我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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高難易度を忘れていて、急いで攻略しに行った作者ですw

ギリギリ滑り込んで勝ってきました。時間もなくて多少内容がお粗末ですが、見ていただければ嬉しいです。


次回は新しく手に入れたサーヴァントの話を少々しますね。




今更すぎるセイバーウォーズ 高難易度攻略!

今日も気持ちの良い朝だ。さて、早速朝ご飯でも食べに…

 

 

「すぅ…すぅ…」

 

 

あら?俺のベッドに誰かいるのか…?もしかして…新たな刺客!?

 

 

「…あら、おはよう。マスター」

 

 

急いで振り返ったが、一緒にいたのはマタ・ハリだったのか。何だ、驚かせるなよ…

 

 

「うん、おはよ」

 

 

「…あれ?何だか反応が薄くない?」

 

 

「いや、だって起きたら誰かが寝てるって状況はよくあったし」

 

 

まずぶっちぎりNo.1の清姫を始め、静謐ちゃん、牛若丸、酒呑ちゃん、アビー、刑部姫、etc…

 

 

布団に先回りされていたり、酔っ払って部屋間違えて来たり、ゲームしてたらそのまんま寝落ちしたとか理由は色々あるけどもう慣れてしまったのだ。今じゃ余程のことがない限りは驚かないと思う。

 

 

「マスターを労ってあげようと思って来てみたけれど…慣れって恐ろしいのね」

 

 

「ん、労う?」

 

 

「えぇ、マスターがアーサー王と柳生のお爺様を育成してからモチベーションがイマイチだって聞いたから添い寝でも…と思ってね」

 

 

さっきも言いましたが、清姫や静謐ちゃんで慣れてしまったんです。慣れてしまってごめんなさい。本当にごめんなさい。

 

 

「気持ちはすげー嬉しいよ、ありがとう。…そういや俺…何か忘れている気がするんだけど心当たりあったりするのか?」

 

 

「あら…?それはもっと先のことがしたい…って言いたいの?」

 

 

「えっ、あ、いや、その…別にそういう意味は…」

 

 

「忘れているのは高難易度攻略よ!いくらセイバーが少なくてやる気出ないからって腑抜けてんじゃないわよ。ほら、早く支度しなさい。マスター」

 

 

あぁ!襟を引っ張るな、メルトリリス!待って!今礼装着てないから!支度させろって!

 

 

〜高難易度作戦会議

 

 

今回の作戦会議からアーサー・ペンドラゴンが新たに入り、我がカルデア精鋭達による高難易度攻略法を探っていた

 

 

「セイバーウォーズの高難易度は敵クラス?か。いつもの耐久パ行くか?」

 

 

いつもの耐久パとは。ジャンヌ・孔明・玉藻。そしてお好みで孔明をホームズやアビーに変えることで完成するパーフェクトな布陣だ。

いやぁ、こうも緩い戦いが続くとどんどん楽な勝ち方を探しちまうからいけない。だが、どんな勝ちでも勝ちには変わらない。時間もないし、さっさと攻略しにー

 

 

「マスター、それだとライダーやバーサーカーがボスだった時の対処が難しくなるぞ」

 

 

「確かに…」

 

 

耐久パの要である玉藻の前は無論キャスターである。故にバーサーカーやライダーから集中砲火されたら死ぬ。アビーはどちらも平気だが、バーサーカーが強ければホームズやジャンヌは死ぬ。

 

 

「それじゃあ、ギルガメー」

 

 

『ダメ!そんなんじゃネタにならないよ!』

 

 

「なぁ、刑部姫。ネタになるならないってそんなに重要か?」

 

 

さっさと終わらせてハンティングしたり、本格スマホカードゲームしようぜ?

 

 

『いや、ネタになるならない以前にさ。カルデアの高難易度攻略なんかは全部ファイルでまとめられるんだよ?ファイル開いたら全部友人に頼んで来てもらった英雄王。報告書に書ける?』

 

 

「刑部姫…お前少しはまともな事言うじゃないか」

 

 

いつもだったら割と楽な方向に流されていくはずなのに…成長しー

 

 

『だって今回姫の出番ないわけでしょ?だからパーティ考えるのはマスターちゃんなわけだし、頑張って!』

 

 

「意地でもお前をパーティにねじ込んでやろうか?」

 

 

『ごめんなさい、姫もパーティ考えるからそれだけはやめてください』

 

 

〜数分後

 

 

