我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

39 / 58
そういえばメイヴちゃんのモーション変わりましたね…
唐突すぎてビックリしましたが、結構いい感じでした。ナイス、運営

ただただ他に変えるサーヴァントがいなかったの?とも思いますがw

今日はツイッターで絡んでるとある人から今更高難易度やったの?遅くね?って感じで煽られたんで急いで投稿しときます

※無論高難易度のネタバレ含みます





高難易度攻略!バレンタイン2018 おまけ入りチョコ祭

「っ…いっち、にー、さん、しー、ごー、ろく、しち、はち!にー、にっ、さん、しー、ごー、ろく、しち、はち!」

 

 

準備体操は念入りに!急に動いたら身体壊すからな。

 

 

「何をしているんだ?マスター」

 

 

「あぁ、アタランテか。ちょうどトレーニング中でな。カルデアのみんなからチョコ貰ったから太らないように運動してるんだ。次は短距離ダッシュを10本3セットの予定だ」

 

 

常にトレーニングしておいて機敏に動けるようにしとかなきゃな。もし運動不足でカルデア戦闘服が着れなくなったら一大事だ。

 

 

軽めでもしっかり欠かさずやらなくてはな。

 

 

「その練習。私も付き合おうか?マスター」

 

 

おっ、アタランテが付き合ってくれるのか。なら受けない理由はないだろう。

 

 

「じゃあ、お願いします」

 

 

〜1時間後

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…アタランテ早すぎ…さすがギリシャ神話で最速だっただけあるよな」

 

 

ただでさえ速いのにアルカディア越えや追い込みの美学があるんだから普通の人間じゃ全く太刀打ち出来ない。胸を借りるぐらいの軽い気持ちで走ってみたが、ハンデを貰っても全然勝てなかった。

 

 

「いつか…私に勝てるぐらい速くなってみせろ。その時は…」

 

 

「その時は…?」

 

 

『先輩、そろそろ高難易度攻略会議が始まりますよ!すぐ来てください!』

 

 

あっ、もうそんな時間か。そろそろ攻略入るか。ネタバレくらわないように事前情報避け続けてるのもアレだし。

 

 

「じゃっ、高難易度攻略行ってくるわ」

 

 

「待て、マスター」

 

 

「ん?どうした?」

 

 

「高難易度攻略。汝を見定める良い機会だ。私も同行しよう」

 

 

「アタランテ。なら一緒に行くか」

 

 

見定める…か。今回は本気でやらなきゃな。いつも本気だけど。

 

 

〜作戦会議室

 

 

「さて、今回の敵クラスは…え?また不明かよ」

 

 

クラスが【?】の表記になってるっつーことはやはり色々なクラスが出るっつーことだろうか。

 

 

バーサーカーでゴリ押すことも考えたが、ヴラド三世はそんな頭の悪い攻略法で勝てるサーヴァントではないので却下。

 

 

「今回のイベント…どんなサーヴァントが主にストーリーに絡んだか…思い出したまえ」

 

 

今回出たキャラか。

 

 

開幕『好き!!(挨拶)』をかまし、セミラミスの空中庭園に忍び込んできた清姫。

 

農作業をしてたランサー達。素人は黙っとれ。

 

パラケル君。エジソン、テスラ。ネロ、エリちゃん。術ジル。作家陣。えっちゃん。イリヤちゃん。etc…

 

 

候補が多すぎて絞り切れないな。

 

 

「じゃっ、今回はあいつを使うか」

 

 

メイン

 

 

ジャンヌ・ダルク

礼装 2030年

 

玉藻の前

礼装 凸柔らかな慈愛

 

アビゲイル

礼装 凸春風遊歩道

 

 

サブ

 

マタ・ハリ

礼装 凸カムランの丘

 

アルトリア・オルタ

礼装 凸聖夜の晩餐

 

宮本武蔵

礼装 凸はじめてのバレンタイン

 

 

 

「ねぇ、だから何でしれっとマタ・ハリ入れてるの?」

 

 

姫ちゃんよ…何度も言っているじゃないか。

 

 

「低コストで魅力可能でスキルによる敵スキルの封殺。それに…」

 

 

「それは前に聞いた!」

 

 

「…アンデルセンとか万が一の時、玉藻の代わりになりそうなサーヴァントが育ってないからです」

 

※作者はマシュが力を取り戻すまでは極力マシュ縛りをしています。

 

 

「分かった。まぁ、なんだかんだいつも活躍しているのは認めるし…頑張って」

 

 

「よし、攻略開始!」

 

 

 

 

「ん、相手はチョコレート?」

 

 

チョコレートの体力が異常なまでに低い。中に本命がいるのだろう。なら今はしっかりNPを稼いでいこう。

 

 

「さぁ、中身は!?」

 

 

「好き!!(挨拶)」

 

 

 

知ってた。ノルマ達成。よし、今回のイベントの仕組みは理解出来た。これを一人ずつ倒せばいいんだな。

 

 

「玉藻は宝具でローテを回しながら危なくなったやつを回復をしてやってくれ!ジャンヌはしっかりゲージを溜めて相手の宝具に備えろ!アビーは強化解除しながら攻めろ!」

 

 

『了解!』

 

 

相手サーヴァントが倒せる圏内に入っていない限りは基本Aチェイン優先。しっかり管理していかなきゃな。

 

 

「さぁ、ますたぁ!私の愛を!受け取ってください!」

 

 

 

 

清姫。女王メイヴ。ネロ(剣)。パラケルスス。クレオパトラ。えっちゃん。

 

 

これで6人のサーヴァントを撃破した。3人とも体力にはしっかりとゆとりがあるベストコンディションだ。えっちゃんのチョコが来る前から来ていたが、ゲージ3つの不穏さからずっと無視して来たチョコ。開けるしかない!

