れた?」

「あぁ、とっても快適だぞ結城。昨日なんて8時間以上スヤスヤしたしな!な、調!」

 

友奈からの問いかけに、球子は腰に手を当てて堂々とそう告げ、隣にいた調も、コクコクと頷く。続いて若葉も口を開くが、その視線は、自分の子孫に向けられており……。

 

「私の子孫は、今もスヤスヤしているがな。……まぁ、寝顔は、可愛い。うん」

「ZZZ……。イッチー……、その服ベストマッチ〜……。たっくんは……、もっとツッコんで〜……」

「相変わらず、訳の分からんシチュエーションの夢ばっか見てやがんの」

「あはは……。これが、あたしのよく知る園子なんですよ、ご先祖様」

「そのっちはよく寝るねぇ。すくすく育ちそうだね。どんな子に育つんだろうね〜」

「……まぁ少なくとも2年後の姿までは想像できるけどな」

 

同一人物を視界に捉えながらボソリと呟く巧(中)。そんなやりとりを見ていた照彦が、不意に園子(中)に尋ねてみた。

 

「なぁ園子。自分の事を『そのっち』って言ってるけど、それはそれでよく混乱しないよな」

「大丈夫だよ照くん。自分が2人いるってね。結構楽しいんだよ〜」

「俺には理解できない感情だな」

「同感ね。私なんかは特に、環境の変化とかは好きになれなくて……。だから、西暦組のクラスが校内で独立している計らいは、そこそこ気に入っているのよ」

 

照彦に同調するように、千景も自分の意見をそつなく告げる。皆は気づいていないだけだが、普段から人との関わりを必要以上にしてこないこの2人が、ここまで意見を述べるのも、珍しい。それだけこの世界での環境に、早くも適応できている証拠なのだろう。

 

「のびのび戦えるのが、1番だからな。放課後はいつもここに集まるわけだし、非常時には勇者アプリで連絡取れるから、問題ないだろう」

「でも、同じ授業も受けてみたいなぁ。杏さん、選択科目、何にしました?」

「えっとね……」

 

樹が杏と会話を交えているのを見て、目をウルウルとさせているのは、誰であるのかは、最早明白だろう。

 

「おぉ、おぉぉ……!樹が杏と仲良くしている……!今夜はご馳走ね。お赤飯とうどんと……、うどんね」

「炭水化物だらけですよ、風先輩……」

「流石に、体に毒ですよ?」

 

そう指摘しているのは、ダブル昴。風の言葉を聞いて、腕を組みながら口を開いたのは、昴の先祖だった。

 

「うむ!風は、誠にうどん愛に満ち溢れている!薦めてくれたうどん屋は、どれも美味かったからな!」

「って事で、今日もうどん巡りツアー発足!我こそは、と思う勇者は手ぇ上げぇ!」

「当然参加させてもらうぞ!」

「はいはーい!参加しまーす!アイラブUDON!」

「俺もいくぜ!千景、銀、お前らはどうする?」

「そうね……。三ノ輪君が行くなら、参加しようかしら。うどんは、とても良いものだし」

「ロチモン、参加しますよご先祖様!」

「俺もおれも!うどん食べてエナチャージだ!」

「待てまてぇ!タマがいなければ始まらないだろう!タマとうどんは、前世でそういう関係だったからな!」

「……初めて聞いた」

「今日は、どんな美味しさに出会えるのかな?うどんは、まるで一冊の本のよう……」

「うどんは生命の根源!あらゆる力の源だからな。勿論私も行くぞ!」

「はい。勿論参加させていただきます」

 

若葉の、目線越しの誘いを受けて、ひなたも同意した所で、風は鼻高々に、夏凜に自慢たらしめる。

 

「どうよ夏凜。うどんを通じて、西暦の皆ともコミュニケーションを図る、部長の姿は!」

「あんたは、ただうどんを食べたいだけでしょ。でも、良いんじゃない。私達も全員行くわけどしね」

 

と、そこへ部室の扉が音を立てて開き、顧問の安芸が入ってきた。

 

「うどん屋に行くのは結構ですが、その前に上里さん。皆さんに神託の件を伝えるのが先でしょ?」

「おっと、そうでしたね。実は少し前に、嬉しい神託がありまして……」

「このタイミングで神託って事は……。ひょっとして……」

「はい、また新たに、勇者が召還されるようなんです。増えていく仲間、頼もしい限りです」

「更なる、援軍……?」

「思ったよりも、昔は勇者っていたんスね」

「けど、戦力が増えるのは大歓迎ですよ」

「祝いじゃ!祝いのうどんじゃ!」

 