「結果こうなりました!」

 

メイン

 

玉藻の前

礼装 2030年

 

シャーロック・ホームズ

礼装 凸腋

 

天草士郎時貞(フレンズ)

礼装 凸腋

 

 

サブ

 

諸葛孔明

礼装 アフターヌーン・パーティー

 

 

ヴラド三世

礼装 凸アルトリアの星

 

 

マシュ

礼装 なし

 

 

マスター礼装

カルデア戦闘服

 

 

「なぁ、マシュを行かせて大丈夫なのか?孔明の礼装を凸カムランに変えてマタ・ハリ(絆7)に変えた方が…」

 

 

「問題ありません!ばっちり行けますよ、先輩!」

 

 

マタ・ハリの名前出すのはまずかったか?もしかしたらそれで無理に張り合おうとしているのかもしれない。ここはしっかり言ってやる必要が…

 

 

「マスター、君が彼女に対して過保護になるのは分からんでもない。しかし、そろそろ頃合いでは…とも思わないかね?」

 

 

「新宿のアーチャー…よし、分かった。でもこれはあくまで高難易度。無茶はするなよ」

 

 

「はい、先輩!誠心誠意努めます!」

 

 

 

 

双腕(ツインアーム)・零次集束《ビッグクランチ》!!」

 

 

みんなで考えた結果。天草四郎の宝具で厄介なバフを全消ししながら大ダメージを与える。これを玉藻達で何度も繰り返すというのが今回の計画だ。

 

 

「バリツ!!」

 

 

そしてホームズも加えたサブプラン付き。これはいける!勝てるぞ!

 

 

「ーーーッ!!!」

 

 

「不敬…不敬デアルゾ…」

 

 

「マスター…どうやらフラグというやつを立ててしまったみたいだね」

 

 

「すまん、本当にすまん」

 

 

一人はバーサーカー・呂布奉先…おまけに強化もされてんだけど!攻撃力、防御力が上がってチャージも増加。

 

 

そしてもう一人。アルトリウム侵食率120%…つまり今回の元凶であるやつがアサシンのニトクリス。呂布と同じく攻撃力・防御力が上がった。そして呂布と違うのがクリティカル威力増加か。

 

 

 

「いえいえ、構いませんよ。これくらいはマスターも想定内でしょう。マスター、そろそろ終わらせましょう」

 

 

 

「宝具を高速回転!天草に宝具を連打させろ!!」

 

 

 

双腕(ツインアーム)・零次集束《ビッグクランチ》!!」

 

 

かかったターン 16ターン

ノーコン、ノー令呪

試行回数1回

 

 

 

 

「お疲れ様。天草四郎」

 

 

「お疲れ様です。また近いうちにでも私がかつて参加した聖杯戦争…つまりFate/Apocryphaコラボでお会いすることでしょう。そちらでもよろしくお願いしますね」

 

 

「何か良からぬことを企んではいませんよね?」

 

 

かつて死闘を繰り広げたらしいジャンヌが天草をジト目で睨む。

一体どれだけの因縁があったのだろうか。彼女がここまで警戒しているなんて恐らく俺には想像も出来ない程のことなのだろう。

 

 

「…ははっ、どうでしょうね。今回登場する私は厳密に言うなれば今ここにいる私ではありませんし…それに種を明かしてしまってはせっかくのお楽しみが台無しですよ」

 

 

天草四郎。こいつも相変わらず何考えているか分からんな…

 

 

「ふん、関係あるまい。此奴が何を考えていようと我々がやる事は変わらん。…だろう?マスター」

 

 

「あぁ、そうだな。ヴラド」

 

 

もしジャンヌが想像しているような悪巧みをしていれば全力で止める。それだけだ。

 

 

「んー、せっかく君と組んで悪事を成すチャンスだと思っていたんだが…」

 

 

「おい、アポのコラボなのに出張るな。新茶」

 

 

「冗談さ、冗談…流石にそういう時は弁えるよ?ところでマスター。ヒロインXオルタは…今どこにいると思う?」

 

 

あれ?確かに少し前まで俺の側にいー

 

 

『食料庫に侵入者だ!侵入者がいるぞ!!』

 

 

「えっくすぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 

 

あいつめ!あれだけ食料庫から勝手に取るなと言ったのに!!

 

 

「それでは…Fate/Apocryphaコラボでまたお会いしましょう。ゴールデンウィーク辺りに事を起こす予定ですのでその時はよろしくお願いしますね」


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