我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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ハロウィンイベントが遂に始まりましたね!
これからがもう楽しみすぎます!
そして久々に…復刻ハロウィンイベント以来の新サーヴァントが来てくれました!

最後まで見てくださると嬉しいです

イベントがある都合上少し控えめです


ハロウィンイベント開始!

〜開始前のサポート欄

 

「さて、タマモキャットを育て…ん?」

 

特効鯖なら需要あるはず!さて、あとは再臨させ…

 

 

「バーサーカーピースがないな…どうしよ」

 

 

バーサーカー種火も余るし…どうすっかなぁ…

 

 

「ねぇ、バーサーカーの枠でしょ?それってヴラドおじさまじゃ駄目なの?」

 

 

チラッと通りすがったブレイブエリちゃんが圧倒的正論で俺の悩みを吹き飛ばした。

 

 

「…あっ、そうするか。周回してるみんなを休ませたいし」

 

 

「ふん…此度も余に任せよ、マスター」

 

 

こうしてタマモキャットの出番はまた遠のいたのだった。

 

 

〜ハロウィン開始!

 

 

ここは会議室。その名の通り我がカルデアの精鋭サーヴァントとマスターがイベントの時に方針を決めたり、高難易度攻略のパーティーメンバーなどを決める場所である。

 

 

「さて、イベントの概要は大体理解した。そこで言いたい」

 

 

「…刑部姫が欲しい!!」

 

 

『…』

 

 

「あれ?聞こえてない?」

 

 

もしかして聞き取れなかったのだろうか。まぁ、大事な事だし2回目も…いや、何度でも言おう。

 

 

「刑部姫が欲しい!好き!」

 

 

『…はい?』

 

 

「先輩。何故刑部姫が欲しいか…理由を聞かせてもらってもよろしいでしょうか」

 

 

「なんだ、マシュ。お前は反対か?」

 

 

「いえ…確かに今のガチャを引けば効率が上がる礼装も手に入りますし、反対…という訳ではないのですが…さすがにそこまでやるのは意図を理解しかねます」

 

 

「アサシンならウチがおるやろうに…」

 

 

「刑部姫は宝具でサポートするアサシン。酒呑とは十分差別化出来ている。それに三体目を狙っているわけじゃないんだからそこは大目に見てくれ」

 

 

まぁ、酒呑は周りにデバフを盛ってこちらを優位にするから酒呑もサポートしていると言えるのかもしれないが。

 

 

「だが、三騎士の枯渇問題。お前も分かっているだろう?」

 

 

うっ…孔明め。痛い所を突いてくるなぁ…

 

 

セイバーの戦力はアルトリアオルタ。アーチャーはエミヤやエウリュアレ。ランサーは頼光とあと少しでなんとか戦力入り可能なEXヴラド。

 

 

はっきり言ってこれくらいしかいない。星5サーヴァントは三騎士全部合わせても1人もいないのだ。だから正直今更四騎士を増やす必要があるかと言われればない。

 

 

「でもさ…可愛いじゃん!刑部姫!!欲しくならないか!?」

 

 

「ふーん…私はもういいわけ?」

 

 

「何でそうなるんだ、メイヴ。お前は野郎相手に死ぬほど活躍してくれてるだろう」

 

 

高難易度で刺さる時入れていれば必ず勝利に導いてくれる。そんなやつを要らない子呼ばわりなんてするものか。それにメイヴの可愛さと刑部姫の可愛さは別次元なので比べようがない。

 

 

「よって!今から剣豪のフリクエを回って石を回収してガチャにぶち込む!刑部姫を当てる!出なきゃ課金も辞さないぞ!」

 

 

『…』

 

 

(こうして…我々はイベントの真っ只中なのにマスターの提案により、フリクエの石回収に回るのでした…)

 

 

〜周回後

 

 

星5のドスケベ婦長礼装は当たった…あとは刑部姫!お前が当たるなら悔いはないさ!

 

 

「あと石が3個しかない。へへ…当ててやるぜ、刑部姫!!」

 

 

「召喚!」

 

 

「…お願いしますお願いします!」

 

 

マイルームは孔明を当てた実績のあるアルトリアオルタ!さぁ、来てくれ!

 

 

「…ん?金のアサシン!?」

 

 

駄目だ…まだ笑うな…こらえるんだ。カーミラ、ステンノ、ジャックの可能性もある…笑うのは確定してからだ。

 

 

あれ?これは…今まで見たことのない…これ

 

 

「刑部姫!?」

 

 

「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!」

 

 

カルデア中にマスターの奇声が響いた。

 

 

「先輩!どうし…」

 

 

「あー……あ?はいはい、アサシンの刑部姫でーす。ね、もう帰っていいかな?ダメ?あ、そう」

 

 

(ふーん、この子が私のマスターちゃん…なんだか気が合いそう…)

 

 

「刑部姫が来たぞ」

 

 

「先輩!いくら注ぎ込んだのですか!?」

 

 

「違うわ!単発だよ!!メイヴの時も同じ事聞いてさ!」

 

 

俺は出なかったら出なかったで縁がなかったと割り切れるマスターなんだ。お金を使ってまで強引に呼んだりなんかしないよ。

 

 

「さぁ、こっちこっち!お前には今から可能な限りの英才教育を施す。酒呑の育成で一部素材が足りないのは申し訳ないがハロウィンイベント中に必ずお前を最前線で戦えるようにしてあげるからな!約束する!」

 

 

「やめて、マスターちゃん!(わたし)は引きこもりたいのに!」

 

 

「大丈夫だ。育つまでの辛抱だから!俺はお前の力の全てを開放させたいだけなんだ!」

 

 

「そんな必要はなー」

 

 

「さぁ、行くぞ!最終再臨まで真っしぐらだ!!」

 

 

「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

我がカルデアにゲーム仲間が増えました。

 

 

それからマスター、孔明、刑部姫が後にカルデアゲーマー三人衆と呼ばれるようになることにそう時間はかからなかった。




新サーヴァントは刑部姫ちゃんです!
可愛い。素晴らしく可愛い。
他のサーヴァントとはまた違った可愛いさが堪らないです
しばらくアサシンの枠に置くことにします。

刑部姫ちゃんが育ったらまたちょっと書きます!それでは!

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