我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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かなりの長期間失踪してましたが、仕事が安定したので久々に…

軽くリハビリ程度の物を不定期に書きたい時に書きます

あとは2部6章とかのネタバレ等は配慮してないので気にする方はUターン願います


星見のティーポット

我がカルデアはただいま準備中。かのコヤンスカヤとケリをつけるために入念な準備をしている。後悔しないように。やれる事は全てやる。

 

 

「すごいねー。応援してるよー。頑張れー」

 

 

オベロン

 

大嘘つきのオベロン。マスターお気に入りのためしょっちゅう周回に駆り出され、クリスマスイベントでW蘆屋道満と共に地獄の周回をさせられた。ここでのオベロンは作者の好みの都合で常に三臨のため真っ黒。

 

 

「まぁ、よくそんなに林檎齧れるよね…大騎士勲章だっけ?あといくつ要るわけ?」

 

 

「あと2個。それさえあればジャックドモレーをオール10に出来る」

 

 

何回ガウェインの幻や粛清騎士共を蜂の巣にしてきたかも分からない。今日回ったこのステージの周回数なんぞ20以上は数えてない。

 

 

砕けよ黄金の枷鎖、黄金の恥辱(オーセンティック・トライアンフ)!!」

 

 

流石宝具5で聖杯を100まで入れた甲斐があったな。ガウェインの幻を礼装スキル込みではあるものの、ワンパンで沈めるとは…

 

 

おっ、2個ドロップしてんじゃん!やったぜ。

 

 

「マスター。大騎士勲章はこれで終わったようだぞ」

 

 

「お疲れ様。ゼノビア」

 

 

ゼノビア Lv.100 宝具5

作者が失そ—仕事に従事している間に新たに聖杯100となった我がカルデアのアーチャー代表。道中の敵が3体編成かつランサー以外であるならキャストリアと組み合わせて色々周回出来る。最近は邪馬台国などの高難易度も絶賛活躍中。見た目こそ目のやり場に困るが、心は高潔。

 

 

「やっと終わりましたね…」

 

 

キャストリアは杖をつき、肩で息をしている。ゼノビアがあまりにも疲れを見せないものだからずっと一緒に周り続けていたが、流石に周回しすぎたか。

 

 

キャストリア

どうにか実装後すぐに確保した人権サーヴァント。我がカルデアにはかつては適性サーヴァントがあまり多くいなかったり、水着武蔵ちゃんの宝具が1であるため意外と出番が無かったが、マスターがゼノビアを周回で使い始めてからは馬車馬のように働かされている。

 

 

「じゃあ、一度休憩するか」

 

 

「は、はい…今日はしばらく休みをいただけると助かります」

 

 

 

ジャックドモレーはあとで呼んで周回のテストをしてみるとして…クリスマスで貯めていた金もすぐ底を尽きそうだな…どうしたものか。

 

 

「マスター。お茶が入りました!」

 

 

「あぁ、コルデーか。気が利くな」

 

 

シャルロット・コルデー〈アサシン〉 Lv.100

 

マスター大好き勢筆頭なアサシン代表。水着は宝具5にしたが、聖杯は検討中。だが、マスターが術の秘石難民であるため、一部スキルが未だに10になっていない悲しみを背負っている。

 

 

紅茶なんていつ淹れられるようになったのだろうか。まるでプロのような慣れた手つきで紅茶をティーカップに入れていく。

ん、何かあのティースプーンに見覚えがあるような…

 

 

「一緒に飲みませんか?」

 

 

「あぁ、少し休むとしよう」

 

 

コルデーの気遣いを邪険にすることは出来ずについ承諾してしまったが、ティータイムよりも次の戦いをどう乗り越えていくかといった事ばかりを考えてしまう。冷ましてしまわないように気をつけなければ。

 

「次の戦いはレイドバトルねぇ。おっ、ハベにゃんも特効対象か」

 

 

ハベトロット

 

周回適性が高いが、スキル3の性質上良心の呵責に苛まれるためあまり出番は控えめ。何故かウェディングドレスの依頼が絶えないらしい。

 

 

「あとは人類の脅威特効も効く可能性もある。今のうちにエルキドゥもスキルレベルを…ん?聞いてるか?」

 

 

「マスターは今日もカッコいいですね…えへへ…」

 

 

「お、おい。どうした?」

 

 

俺はたまたまお茶に口を付けていなかったが…このお茶が何かあるのか?てかこのお茶の色何処か見覚えが…

 

 

「なぁ、このお茶誰から貰った?」

 

 

「もう…無粋な事言わないでくださいよ〜マスター!」

 

 

 

距離が近い…近い近い近い!圧倒的に強いサーヴァント達を沢山見ていた事で忘れかけていたが、コルデーもサーヴァント。組み伏せられたら俺が逆転するのは困難を極める。

 

 

「え?ちょっと…ちょっと待ってくれ!」

 

 

「もう逃しませんよ…きゃっ!」

 

 

 

 

 

「やぁ、無事かい?マスター」

 

 

音すら置き去りにするほどの速さで俺を窮地から救ったのは一人のドラゴンであった。

 

 

メリュジーヌ

 

変速周回や高難易度攻略のエース。作者は第二再臨派。理由は分からないが、最近簡易霊衣で目隠しをし始めた。

 

 

 

「あ、あぁ。しかし、大変なんだ。コルデーが…」

 

 

 

「ねぇ、マスター。好きな人とは24時間ずっと一緒にいるべき。そうは思わないかい?」

 

 

手遅れだったか!!そういえば普段からそういう傾向あったなぁ、こいつも!