ひなたが受けた神託。それは、新たな援軍を呼ぶ手筈が整ったという報告であり、皆は新たな仲間との出会いに期待を寄せたり、早くも歓迎ムードが漂い始める。

そんな中、1人眉間に皺を寄せている少女が。

 

「(新しい勇者……、それはもしかして……。予感が当たると、嬉しいのだが……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

うどん巡りツアーを堪能した若葉は、放課後、何となく部室に立ち寄る事に。

ひなたを初めとした西暦組は、放課後に用事が入っているらしく、この日は1人で部室に向かって歩いていた。

部室に灯りはついておらず、やはり誰もいないのか、と思いながら扉に手をかけようとした所で、初めて室内に人の気配を感じた。先客がいたのか、と感じつつ、扉に手をかけようとした所で、中から少しネットリとした声が。

 

「あら、遊月君。ほっぺたに牡丹餅がついてるわよ」

「おっと失礼。今日は格段と美味かったから、つい頬張っちまってな」

「もう、遊月君たら。じゃあ今日は特別に、私が取ってあげる。……チュ」

「っふ。くすぐったいなぁ。……ん」

「今日は2人きりだから、遠慮なく……、んふ」

「須美……っぷは。んっ……」

「晴人くぅん……、んく、んん……」

「(な、なななななななななななななななぁ……⁉︎⁉︎⁉︎な、何なんだこの生々しい音とやり取りは⁉︎こ、これが噂に聞く、せ、せせせせ、接吻というやつ……なのか⁉︎た、確かにあの2人は、ど、どことなく距離が近いとは思っていたが、こ、ここまでの関係だったのか……⁉︎ど、動揺するな乃木若葉!これしきの事、私とひなたとのやりとりを思えば、その延長線上だと思えば……!と、とにかくこれ以上ここには……!)」

「む?そこにいるのは、若葉ではないか!扉の前で何をしている?」

 

扉越しに聞こえてくる、室内での秘密のやりとりを察し、震えを抑えながらその場を退散しようとした矢先、運が良いのか悪いのか、その少年は堂々たる姿勢で、こちらに向かってくる。

若葉はなるべく小声で流星を抑えようとする。

 

「り、流星か……!い、いや何でもない!それより、どうしてここに?」

「うむ!やる事がなくなったので、部室に戻って別の依頼を確認しようと思ってな!それよりも、若葉はなぜ扉の前に固まっているのだ?中に入る用があったのではないのか?」

「そ、それは……」

「何を尻込みしている?部室に入りたいのならば、遠慮する必要はないだろう。では、失礼するぞ!」

「ま、待て流星!」

 

若葉の制止を一切聞かず、勢いよく扉を開ける流星。開ける直前、中なら小さくて短い悲鳴が聞こえた気がするが、若葉は申し訳なさを感じつつも、流星に続いて部室に入る。

扉を開けた先には、パソコンに向かい合って座る遊月と東郷の姿があり、側からみれば、きちんと座って作業をしていたようにも見える。

 

「おぉ、今日は2人だけだったか、部室に来ていたのは!珍しいものだな!」

「そ、そうか?良い天気だから、皆思いおもいに外に繰り出してるんだと思うよ。な、東郷」

「え、えぇ。私と遊月君は、コラムの仕上げをしていたの。元いた世界でも、私達が担当していたから」

 

そう呟く2人の顔は、少しだけ紅く、息も僅かに荒い。東郷に至っては、普段から清楚なイメージと打って変わって、制服もやや乱れているようにも見える。

おそらく、2人が良い雰囲気になっている最中に、流星の大声を聞いて慌てて中断。2人が部室に入る前に、どうにかして平気を装ってみようとしたようだが、おおよそ誤魔化せる程には至らなかったようだ。幸い、流星の大らかな性格が災いして、その点に関する言及はされず、若葉も敢えて聞かなかったふりをする事に。

……記憶から消去できるかは定かではないが。

 

「そ、そうだ。この際だから、2人に聞いてみたい事があるんだ」

「「?」」

「東郷と須美、そして遊月と晴人。それぞれ同一人物がいるわけだが、何というか……、自分がもう1人いる状態は、その……、大丈夫なのか?物理的に過去の自分と向き合うのは、中々強烈だろう。園子は心底楽しんでいるようだし、昴や他の2人も、さほど気にしてはいないようだからな」

 

その問いに対し、2人はあっさり答えた。

 

「その点については問題なかったぜ。そりゃあ俺と晴人じゃ色々とイメージが違うみたいだけど、何となく、自分の事だから分かっちゃうんだよな」

「えぇ、私も大丈夫よ、すぐに慣れたわ。心配ありがとう。須美ちゃんは国を愛するいい子だしね」

「……自分でそれを言うとは。やるな東郷……」

 

