我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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イベントのメカエリちゃんはII号機を選ぶ予定の作者です

孔明、イスカンダル、黒髭、刑部姫、インフェルノちゃん…
よくよく探すとゲームが好きなサーヴァントって結構いますね
インフェルノちゃんを早く迎えたい…
インフェルノちゃんはきっとマリカーをやったらカーブに合わせて自分も曲がるタイプだろうし、絶対可愛い。
インフェルノちゃん単独ピックアップの時に課金しなかった事を若干後悔していたり…

そんなこんなで今回はハロウィンと全く関係ないゲーム回をどうぞ


ゲーマーズ!inカルデア

「ふふっ、早くしなければもうゴールしてしまうぞ?」

 

孔明はバナナの皮をスタンバイしている以上後ろからでは甲羅を当てられない。ならば…

 

 

緑甲羅を反射させて真横に当てるだけだ!

 

 

「くらえ孔明!俺の計算上必ずお前の土手っ腹に命中する!お前は死ぬ!」

 

最後のストレートなら今更計算なんて出来まい。お前は終わりだ!

 

 

「そうか。では、こうしよう。私が左側に寄っていた理由…今教えてやろう」

 

 

「え?」

 

 

ストレートの所でドリフトして…え?そっからターボで加速した?

 

 

「まだまだ甘いな、マスター」

 

 

「くっそ!孔明め…」

 

 

「マーちゃんも中々強いね」

 

 

「いやぁ…全然勝てないな…」

 

 

孔明1位、俺が2位からの刑部姫は3位。さっきから俺と刑部姫はちょいちょい順位が入れ替わるが、孔明は相変わらず1位をキープしている。

 

 

「ねぇ、マーちゃん。次はいたストやらない?」

 

 

「あぁ〜いいね。PS4でいいか?」

 

 

PS4ならドラクエとFF。マリオシリーズのキャラはいなくなるが、それはそれで面白い。そしていたストは数少ない孔明に勝ったことのあるゲームだ。

 

 

「よし。俺はライトニング使うわ」

 

 

「だったら(わたし)はテリーで」

 

 

「…では、私はセフィロスにしよう」

 

 

「俺は今回も孔明に勝つ!」

 

 

「あれはコンピューターがお前の陣地で勝手に破産しただけだろう!」

 

 

「だが、勝ちは勝ちだ!なんならこれから黒髭かアレキサンダー辺りでも呼んでプレイヤーだけにするか?孔明!」

 

 

「余計なお世話だ!一度の勝利で図に乗らない方がいいぞ」

 

 

「あらら…もしかして姫は邪魔?」

 

 

「あ…いや、そんな事はないよ。勝手に盛り上がって悪かった。姫ちゃん、一緒に孔明を倒すぞ!」

 

 

刑部姫といたストをやるのは初めてだな。マリカーで負け続けてる鬱憤を晴らしてやるぜ。

 

 

「先輩、何しているんですか!」

 

 

「ゲームだけど」

 

「引き籠ってゲームしてる」

 

「心配しなくてもノルマは達成している。現段階で解放可能なステージは全て解放している上にクリア済み。そしてAPは0時に最大AP近くに達するように残してある」

 

 

そう、孔明の言う通り俺達にぬかりはない。28日になった瞬間にガチる。だから今はその間の休憩時間だ。このメンバーだとやたら本気の戦いになってしまうので楽しく遊んでくれそうなインフェルノちゃんが来てくれる事を願う。

 

 

でも今までは一緒に遊んでくれるやつすらいなかったから遊び相手がいるってだけでも贅沢な話なんだけどね。

 

 

「今はイベント中ですよ!?周回しなくていいんですか?」

 

 

やはりそう言うよなぁ…だが、甘い。俺はお前を完璧に論破できる。

 

 

「マシュ、俺達が消化出来ていないミッションの大半は何か。言ってみてくれ」

 

 

「に…28日から始まるミッションです」

 

 

「マシュ、今までのクエストをクリアしたら何が貰えた?」

 

 

「銀の林檎です」

 

 

「そこで一ついいだろうか?」

 

 

「はい」

 

 

「…だったら28日になれば金林檎が貰えるような効率の良いクエストが出るんじゃないか?」

 

 

「…」

 

 