 

 

って、そんな事考えている暇など無い。ガッチリ捕まれていて逃げ出せない…これは詰んだか?

 

 

「マスター!捕まれ!こっちだ!」

 

 

いや、ウチのカルデアには割と最近になってやってきた韋駄天男がいたな。

 

 

「頼む、アキレウス!」

 

 

 

「マ、マスター!待って!」

 

 

 

アキレウス

 

英雄の証を貪った犯人その1。再臨だけでも割と食われた。その分活躍の幅は広い。首吊りスヤスヤ永眠システムの利便性により、休みを貰っていたスカサハスカディが再び働く原因になったサーヴァントの一人。

 

 

 

「…で、今カルデアでは何が起こっている?龍馬さん」

 

 

「何でも…マスターとより絆を深められるっていうお茶が出回っているらしいね。その名も…」

 

 

「星見のティーポット!だな。龍馬」

 

 

「う、うん。そうだね」

 

 

坂本龍馬〈ランサー〉

 

英雄の証紛失事件の犯人その2。やはり証は足りない。カルデアではまだ新入りなのでこれからの活躍を期待。

 

 

「ンンン!これは何者かの陰謀に違いありませんぞ!見つけ出して」

 

 

蘆屋道満

 

悪霊が跋扈する地獄のクリスマスを生み出した張本人。夏の福袋から参戦し、混沌・悪のサーヴァントが元々多いカルデアであったため、最近多用されるようになった。NPアップのアペンドスキルが中々開けられないのが最近の悩み。

 

どうあがいても良い子にはなれなかったのでクリスマス高難易度のスカディやハベにゃんは呪殺した。

 

 

「お前がそれを言うか」

 

 

「いやはや、マスター殿。落ち着いて考えるのです。拙僧がマスターの恋のキューピッドになる事に何の益があると?」

 

 

「あとで壊せるから…お前そういうの好きだろ?」

 

 

「嫌い…では、ありませんが!」

 

 

「…違う。的外れにもほどがある。真犯人はマーリンだよ」

 

 

気怠そうに話すオベロン。断言するからには確信があるのだろうか。

 

 

「マーリン?何で…」

 

 

〜ほわんほわん

 

 

『おっ、面白い物が出来たぞう!これを何もしないで置いておくのも勿体ないし…そうだ!マスター君にあげよう』

 

 

『マスターもそろそろ誰かと一線を超えても良いのでは…英雄色を好むというし…ね?』

 

 

 

 

「そんな感じであのお茶を作っていたわけ。アレをキメたらマスターが好きでたまらなくなる恐ろしい代物だ。まぁ、一部例外はあるらしいけど」

 

 

なるほど。実際問題嘘かどうかはともかくマーリンを問い詰める必要はありそうだ。

 

 

「おりょうさんは何ともなかったぞ」

 

 

「あはは…何でだろうね」

 

 

「じゃあ、とりあえずマーリンを締めれば万事解決なのか?」

 

 

「そういう事だろう。早速奴を仕留めて…」

 

 

「おーい、マスター!遊びに来てやったぜ」

 

 

「お前はトリ子…?」

 

 

トリ子

 

エレシュキガルにあげて余ったわずかな釘を根こそぎ食っていった犯人。呪殺が得意かつ属性も合うので最近蘆屋道満とコンビを組ませようかと思っている。第三再臨には意地でもしない。基本は第一再臨で歩き回ってます。

 

 

「誰がトリ子だ。ぶっ殺されてぇのか…ちゃんと名前で呼んでくれよ、お、お義父さ—」

 

 

「嘘つくんならもっと上手く隠しなよ、バーヴァンシー」

 

 

「は、羽虫!?」

 

 

オベロンがマントを翻すとそこから大量の虫がどこからともなく現れてバーヴァンシーを撹乱する。

 

 

「マスター!ここは逃げようぜ!女性サーヴァントのほぼ全てがあんたを狙っていると考えた方が良い!バーヴァンシーすら例外じゃなかった!」

 

 

「そうだな、普段から好き好き言わないやつもなったんだ。ちなみに掛かっているどうかを見破る手段は?」

 

 

「今のところ例外を見破る手段はない!女サーヴァントが近づいて来たら即撤退だ!」

 

 

疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)に乗ってどうにか逃げ切ったが…マーリンめ。許すまじ。

 

 

 

「…はぁ、はぁ…」

 

 

 

「そなた、困り事を抱えているようだな。朕が力を貸そう。何でも申してみるが良い」

 

 

始皇帝

 

聖杯戦線最強サーヴァント。宝具を連打しながら雑に殴りに行くだけで大半の戦いには勝てる。単騎最強。

 

 