 

 

パリィン!!

 

 

「ふっふっふ…一番最後はこの私だ!」

 

 

「…」

 

 

「ねぇ、リアクション薄くない?いや、私一応神様だからね?」

 

 

あっ、そういやこの人がこのイベントの発端だったな。

 

 

「甘く見てると吹っ飛ばすぜい?」

 

 

「うきゅっ!」

 

 

玉藻!?

 

 

「…すみません、マスター…油断しました」

 

 

いや、油断とかのレベルじゃねぇって…体力9割はあった玉藻があっという間にギリギリまで追い詰めやがった…防御バフがなきゃどうなってたか…

 

 

「お前に無敵を付与する!このターンを耐えれば回復で安全圏内までいける!耐えてくれ!」

 

 

「ふっふっふ…そんな悠長に構えている暇があるのかニャ?いくら耐久に優れたサーヴァントを連れてこようとこの数多の強化の前では最早無意味。悪あがきはよしな」

 

 

ちっ、同じスキル2回も掛け合わせやがった…CTって知ってんのか?

 

 

「いーや、無意味なのはお前だよ、ジャガーマン。アビー」

 

 

「えぇ、任せて」

 

 

この高難易度攻略において、パトラの皇帝特権や無敵。えっちゃんのQバフ。極めつけはネロの3回ガッツまで。ありとあらゆるバフを消し去って今回のMVP待ったなしの少女を知らないマンか!?

 

 

光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)…』

 

 

よし、全バフ解除完了!

 

 

「ぐぬぬ…ジャガーの戦士は諦めないニャ!こっから私の大逆転劇が…」

 

 

 

始まりませんでした。

 

 

「わ、私の初めての出番がこんな扱いとは…マスター、願わくば…もっと出番。…よこ、せ…ニャ」

 

 

かかったターン 51ターン

ノーコンテニュー

使った令呪 0画

倒れたサーヴァント 0

 

 

「よっしゃあ!勝ったぜ」

 

 

「マスター!私、初めて高難易度に貢献出来たわ!」

 

 

いや、初めてってわけでもないんじゃね?贋作英霊の時とかも…

 

 

「あの時はギルガメッシュさんのサポートだけだったから…私の力をここまで引き出してくれて…ありがとう、マスター」

 

 

「…どういたしまして。そこまで言ってもらえるとマスター冥利につきるな」

 

 

今回はアビーの可能性を感じた高難易度攻略だった。これからももっとこいつの実力を引き出せるよう頑張んなきゃな。

 

 

〜食堂

 

 

クリアして一息つこうと俺はエミヤのところでデザートを注文した。アタランテを呼んで。

 

 

「…で、俺はマスターとして合格か?」

 

 

アタランテは結構厳しそうだからな。お眼鏡に叶うかどうか…

 

 

「あぁ、申し分ない。あんなにも子供達に信頼され、好かれているマスターだ。そんなマスターが悪いマスターだと思うか?」

 

 

お前の判断基準はそこか。まぁ、いいけど。

 

 

「そうか。お前にそう言ってもらえると嬉しいよ」

 

 

「マスター、出来上がったぞ。だが、何故急にアップルパイを?」

 

 

「今日はアップルパイの気分でさ。アタランテも要るか?」

 

 

「…いただこう」

 

 

可愛いな。アタランテの好きなものは言うまでもなく、事前に調査済みだがこんなにも嬉しそうな顔をするとは。

 

 

早速切り分けて…

 

 

「マスター!アタランテさん!」

 

 

「おっ、アビーじゃないか」

 

 

「ちょうどいい所に来たな。アビー、ほら」

 

 

『あーん』

 

 

あれ?左を見ると俺と全く同じことをしている人が…

 

 

「ふふっ、ありがとう。マスター、アタランテさん」

 

 

そんな俺達二人から差し出されたアップルパイを頬張るアビー。やっぱり可愛いなぁ…見ていると癒されるというか…

 

 

アタランテも子供と接している時はなんだか笑顔いっぱいでいいな。もちろん普段のカッコいい所もいいけど。

 

 

「一人だけデザートなんてズルいです!私にもください!」

 

 

「…美味しそうなデザートですね。私にも一口ください」

 

 

邪ンタにアナちゃん!?どうしてここに…

 

 

「あっ、おい待て!勝手に食うな!ちゃんと俺の分残しとけよ!」




今回もちょっとアタランテメインでしたねw

実はApocryphaの時からアタランテが本当に好きで…しばらく引けなかったら次の配布まで待つかアタランテをネタに新しい小説でも書こうかと検討するぐらいに欲しかったんです。


あとApocrypha後半のアタランテが見ていて辛かったので明るいネタで書かせていただきました。


アタランテの好きな子供達…我がカルデアにはカルデア三代幼女が一人しかいないので残り二人も狙わなくては…! それでは!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。