作者は宿題を最初に全てやるタイプか全て後回しにするタイプかと問われたらその中間のまず最初にある程度ザッとやって、最後にもガッとやるタイプであると答えますw
そんなギリギリの中、出した瞬間即ぶっ潰してきた高難易度空の境界の攻略てす!
もちろんネタバレありますんで注意してくださいね
「…では、ジョーカーだ」
『
『
新宿のアーチャー、アタランテ、えっちゃんの3人の同時宝具。50万近くあったアルペンさんは一瞬で倒れた。
「敵セイバーの撃破を確認。これより帰還します」
〜
「お疲れ様。…で、次の高難易度もセイバーだからちょっと悪いが引き続きよろしくなっ」
「ふん…!」
ん?勢いよく右手を振り下ろしてきた。つまり一体…
「え、どゆこと?」
「すっとぼけないでください。これ以上労働を強要するなら追加料金を請求します」
しまった。えっちゃんは一定のオルトリアクター供給がなければ意地でも動かないんだった。
「後払いは?」
「今ください。くれないなら部屋に戻らせていただきます」
えぇ!?困るよそれ。こちとらフレンズの力が借りられないからフレンズ無しでも完成形になっている対セイバー用Qパを使いたいのに!
つーかオルトリアクターって供給可能なもんが限られてくるから困る。
余談だが、俺は甘い物が大好物で日頃チョコや飴などの甘い物を携帯している。そしてたまーにそれをアビーや邪ンタなんかにやったりするんだが、えっちゃんはそれでは満足してくれない。
彼女が求めてくるものは和三盆(お茶込み)を筆頭に老舗にあるような精巧な和菓子。もちろん金額もお菓子とは思えない金額なことに加え、アルトリア系特有の大食いは彼女もなのでえっちゃんの要望を聞き続ければ俺の所持金など容易く吹き飛ぶ。言うまでもなくそんなものを持ち運ぶわけにはいかないので手軽に餌付ーゲフンゲフン…機嫌を取れないのも痛い。
もちろん俺の財布事情も大事だが、背に腹はかえられな…
「しゃーねーな、ちょっといい所の和菓子を姫ちゃんに注文するように頼ー」
「マスター、彼女の力を借りなくとも君は勝利出来るよ」
あら、えっちゃん。誰なんだ、こいつは。とでも言いたげな顔をしているが…お前がこいつとこうやって顔を合わせるのは初めてだったか?
「何故ならマスターには…私がいるのだからね。君がかなり前から完成させていたパーティがどんなものか。今一度思い出してみるといい」
「シャーロック・ホームズ」
〜空の境界 revival 高難易度編成
メイン
ジャンヌ・ダルク
礼装 2030年
アーラシュ
礼装 カレスコ
シャーロック・ホームズ
礼装 ニュー・ビギニング
サブ
諸葛孔明
礼装 2030年
エミヤ
礼装 なし
ふじのん(サポート固定枠)
礼装 なし
やっぱり安定感が違うな。ジャンヌとホームズがいるだけでどこでも勝てる気すらしてくる。無敵貫通とか来たらもれなく全滅だが。
まぁ、もしも無敵貫通があったら宝具重なったヴラドを主軸に玉藻、孔明、ホームズでゴリ押せばいいか。
というか剣豪でもあったなぁ…こういう縛り。ふじのんにはあまり期待しないでおくか。まぁ、ふじのんがいなくてもこいつらで余裕だろう。
〜勝負開始!