ゴクリと息を呑む若葉。つい先ほど、2人きりの空間で包み隠さず自分をさらけ出した東郷の、底知れぬ感性に、歴代最強の勇者も一歩引かざるを得なかったようだ。

すると、東郷がこんな話題を切り出した。

 

「勿論、悩み事もあると言えばあるけど……」

「ほう?我々で良ければ聞いてやるぞ!」

「私は、私達は……、須美ちゃんや小学生の皆が、これからどうなるか、その運命を知っている……。それを、あの子達にどう話すべきか、それとも、いっそ話さないでおくべきか……、悩んでいるの」

「そうか。ひなたからも風の噂で聞いた事があるが、よほど深刻な悩みだったんだな。今は造反した神を鎮めるのが先だと言う事で、話してはいないようだが」

「あぁ。この世界での依頼を優先して、実際の世界の話は、今の所は保留にしてある。一応、タイミングを見計らって、話すべきだという意見に傾きつつあるが、何分、気分の良い話じゃないからな。下手に話して、あいつらのモチベーションが下がって本来の目的に支障をきたしたら、元も子もないからな」

「なるほど……。確かに悩ましい限りだ。未来を知っているが故に、それを全て話すとなると、トラブルの火種になりかねん……。ただ、向こうは知りたがっているようにも見受けられるが?」

「それは、そうですけど……(それにもしかしたら、巧はもう気づいている可能性が大いにある。昴も園子も、漠然とではあるが、もしかしたら……)」

 

2人が抱える悩みは、西暦の勇者の力を持ってしても、解決策すら浮かんでこないようだ。

 

「すまない。私達から聞いておきながら、力になれそうにない……」

「いいの。聞いてもらっただけでも、楽になったから。ありがとう」

「何れにせよ、この世界を救う事が我々の目的だ!それまでは多少の猶予もあるだろうからな!俺も共に思案するぞ!」

「!頼もしい限りだ」

 

流星の、堂々たる発言に、遊月も感服した様子だ。

 

「……それと、話は変わるのだが、西暦の……私達の詳しい話を知らないか?こうして未来がある以上、人類を護れたのは間違いないようだが、更に詳細があれば、私も知りたいんだ。聞くところによれば、遊月は元の世界では、大赦と根強い関係下にあったそうだが……」

「……正直な所、俺も全てを知っている訳じゃない。西暦に関する情報は、大赦の手で大部分が検閲されて、残されていないのが現状だ。ただ、若葉を初め、西暦の勇者達が記したとされる日記のようなものが、偶々倉庫から見つかって、それで先代の勇者の存在を知ったわけで……。でも、知っている限りで良かったら、話しても大丈夫だ。大した量じゃないし」

「!い、良いのか?それは是非頼みたい。私はリーダーとして、知っておきたい。それがどれほど残酷なものだとしても、受け止めてみせる」

「(!あの時の、遊月君と同じ目つき……)じゃあ、話しましょうか」

 

そうして、かつて神世紀298年に戦場を駆け抜けた勇者、武神が語ったのは、自分達が向き合ってきたお役目や、それから2年後に、元の世界で知る事となった、結界の外の真実。それから少し時が経って、兎角が見つけた『勇者御記』から読み取れた、若葉達に関する情報。

全てを話し終えた時には、流石の2人も、深刻な表情にならざるを得なかった。

 

「なん、だと……!壁の外は一面の炎で、バーテックスの世界になっているとは……。私達が戦っていた頃は、荒廃していたとはいえ、土地は残されていた。という事は、未来で何かがあったようだな……」

「でも、我が国の民は生きている。だから……」

「分かっている。驚きはしたが、お役目に支障はない。教えてくれてありがとう、2人とも」

「強いのね、きちんと受け止めて……(私とは大違いね)」

「……私個人では、そんなに強くはないさ。ただ、強くしてくれる存在がいる。それだけだ」

「分かるな、その気持ち」

 

そんなやり取りがなされる中、流星は腕を組みながら、窓の外に目を向けていた。

 

「四国の外は、灼熱の世。それに、何故かその存在が削られている千景……。何があったのかは定かではないが……。300年も経てば、そうなるか……(ならばお前は、お前達は無事である事を祈るしかないのか、……童山)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから更に数日が経ち……。

 

「高嶋さん、何かお困りの事はありますか?」

「寄宿舎暮らしは、俺達の方が長いから、助けになると思うんだ!」

「2人ともありがとう!大丈夫だよ!とっても良い子だね〜、よしよし」

「とても快適だぜ。ほら、杏は未来の小説に読み耽っているし」

「うんうん!あれはかなり上機嫌だそ。タマがワッフルをこっそり食べてしまっても許してくれそうだ」

「それは……無理だと、思う」

 