「そ、それでも刑部姫さんのレベル上げが…」

 

 

刑部姫 絆 3 Lv85

 

 

最終再臨はさせたが、その段階で引き籠りたいと駄々をこね始めたのでグミで交換可能な限りの種火をあげて中断。

フォウ君は体力、攻撃力。共に1000あげている。

他にスキルレベルを上げようとしたが、輝石やQPが不足し始めたので一旦保留。

 

今ではお互い「姫ちゃん」、「マーちゃん」呼びするぐらいの仲ではある。

 

 

「それに姫ちゃんや孔明。マイルームにはいないが、バーサーカーのヴラドはかなり働き詰めだ。休ませる時間も必要だろう?」

 

 

「それは…そうですね」

 

 

「そうだ。マシュもいたストやるか?」

 

 

「いたスト…ですか?」

 

 

「いたストってのはいかに金を稼ぐかが問われるゲームだ。物件や株を買ったりして金を稼ぎ、いち早く目的の総資産を稼いで一番早くスタート地点に戻ったやつか一定数の相手を破産させた時点で総資産が一番多いやつが勝ち」

 

 

「マーちゃんの説明はあながち間違ってないけど少し生々しくない…?」

 

 

いたストはそういうもんだろ。いかに他人を蹴落とすかだ。

 

 

「とりあえず今回は一人破産したら終了でやってみるか」

 

 

「ステージはトロデーン城にするべきだろう」

 

 

「これといったトラップもないし、目的資産も低めの10000Gだしね」

 

 

「なんなら私はイージーモードでも構わないが」

 

 

「いや、それじゃあ株が無くなって面白さ半減だろ。エリアルールもなくなるわけだし…そこは普通にやろうぜ」

 

 

「あの…言っていることがよく分からなー」

 

 

「ものは試しだぞ、マシュ。一緒にやらないか?」

 

 

「は、はい…やります」

 

 

結局マシュも付き合わせていたら1日中ゲームをしていた事にジャンヌ・ダルクが怒ったのでいたスト初心者のマシュには申し訳なかったが、3人がかりでマシュを破産させてゲームを終わらせた後、軽く周回に行きました。

 

 

〜おまけ!

 

 

刑部姫が始めてゲーム会に来た日

 

 

「マスター。今日はモンハンでもどうだ?」

 

 

「待ってたぞ、マスター。拙者達はとうに準備完了でござる」

 

 

今日はモンハン確定か。俺のスラッシュアックスが火を噴く…前に…

 

 

「改めてゲーム仲間として紹介したいやつがいる。新しく来たサーヴァント。刑部姫だ」

 

 

「よろしくねっ!」

 

 

おい、待て。俺にやたらくっつくな。誰にアピールしてんだ。

 

 

「…マスター!!拙者を裏切ったでござるかぁぁぁぁ!!」

 

 

「違うわ!!会って2日と経たずにここまで仲良くなる奴がいるかっての!」

 

 

「えぇー?wwほんとにござるかぁ?www」

 

 

「本当だけど!?」

 

 

「きゃー!マーちゃんこわーい!」

 

 

「…」

 

 

刑部姫…頼むから自重してくれ。まさかサークルクラッシュしに来た訳じゃねーだろうなぁ?

 

 

「あ、あはは…」

 

 

「よし、アマツマガツチの前にマスターを狩ることに決めた!今ここで!!」

 

 

「誤解だっての!!」

 

 

「問答無用!リア充爆発しろ!!マスターは拙者と同類だと信じていたのに!!」

 

 

「勝手に同類とくくるのやめてもらえませんかね!?否定出来ないけど!」

 

 

刑部姫襲来によってしばらく俺と黒髭の仲が険悪になったとかならなかったとか。

 

 

そしてこの後嗜好は違えど刑部姫と黒髭はゲーム仲間としてマスターや孔明を交えて一緒に遊ぶ程度には仲良くなりました。




我がカルデアのゲーマーを集めたところ…
ガチ勢しかいなくてヤバい

純粋に楽しくゲームするようなエンジョイ勢がいない件について

ゲームが好きなサーヴァントが増えることに関しては嬉しい限りですが、このままだとゲーム中殺伐とした風景になることしか想像出来ません

次回からはまたハロウィンイベントの話でもやりたいなと考えてます
それでは!

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