「マスター、この度は私がお相手させていたー」
「
すまない、こんな役割を任せてすまない。どうしてもあの邪魔な後ろの雑魚敵を削らなきゃいけなかったんだ。
「まぁ、いいってことよ。そんじゃっ、あとは頼むぜ…」
「開始早々、特効を仕掛けるなんて…無粋な人ね」
「わりーな。せっかくの楽しい戦いに邪魔者が混ざってたらつい排除したくなっちまってな。それでもまだいるみてーだが」
体力30万が消せない永続ガッツ1回付きとか反則だろ。
「それでは、まずは肩慣らしの時間といこうかしら」
アーラシュの次に来る孔明で初速を上げる!あくまで孔明のスキルでのNP供給優先順位はジャンヌ>孔明>ホームズ。
ジャンヌは溜まれば即撃ち。ホームズの宝具でチェイン出来れば好ましい。
式の宝具は全体宝具で即死が入ってくるのでジャンヌの宝具で無理に防ごうとすれば即死で死ぬ。
一か八かのギャンブルは今する局面ではないのでパスしたい。おまけに試行回数を増やせば必ずどこかで綻んで死ぬし。
ゲージにゆとりがある内なら式は無視。後ろの邪魔なやつを削る。そして孔明の宝具が発動可能に入ればバスターで式を攻撃して2ゲージ減らす。
よし、ヴィジョンは見えている。
「じゃっ、まずはそいつを排除させていただく。そうしたらゆっくりお前の相手をしてやろう」
〜
「どうだ、式!これで邪魔者は消えたぞ」
式は毎ターンバスターを1回回避とバスターを受けたらチャージ減のデメリットが付与されるのか。(両方効果は1ターン)
最初は少し驚いたが、慣れればどうということはない。
「ふふっ、戦いはまだまだこれからですよ」
こちらはありとあらゆる防御手段を用意してきた。ジャンヌの宝具を孔明達で高速回転。これで体力の問題は一通り解決。
1ゲージ割ってから起こる毎ターンゲージが増える問題もバスターを打ち続け、バスターがなければホームズの宝具封印、ジャンヌやガンドによるスタンで凌げる。
そんな一進一退の攻防の末、やっと見えてきた勝利の方程式は唐突に綻んだ。
〜
「もう宝具を凌ぐ手段がねぇ…」
ジャンヌの宝具でも問答無用で即死は入る。ならやるしかない!
「オーダーチェンジ!カードが2枚ある孔明を入れ替えてふじのんを呼ぶ!」
この状況なら止むを得ない。ふじのんにはガッツがあるから即死入っても死にはしない。だが、可能であればバスター来い!
「…っしゃぁ!!」
バスター来たぜ。なんならここはふじのんにNP供給しながら宝具打たせれば…
「あれ?」
こいつ常に攻撃力、バスターのバフが入ってやがる。防御デバフが常にあるデメリットを除いてもこいつを守ってやれば…いける!
「こりゃあ、嬉しい誤算だったぜ。今思えばお前の回避は必中で攻撃可能だし、即死はガッツで耐えられるし、防御デバフを盛る時に付与される体力減少のデメリットはジャンヌが消せば実質ノーリスク!」
ここまで来ると最早こいつの接待試合なんじゃないかとつい疑いたくなるな。
「これで俺の負け筋は消えた。さぁ、終わりにしよう。両儀式」
〜
「…最後の戦い、とても楽しかったわ。次があるとしたら…そうね、あれだけ堂々と勝ちを宣言しておきながら藤乃さん一人にまで追い詰められる。なんてならないくらいに貴方が強くなったら…またお会いしましょうね」
…悔しいが言い返せない。結局一度だけは宝具を防げず、即死でかなり落とされたからなぁ…最後の最後で直死の魔眼してくんのも想定外だったし。
「それでは、またね」
空の境界 revival クリア
かかったターン 30
ノーコン、ノー令呪
〜
「…何ですか、いきなり私のところへ来て。全く…私がいたらもっと早くクリアしていましたよ」
「そうか。悪いな、お前が最適解だったのに出番奪うような真似しちまって」
「マスターは割り切ったり、受け入れたりが早すぎます。たまには…ワガママの一つや二つくらい聞いてあげますから。遠慮なく言ってください、マスターさん」
「だったら…一緒にのんびり休もうか。1200万DLは俺の勘が正しかったら恐らく水曜日。最終日だろうと月末は月末だと言い張ってくるに違いない。なら明日は休んでおかないか?正直俺は疲れた」
200体狩系が特に辛かった。途中で何回もやめたくなったよ…
「…随分な体たらくですね、マスターさん。ですが、いいでしょう。私も付き合いますよ。そしてこたつと言えば和菓子ですよね。用意…してきてくださいね?」
さてはバーサーカーだな、オメー。…やれやれ、最近まともな和菓子あげてなかったし、今回ぐらいは用意しておいてやるか。
ヴラド公がすり抜けてきました。
えっちゃん推しの私としてはえっちゃんを置きたいのに宝具が上がったせいで明らかに差が付けられてしまったのでヴラド公をそのままにするか趣味を貫いてえっちゃんを置くか迷っている作者です。
サポ欄は好きにしろと言う方もいますが、やはり需要は気になるわけでして…やっぱオルタニキや頼光みたいな特別なやつがいない限りは宝具レベルが高い方が需要多いですよね…
次回はよりえっちゃんの日常に寄せる予定です。それでは!