この腐り目に祝福を!   作:クロスケZ

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お久しぶりです。
プライベートで、人に騙されたりしてお金がない作者です。
久しぶりの投稿です。
リハビリ込みで暖かい目で見てください。


5-3 次の目標?

俺がこの世界に来てから数ヶ月経った。

 

 

 

この数ヶ月の間のいろんなことがあった。

 

師匠との出会いと修行、四天王の一人と戦い、屋敷の購入したり。

 

前の世界と違い、毎日がイベントようだ・・・今現在も。

 

 

 

「ハチマーーーン、助けてくれ!!!」

 

 

 

仲間の一人のカズマが草原を全力疾走していた。

 

カズマの後ろには30を超えるほどのモンスターのリザードランナーが追いかけていた。

 

なぜ、こんなことになっているかと言うと・・・。

 

仲間の一人にいるポンコツ女神ことアクアが作戦と違うことを行ったのが原因だ。

 

本当にあのポンコツ女神は思い付きで何でもやるから。

 

 

 

「はぁ・・・仕方ない。変身っ!!!」

 

 

 

俺は、スキルの1つの仮面ライダークウガへと変身を行った。

 

ペガサスフォームになり手に街で買ったボウガンをリザードランナーに向けるとボウガンはペガサスボウガンへと変形させた。

 

カズマを追いかける群れの先頭いるひと際大きいリザードランナーに狙いを定め、ペガサスフォーム必殺の一射 【ブラストペガサス】を放った。

 

放った一射は、狙ったリザードランナーに命中した。

 

撃ち抜かれたリザードランナーが倒れるなり、群れはカズマを追いかけるのをやめた。

 

どうやら撃ち抜いた奴は、嬢王のリザードランナーだったみたいだ

 

追いかける対象が居なくなった、オスのリザードランナー達は引き返していった。

 

その帰っていく姿を確認して変身を解いた。

 

 

 

「ふぅう・・・助かったぜ、ハチマン。」

 

 

 

カズマはその場にへたり込みながら言った。

 

 

 

「ったく、どうしてこうなったんだ。」

 

 

 

「いやぁー、あのポンコツ女神が・・・」

 

 

 

おちょぼ口にしながらぶつくさと言っていたカズマ。

 

そんなカズマを見て溜息が思わず出てしまった。

 

 

 

「とりあえず、色々と回収しに行くぞ。」

 

 

 

「おう。」

 

 

 

二人で草原に転がっている仲間を拾いに歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ、ようカズマにハチマン!・・・・・って、女性陣ボロボロだなおい。なんだ?女性陣を囮にしてクエストしたのか?」

 

ギルドに帰った俺達の姿を見て、冗談交じりにキースが声を掛けてくる。

 

 

 

「おいおい、そんな事をすると思うか?」

 

 

 

「ハチマンはしないな。カズマはするけどな。」

 

 

 

「オレだって、そんな事しねぇよ!」

 

 

 

キースは笑いながらも、持っていた女性陣の武器を運ぶのを手伝ってくれた。

 

カズマはボロボロで気を失っているアクアを背負いながらもキースの後を追いかけた。

 

軽傷で意識はあるが、魔力不足で歩けないめぐみんと草原に寝ころびリザードランナーに蹴られ、踏まれ続けたあげく、途中から泣きながら助けたバカを背負って俺もキースの後を追いかけた。

 

 

 

 

 

今回の報酬・・・1人2万エリス。

 

アクアとダクネスのケガなど治療費を考えるとマイナスだ。

 

この調子でクエストしてたら、マイナスしかない。

 

これは、これで考えないといけないかもな。

 

切実に有能な人材が欲しい・・・。

 

 

 

 

 

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報酬を受け取り屋敷に戻った俺達は、ダクネスよりも先に目が覚めたアクアに全員の傷を癒した後に、屋敷の広間に集まるように声を掛けた。

 

今後クエストとかどうするかを話し合いたいと言って集めた。

 

俺よりも先に、めぐみん・ダクネスが広間に備えつきのソファーに寝ころび、くつろいでいた。

 

こらこらめぐみん、そんな冒険する恰好で寝ころびながら足をパタパタさせない。

 

パンツがみえちゃうでしょうが、たくっ。

 

めぐみんの後ろに立ち、めぐみんの脇から持ち上げて身体をおこした。

 

 

 

「おっおお?!」

 

 

 

「ほら、だらしなくしてないでちゃんと座ってろ。」

 

 

 

「わかりましたよ。ぶぅ。」

 

 

 

頬を膨らませつつも、座りなおした。

 

世話のかかる妹みたいだが、あっちでは俺が小町にやられていた。

 

あっちでは、どっちが兄で妹かわからくなるな。

 

でも、姉が小町というのもありだな。

 

そんなことを考えていると、ドアが開きカズマが入ってきた。

 

 

 

「わりーわりー、遅れたわ。」

 

 

 

「気にするな、俺も今来たとこだ。」

 

 

 

「そうなのか?どっこいせと。」

 

 

 

カズマはソファーの空いているとこに座った。

 

その後、アクアが来るのまでのんびりと待っていた。

 

数十分後に、慌ただしくアクアが広間に入ってきた。

 

 

 

「だぁぁぁぁぁ!!!!ハチマン、カズマまたやられたぁぁぁぁ。見てよこれ!!」

 

アクアは涙目で空になった酒瓶を突き出してきた。

 

 

 

「はいはい、いつものことだな。」

 

「また貴族様のなんたらさんが表れて、勝手に飲んでいったのだろう。わかったわかった。」

 

 

 

「なんで!ふたりともあきれ返った顔をしてるのよ!!!!これめっちゃ高かったのよ!!!」

 

 

 

「正直どうでもいい。」

 

カズマは、俺の発言に大きくうなずいた。

 

その反応に、またぐずり始めたアクア。

 

 

 

「ていうか、そんなに悪戯されるのなら、祓っちまえばいいじゃねぇか。そうすれ穏便に飲めるじぇねか。」

 

カズマの言葉を聞いたアクアは、指を組んでもじもじしながら少し困った表情を浮かべながら「だ、だって、この屋敷に冒険者が住んでもらったら、いろんな冒険の話を聴くのが夢だなんて言われたら…。」

 

っと言った。

 

こんな珍しく言い淀むアクアの姿を見たら、こいつは本当のこと言っているのかもしれないな。

 

カズマもアクアの姿を見て驚き表情を出し後に、ため息交じりに「んで、今その女の子は何をしているんだ?」と聞いた。

 

 

 

アクアの話が本当なら、少し寝る前に独り言になっても今日あったことぐらい話してやるか。

 

 

 

「私にしか見えないことを言いことに、カズマの後ろでとあるヒゲダンスをしながら、カズマが邪魔で手を出せない私を挑発してるわ。」

 

 

 

「「んな、陽気な幽霊がいるか馬鹿野郎!!!」」

 

 

 

少しでも信じようとした俺が馬鹿だった。

 

というか、こんなしょうもない話をするためにみんなに集まってもらったわけではない。

 

俺は、カズマ、アクア、ダクネス、めぐみんが皆が見える位置に移動した。

 

 

 

 

 

「拠点も手に入った。レベルも装備も順調にレベルが上がった。だが不思議と金がない!今後どうするか目標を決めようと思う。」

 

 


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