「始皇帝…つまりはかくかくしかじかで…」

 

 

「ほう、中々面白い催しではないか。それこそ素直に其方が好きなサーヴァントと好きに愛し合えば良かろうに」

 

 

流石始皇帝。倫理観的な面では割と合わないなぁ。まぁ、立場も違いすぎるし、しゃーないか。なら問題点を変えよう。

 

 

「いや、あの…そうじゃなくてだな…俺達はこの事件の犯人を探しているわけで…」

 

 

「そうか。それもまた一興よな。では一体何から始めたものか…」

 

 

 

「その必要は無いぞ。マスター」

 

 

「その声は!」

 

 

「犯人はマーリンだ。余が捕まえてみせよう。さぁ、手を取るのだ。マスターよ」

 

 

ヴラド三世

 

単騎バーサーカーといえばヴラド三世。最近は度重なる強化とキャストリアとのシナジーにより場持ちが非常に良くなった。

 

 

 

「おぉ、ヴラド三世まで来てくれるなら百人力だ」

 

 

ヴラド三世の言うがままに手を握るが、何かがおかしい。待て、さっきまでは服で見えなかったが、ヴラドの手はこんなにも華奢だったか?

 

 

 

「…あっ?おい、何してんだよ馬鹿マスター!そいつ、嘘ついてるぞ!」

 

 

オベロンに指摘されるまで全く気がつかなかった…幻術?幻術なのか?いや、違う。

 

 

「ふっふっふ…かかったな、アホが!…なんてね」

 

 

刑部姫

 

実装直後からアサシン枠に君臨するも代表にはなれず、何も得ず。しまいにゃぽっと出のコルデーに代表を奪われたと嘆いていた。最近裏枠が増えた事でマスターが作っていた裏代表を虎視眈々と狙おうとしている。

 

 

「姫の変化A+をご存知ない?」

 

 

「籠城戦に持ち込めば姫に分がある!マーちゃんはいただいちゃうんだから!」

 

「お前達、これ以上下らん事はやめろ」

 

 

「我が夫よ。もう心配はありません。彼は私が捕まえましたから」

 

 

「あいたたた…乱暴だなぁ、君達は…」

 

 

セイバーオルタ

 

星4交換枠で貰ったセイバー。基本渋谷衣装。

全盛期より出番は少し減ったが、最近コヤンスカヤと色々な組み合わせを模索されている。

 

 

モルガン

 

いきなりマスターを夫認定してきたヤバいバーサーカー。コヤンスカヤと組み合わせた周回。あるいは種火や宝物庫の超級を水着ノッブ、エイリークの3人で周回中。他バーサーカーの全解雇は流石に即却下された。

 

 

マーリン

 

花のお兄さん。カルデア胡散臭い男三銃士の一人。周りをからかって遊んでいる。普段はマスター周りのサーヴァントをからかうのが趣味。

高難易度の時だけ参加してちょっと活躍して帰る。

 

 

 

「あ、あの…セイバーオルタさん?モルガン様?」

 

 

 

「貴方も妙な真似をするのはやめなさい」

 

 

「ひっ、すみませんでしたぁぁ!!」

 

 

「そしてマーリン。今回は寛容なマスターに免じて此度はお咎め無しとしてやるが、次はないぞ」

 

 

 

「は、はーい。気をつけまーす」

 

 

今回の星見のティーポット事件はこれにて解決…かと思いきや。

 

 

 

 

「うふふ…甘い、甘すぎますねぇ!ここのカルデアは!あんな嘘つきの言葉を信じて、真相を見逃すとは…それにしてもあの人から事前に買い占めを行ったのは正解でしたね…これからもこれを売り続ければ莫大な利益が…あら?何でこんなところに式神が…はっ!」

 

 

 

式神が爆散し、数多の茶葉は灰塵と化した。元凶は茶葉は滅んだのだ。

 

 

 

「いやはや、実に愉快愉快。自らの勝利を確信した者に圧倒的な敗北を叩きつけて踏み躙る。これ以上の娯楽は他にありませんなぁ!」

 

 

「あら、ド腐れ外道ひねくれ安倍晴明以下陰陽師である蘆屋道満様が私に一体どのようなご用があるのですか?」

 

 

「別に大した用事はありませんよ?用がおありなのは…あちらのお方です」

 

 

「ふむ、話は既に聞いておる。其方は己が利のために例の茶を花の魔術師から買い占めて他のサーヴァント達に売っていた。あろう事か花の魔術師はこのような展開になる事は知りつつ女狐に売った。違うか?」

 

 

「いえ、べ、別にそんな事は…安く仕入れて安く売—」

 

 

「言い訳はおしおき中にでも聞こう。しかしなぁ、感心しないぞ。買い占めた物を高値で売り捌くなど。そんな事が秦で起きれば民草の衣食住に影響が出かねないではないか。其方が得た不純な利益でどれだけの民を養えたか…少し反省してもらわねばな」

 

 

「え、あのちょっと—やめ—」

 

 

そして時を同じ頃にコロンブスが同じように転売をしていたため、コヤンスカヤと仲良く捕まりました。マーリンはもっと怒られました。


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