鼻歌を歌いながら読書に集中している杏を見て、球子は悪知恵を働かせるが、隣で彼女の裾を掴んでいる調は首を横に振った。

 

「ぐんちゃんも神世紀のゲーム、いっぱいやってるよ。なんだかんだで楽しいみたい」

「それは何よりです。せっかくですから、ご先祖様の様子も見に行きましょうか」

「そうな。この数日、若葉さんも流星さんも、口数減ってきてるみたいだしさ。心配なんだよな」

 

銀(小)がそう呟くように、ここ数日、若葉と流星は、戦闘時を除いては、どことなく消沈している節があり、寄宿舎で生活を共にしている面々は、気になって仕方がないのだ。

 

「あらあら、銀ちゃん鋭い目を持っていますね。さすが紅希君の子孫ですね。確かに、ここ数日は哲学若葉ちゃんです」

 

不意に声がしたと思って驚いた小学生組が振り返ると、背後にはひなたの姿が。

 

「い、いつの間にあたしらの後ろ取ったんだ?」

「園子もそうだが、この人の底も知れない……」

「あの……、哲学若葉さんって?」

「何か色々と考えている状態の若葉ちゃんの事です。すぐに私が相談に乗ろうと思ったのですが、何かあればすぐに私に相談、という癖がついても、若葉ちゃんのためになりません。だからここ数日、心を鬼にして見守っていたんですけど……」

「もう限界が来た、という事ですか?」

「そうです!ですので、今から話を聞きに行く事にしたんです」

「そういや流星も珍しく若葉と悩んでた感じだったな……。んじゃ、俺も行くか」

「私も行くよ!高嶋友奈が仲間に加わった!」

「あれあれ〜。皆でどこ行くの〜?私も混ぜて〜。役に立つと思うよ〜」

「お?遊びに来てみれば、集まってどうしたの?美味しいうどん屋の情報でも入ったかしら?」

「そんな感じじゃ無さそうだが……」

「結構大所帯になったな……。んなら、この際全員で行ってみるか!こんだけ集まりゃ悩みなんてイチコロさね!」

 

紅希が呼びかけた所で、一同は揃って若葉の部屋に移動した。偶然にも、彼女の部屋に流星もいた為、ひなたが代表して、2人に事情を聞く事から始まった。

 

「……それで、皆で私の部屋に来てくれたのか。嬉しいが、心配をかけたようだな。すまない」

「……で、何を悩んでたんだ。流星と一緒に」

「うむ。実は、諏訪の事を考えていてな。照彦達は周知していると思うが、そこには俺の、かつての級友が勇者として、そこに在籍している。その土地出身の勇者や巫女と共にな」

「すわ?すわわ?」

「どこかの地名……だよな?でも俺には分かんねぇから、お前なら知ってるよな、須美!」

 

風や晴人を初め、西暦組を除く殆どが理解に苦しむ中、地理に精通している須美や昴(小)が、諏訪について語ってくれた。

 

「えぇ、かつての『長野県』と呼ばれる土地にあった街で、諏訪湖に接しているという、あの諏訪ですね」

「僕も聞いた事があります。野沢菜などの野菜や果物は勿論、とりわけ蕎麦が名産品として名が挙がる所ですね」

「蕎麦、ねぇ……」

「実は、西暦には四国以外にも、勇者がいたんです。お2人も、巫女と力を合わせて、結界と人々を護っていた」

「今度、みんなで調べに行こうって話になってたっけ」

「って事は、今後はこの世界にも、ひなたが言う、四国以外の勇者や武神が呼ばれる可能性もあるって事か」

「なら、良い話じゃないッスか!」

「だが神世紀では、壁の外は大変な事になっていると聞いた。……諏訪は大丈夫なのだろうか」

「なるへそ。それで2人とも悩んでたって言うわけか」

「若葉ちゃん、流星君……」

「……しかし、分からぬ事を気にしていても、性に合わん!この件は保留としよう!皆に心配をかけた分、今日のうどん巡りは俺が奢ると」

 

そう言って流星が、勢いよく立ち上がったその時、不意に部屋全体が、光に包まれた。

 

「⁉︎何だ⁉︎」

「この光は⁉︎」

「これってもしかして、新しい勇者が……」

「えぇ、どうやら到着したみたいですね」

 

唐突な新勢力の投下に若干慌てる一同だったが、ひなたが落ち着いている間にも、光は強くなり、そして……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は新たな戦力が参戦!


〜次回予告〜


「勇者になーる!」

「私達、神樹様に呼ばれたんだよ」

「メタモルフォーゼ!」

「積み重ねのおかげ、か」

「一瞬寝ちゃった〜」

「全部丸聞こえッス⁉︎」

「ワシに任せぃ!」


〜諏訪の守護者〜


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